応援コメント

35 終着点」への応援コメント

  • こんにちは。ついに、ついに…読み終えましたあああ!!泣 この次のラストエピソードも拝見済みですが、今までも惑星ごとにまとめてきたのでまずはヒモナス編の感想から。

    始終どっきどっきしながら読んでおりました((((;゚Д゚)))))))困難が訪れることは予想していましたが、まさか着いてすぐだなんて!泣 ふたりで雪を見てからでもよかったじゃないか、わーん!(どちらもよくはない)黒幕も予想通りのキースでしたが、娘殺しの真相は予想の上をいくものでヒャアアアってなりました。こ、これは辛い……!宇宙船だって大きな道具には違いないのですもの、たしかに他人に操られたらただの凶器ですよね。このあたりすごくSF感があるし宇宙空間ではもうどうやったって人間にできることなんかなくて、イヴァンの呆然とした気持ちがひしひし伝わってきて辛かったです。良い……!

    ううーんキース、ズルい男なんですけど最後に魅せてくれましたね!自分を殺して欲しかったのか……。スノウみたいな女の子なんてわざわざ連れて来なくても自分や部下でも殺せただろうに、きっとスノウを守るためにならイヴァンは自分に銃口を向けるだろうって思ったのかな、なんて。嫌気が差して自分だけこれまでの大罪から解放されたいと言えば都合の良い男ですけど、なんとなく彼のことも嫌いになれなかったりします。いつでも始末できただろうに、記憶が戻らなければイヴァンをあのまま平穏に生かすつもりでもあったのでしょうし。優秀だからこそ難しくて汚い仕事に引っ張りだこになってしまったけれど、世が世なら近所の良いおまわりさんとかになってそう。たくさんのものを守ってきたつもりが気づけば血に染まりすぎていて、だからこそ最後ぐらいは自分の“ディアレスト”に恥じない死に方をしたかったのかな、とも(私の感じたことですので、よしのさんの意図と違っていたらすみません;)。撃ってあげるイヴァン相変わらず優しいんだからもう。すき。

    車の中で身を寄せ合い、ついに溶け合ったふたりには感涙しかなかったです。よかった…よかったねえ…!ヽ(;▽;)もう一度、今度はなにもかもの始まりとなった“魔法の指輪”を嵌めてのプロポーズはとてもロマンチックなんですけど、危機迫る状況下なのでとても切なくもあって大好きです(情緒)。『初めて心から愛する人に抱かれた』というスノウの語りにこれまでの苦悩がひしひしと詰まっていて涙でした。ずっとずっと待っていましたもんね。できたら温かいシーツの上のほうがよかったでしょうけど、きっとそんなの関係ないくらいこの時の彼女は幸せだったことでしょう。雪があるからなんとか水分補給はできるもの、がんばれ…!と願ってましたが、ふたりとも救出されて本当によかったー!!涙

    はっ、流れるようにこの次のコメントも書きそうになった…!ちょっと分割しますね!

    作者からの返信

    文遠ぶんさま

    ありがとうございます……!!この二日何回ぶんさんの感想とレビュー読み返したでしょうか。あっち読んでこっち読んでまたあっち読んで……とあわや永久機関でした。それだけ嬉しかっんたです。本当にありがとうございます。

    クライマックスのヒモナス編は始まった途端にイヴァンとスノウの別れがきちゃうんですよね。あっけないものにしたかったんです。現実がガッ!と容赦なくふたりの繋いだ手をえぐり取っていくような。その分、スノウが雪に埋もれるシーンはじっくりと書きました。スノウに関してはここが一番思いをこめて執筆したシーンです。
    娘殺しの真相は読んだ方全てに「うわわひでぇぇ…!」ってなって頂きたくて書いたので、予想の上をいってて良かったです。戦争の生み出す人間の狂気を描いたつもりですが、イヴァンには非情すぎる現実ですよね。イヴァンごめんね…。でもそういうことだったんです。ちなみに連載時はここの更新が元日にあたっちゃって、年明けからなんてもん読ませるんだというお声もあって申し訳なかったなあ、という思い出も。

    キース。彼は最初単なる悪役だったんですが、バックボーンを考えているウチにいつのまにかタイトル回収役にまでなってしまって。狡い男なんですよ。弱くて、甘くて、残酷な男です。でも仰るとおり優秀だったんでしょうね。彼がどうしてこういう汚れ仕事に手を染めたのかは、色々考えるところあるんですが、きっと「優秀な軍人」だったことは間違いなくて。本当に平和な世だったら世の役に立つ優れた人材だったんだろうと思います。皮肉ですね。そしてご指摘の通り、彼がスノウを殺さず雪原までイヴァンとセットで連れてきたのは、自分が確実に殺されるためです。あそこでグズグズしてたらスノウの命に関わりますから。イヴァンはまんまと彼の作戦に嵌まったわけです。スノウがいなかったらイヴァンはキースを殺さないで、ちゃんとした裁きの場に引っ張り出そうと尽力したことでしょう。キースはほんと、どこまでも狡く、優秀で、そして弱い人間です。

    そして車内で結ばれた二人ですが、もうここはスノウの喜びと幸せを表そうとそう照れもなく穏やかな気持ちで綴りました。イヴァンもスノウも死を意識してて、これがもう最後だと思ってのことですしね。私にとってはどうあっても省けないシーンなんです。そしてそのあとのイヴァンのプロポーズ。自分たちにそんな未来が与えられるのか分からぬまま、ふたりはこの時間を過ごしたと思うのですが、それでも間違いなくこのとき、イヴァンとスノウは心から幸せだったんだろうと思います……。

    ヒモナス編に関してはほんと私もとめどなく書いてしまいそうですので、この辺にしておきますが、とにかくぶんさんが真摯にイヴァンとスノウを見つめてくださったことが嬉しくて。
    感謝申し上げます。
    終章のコメントもありがとうございます。返信、少々お待ちくださいね。あー、ぶんさんとこうしてここで話せるのもあと少しと思うと寂しいです……!

    編集済
  • あちら側も彼らを探していたのですね……!
    これで助かりそう&真実を証言することが奥さんと娘へのせめてもの供養になりますように……。

    作者からの返信

    Veilchen(悠井すみれ)さま

    ありがとうございます…!
    ドキドキさせてしまいましたが、思わぬところからの
    助けの手が来ました…・…!
    書き手ながらほっとしています。
    そうですね、このままでは一番かわいそうなのが
    ターニャとナターシャですから。イヴァンはどうしたか。
    次回最終話ですので、どうぞ最後までお付き合いくだされば幸いです。

  • おお、助けがあった! 良かった!
    国際軍事法廷ということは、殺されずに済みそう。
    イヴァンさんは真実をすべてさらけ出すだろうか。そうしたら、政府から恨まれそうだけど。
    次が最後ということで、楽しみにしております。

    作者からの返信

    lachs ヤケザケさま

    いつもありがとうございます…!
    はい、なんとか救助が間に合いました。
    イヴァンとスノウ、生きております。
    そして物語はフィナーレへ……。イヴァンは法廷でどうしたか。

    ここまでお付き合い下さいまして感謝しかないです。
    どうぞ最後までお見届けいただけますよう!