返信は不要です。
戦争が終わった後の虚しさがよく描かれており、文章力の高さを感じました。
本編にもお邪魔させていただきました。
数日前に、前日譚・外伝企画をしていた者です。
外伝に登場していた青い石は、こんな重みのあった出会いだったのですね。
イヴァンの義眼をそのまま身につけてるかと思いきや、軍事機密モノだったのでポケットマネーでアクアマリンの指輪に交換……ほんとにいい人ですね、軍人さん。
それにしても、義眼とはいえ虹彩を指輪にするセンスがすごい。そして青い石を通して、イヴァンの瞳に思いを馳せるスノウというつなげ方も、見事なものだと思います。
両者の思いが交錯する導入部。
これからどう転がって、あの外伝につながるのか楽しみです。
続きも読ませてもらいます。
作者からの返信
源かしこさま
ようこそ『ディ・ア・レ・スト』本編にいらっしゃいました。
ありがとうございます……!
はい、青い石は実は義眼なのでした。もともと「傷痍軍人が義眼を落とす」というシュチュエーションを思いついた所から書き始めた物語なので、導入部はそのエピソードをイヴァンとスノウの両視点から描いています。
次話から、両者の視点が交互に入れ替わりながらストーリーが進みます。恐らく、外伝からお読みになって下さった方は源さまがはじめてなのではないでしょうか。ですので、源さまならではのご感想、ぜひ拝聴したいです……! (あ、勿論ご無理無い範囲で!)どうぞこの先も楽しんで下さいませ。
はじめまして。
戦争が終わっても人の傷や諍いは消えていない重い世界観がリアリティ溢れて描写されていて、一気に惹き込まれました。
お互いの視点で描かれているエピソードも綺麗でした。
それぞれに深い傷を抱えている二人が、今後どうなっていくのか楽しみです。
作者からの返信
スキマ参魚さま
ようこそおいでくださいました。ありがとうございます……!
こちら、戦争の話、というか「戦争とはひとの心の中で何時終わるのか」というテーマをもって綴った作品です。それを、序盤で汲み取ってくださいましたこと、とても嬉しいです。感謝申し上げます。
次からは章ごとにスノウとイヴァンの視点が入れ替わりで描かれてゆきます。寄る辺ない旅の果て、お互いの傷は癒やされるのか、それとも……? という展開ですが、どうぞ今後ともお楽しみいただければ幸いです。
初めまして。ところどころでお名前を拝見することがあり、どんな作品をお書きになるんだろうと勝手ながら気になっておりまして、お邪魔しました。
この話、ここからどうなっていくんだろうととてもわくわくしますね。
イヴァンさんはもともと軍人だから(しかも傷痍軍人さん!)もちろんだし、スノウちゃんも望まない仕事を押しつけられて生きてきたわけですから、傷のようなものを抱えている……その二人が出会うところから物語が始まるというのが、なんだろう、すごく惹かれるものがあるんです。
二人が幸せになる未来が見たい……このお話の着地点がどこにあるのかは分かりませんが、幸せを祈って読もうと思います(もしバッドエンドでも大丈夫です!)
それにしても、イヴァンさん、律儀な人だな……
落とし物を拾った人の身になってしまって、返してと言えない。
でもその相手が危険になったら、私財を擲ってでも助けようとするし、代わりの綺麗なものを与えようとする。
すごく優しい人ですよね。この方が、本当に軍人をしてらっしゃったのか……
どんな思いで戦いに臨んでいたんだろう。きっと自分の心を摩耗させていたんじゃないかな……
怪我によって、しかも取り返しのつかないような大怪我によってですけど、この方が戦いから解放されて、私はほっとしてしまいます。
どうかどうか、二人の未来が幸せに繋がっていますように……
作者からの返信
Ifさま
ようこそおいでくださいました。
丁寧で真摯なコメント、本当にありがとうございます。
わたしもIf様のお名前はところどころでお見受けしています。それだけにお読みいただきとても嬉しいです。
ものがたりの掴みであるこの章で、わくわくしていただいてよかったです。仰るとおりイヴァンとスノウ、傷を心と体に抱えたふたりです。それはそれぞれ種類は異なる傷なのですけれど、これからはじまる2人の旅は、それを共有し癒やし合う旅です。その旅は思わぬ方向に進んでは行くのですが、その先にあるものが何か見守って下さるとうれしいです。
イヴァンは優しくて真面目な人間です。戦時中にひとを傷つけてきたからこそ、せめてそのあとでは人間らしくあろうと思ってはいるのですが、その真面目さ故、彼は色々苦しんだりトラブルに巻き込まれることになります。勿論完璧な人間でもないのでときに間違いも犯しますが……。
その彼がどのようにスノウと関わろうとしていくか、ご注目下されば。
それではどうぞこの先もお楽しみいただければ幸いです。
ご無沙汰になってしまいました<(_ _)>
生きていくことの過酷さが凝縮された滑り出しだと思います。今後の二人の関係が気になりつつも、その前提である『生きることの厳しさ』を読者の心に訴え、叩きつける。
怖いもの見たさ、という部分も含め、今後も注目させていただきたい作品です。
作者からの返信
岩井喬さま
こちらこそご無沙汰してます、
おいでいただきありがとうございます…!
仰る通り、イヴァンとスノウは戦争によって生きる厳しさを得た同士です。その2人があれこれありつつ、やがて消えた記憶の謎に追われつつも絆を紡ぎ、どうともに生きていくかが、ストーリーの主軸となります。怖いもの見たさ、というお気持ち、注目したいというお気持ち本当に嬉しいです。どうぞ2人の生き様を見守ってください。
二人の逃避行が始まるんですね。
軍人さん優しそうだし、少女の心が癒されるといいな。
作者からの返信
lachs ヤケザケさん
コメントありがとうございます。
逃避行、山あり谷ありになりそうですが、見守って下さい。
プロットのツメがいまだ甘いので、
どんな旅になるか、書き手の私もいっしょに見守りたい気分です。
お邪魔します〜!実は数日前から少しずつお邪魔しておりまして、キリの良い所になったのでコメントをと参りました(((o(*゚▽゚*)o)))(よく読み上げ機能で聴いたあとにこちらに足跡付けに来るので、一気にPVや♡がつくことがありますがご了承ください^^;)
形だけは戦争が終わった世界で出会う軍人と少女……良いですねえ(*^ω^*)歳も身分もかなり離れているというのに、どちらも身体と心に大きな傷を負っているという点では対等なのがグッときます。最初の出会いが貧しい少女を助ける軍人ではなく、軍人を助け起こす少女というのも予想外でとても印象的でした。
イヴァンさん、良い〜‼︎真面目で強面(傷のせいですけど)なのに、丁寧で優しい!とりあげる代わりの指輪を用意するなんて素敵です。スノウちゃんも、その歳で経験しなくても良かった苦労をたくさん背負ってきたのでしょうね。夜の仕事の表現が生々しいのにどこか淡白なところが、彼女にとってその地獄がもう日常と化していることを表しているようで刺さります。でも逃げたいと言えてよかった…。゚(゚´ω`゚)゚。
ここから2人の心の傷を癒す旅が始まるんですね。それぞれの家族の件もなんだか複雑そう…!続きも楽しみに伺いますね!
作者からの返信
文遠ぶんさま
わーい、ぶんさま、このたびはよくぞお越し頂きました!嬉しいです。
静かにお読みになっていて下さったんですね。幸せです……。
「形だけは」戦争が終わった世界、ってところにまず着目してくださったのがすごく「そう!そこ!」な気分です。この作品は恋愛ものとみせかけて「戦後とは」という隠しテーマがあるのですが、冒頭部分だけでは「あー恋愛要素のあるSFねー」という感じのご感想を頂くことが多くて。そのたびに「違うんだよおおお。それだけじゃないのおお」となっていました。だから凄く嬉しいです。
イヴァンもスノウも、もともと人格者で優しい人間ではあるんですよ。だけど話の最初では、イヴァンは戦争で、スノウは娼婦としての暮らしで、双方感情がフリーズしてしまってる状態です。それがふたりが出会うことで、麻痺していた感情が動き出す、そんな過程を書いた話でもあります。どうぞこの先もそこにご注目いただきながら読み進めていただけると嬉しいです。
次章からはエピソードごとにイヴァンとスノウの視点が入れ替わって進むストーリーとなります。そして旅が始まります。ときに癒やされ、ときに残酷な旅路をふたりは歩みます。お楽しみ下さいね!