始まり
気がつくとそこには見たことがない天井があった
?「見たことのない天井だ、そういえば神様に異世界に飛ばされたんだ。でもこの部屋はどこなんだ?」
少女「あー!お母さんお兄ちゃんが起きてるよ!」
そう言うとベットに寝ていた俺に抱きついて来た
ギューーー!
少女の力とは思えない程の力で強く抱きつかれた
?「君は誰だい?」
少女「お兄ちゃん私のこと忘れちゃったの!?」
今にも泣きそうな顔で言われた
母「起きたってのは本当なの!」
少女に引き続き母親と思われる人にも抱きつかれた
?「すいません、状況が飲み込めないのですが」
母「何言ってるの!あなたは魔物の森に一人で行って瀕死の状態で見つかったんだからね」
少女「お母さん、お兄ちゃんさっきからおかしなことばっかり言ってるんだよ」
2人共心配そうにしてしていた、今の話を聞く限りだと異世界には無事に来れたようだな。だけどこの少年は瀕死になるまで何をしていたんだ?いや、それよりもまずはこの少年のことを聞かないとな
?「あのーちょっといいですか」
母「どうしたの?」
?「俺の名前ってなんでしたっけ?」
母と少女「はぁ!?」
とても驚いた顔をしていた、それもそうか自分の息子が名前を聞いてくるなんておかしな話だしな
母「とうとう頭までおかしくなったのかしら、あなたの名前はカ、イ、ンよ」
そっかこっちではカインって名前なんだな、案外いい名前じゃないか
カイン「あー!そうそうカインね、分かってたって」
少女「本当にー?じゃあ私たちの名前も言ってみてよ」
マズい全くわからないぞ、でも答えないと怪しまれそうだしここは
カイン「あれだろ、生意気な妹だろ」
少女「違うよ!私にはちゃんとてんリンって名前があるんだから!」
なるほどリンって言うのか
って言うか生意気なのは本当なんじゃないのか
カイン「分かってるよ。可愛い俺の妹のリンだろ」
リン「分かってるならいいよ、許してあげる」
機嫌が治ったみたいで良かった
母「ゴホン!ちなみに私はピチピチの18歳アリスよ!」
カイン「いや、それは流石にない」
ズーン
受け流したはいいけど明らかに落ち込んでるな
カイン「そーだ早く母さんの世界一美味しいご飯食べたいな、お腹減ってるからみんなで食べようよ」
母の顔がみるみる明るくなっていく、どうやら上手く行ったみたいだ
アリス「それもそうね!リンご飯作るから手伝って頂戴」
リン「私もお兄ちゃんのために頑張る!」
そう言って2人共台所に消えていった、
カイン「はぁ、なんとか切り抜けたみたいだな。明日からまた忙しくなりそうだ」
そう言ってまたベットに潜り込んだ
二話終了
今回は家族の登場でした。
初めての投稿なので暖かく見守ってくださるとありがたいです
これからも宜しくお願いします。
農家だった俺が異世界転生したんだが 青空ハル @YamadaSan7
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