応援コメント

第1話」への応援コメント

  • アームストロング砲とスペンサー騎兵銃。
    ほぉ、もうこのような物が出てきた時代なんですね。

    うっとり描写(エロス)も読み応えがありますが、
    雷鳴、雨、風の描写がお見事で、私、びしょ濡れです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    アームストロング砲は、この時(1863年前後を想定)、薩摩藩や佐賀藩での配備数が増加していましたが、幕府は旧来の大砲が主流でした。
    佐賀藩ではさらにアームストロング砲を改良して、当時の西欧以上に高性能な日本産アームストロング砲を開発していたそうです(古賀利幸「アームストロング砲と佐賀施條砲について」、低平地研究 、 佐賀大学低平地防災研究センター、2013年)。

    スペンサー騎兵銃はアメリカで開発されたばかりで当時日本への本格的な輸入はまだ行われていなかったと思われますが、4年後の明治維新の時点で4千丁が存在していたことが確認されているので、既に武器商人がデモ機として国内に持ち込んでいたと思われます。

    弘紀は当時最新鋭だったスペンサー騎兵銃の輸入を試みていて、試供品を一つ手に入れていた、という背景があります(「運河の水輪」で取引していた佐賀藩に分けてもらった)。

    本編に↑の情報を入れるとただでさえ重たい文章がさらに読みづらくなるので、雨とか風とか濡れ場とかで色々とごまかしております(゚ω゚)

    読んで頂いてありがとうございました!

    *追記です。「翠雨」で最もエロスな回をこの章で書く予定です。今までの濡れ場は助走で、これからが本番です。よろしければ引き続き読んで頂ければ幸いです。学術もそうですが、エロの追究も忘れてはならないのです(゚ω゚)

    編集済