気に食わない相手に絡んでいく男の子を虐める主人公たち。その彼らに話される怪談の怖いこと。語りが上手いので引きこまれました。その後の不気味さも味です。はっきりしたことはまるで分かっていないのに、だからこそ恐怖をかきたてられました。信ずる者は祟られる。これを読めば、あなたの後ろにも……。こんなキャッチコピーがあったら信じてしまいそうになりました。