第三章 注釈集



☆ここでは【第三章】の注釈を一覧できるようにしました。

 用語を調べたい時などにご利用下さい。


※本項は作中の注釈を紹介しています。

 若干のネタバレを含む場合がありますのでご了承下さい。


 本項の情報の中で『(作中での設定)』とされている注釈は、作中での一九一八年一二月時点のものとなります。

 それ以外の注釈はその限りではありません。



◆ 第三章 ◆



◇[註*卵管采らんかんさい=卵巣から排卵された卵子を卵管内に取り込む器官]


◇[註*突撃一番槍とつげきいちばんやり!=コンドームの銘柄めいがら(作中での設定)]


◇[註*越前槍えちぜんやり=解らない方は、お父さんやおじいさん等の身近な男性にたずねてみよう!]


◇[註*練切ねりきり=『練り切りあん』の略称。

 白餡に砂糖やくず、つくね芋、微塵粉みじんこ(もち米を加工した米粉の一種)、求肥ぎゅうひなどのつなぎ食材を加えて練って作る高級菓子。

 見た目の美しさから『食べる芸術』と称される事も。

 くずやつくね芋を使用した高級品は味の劣化が早く、店先に並ぶ事はまず無いので要警戒]


◇[註*十二階=浅草公園に建てられた眺望塔で、正式名称は浅草凌雲閣あさくさりょううんかく

『浅草十二階』、『十二階』は、その通称。

 日本初の電動式昇降機エレベーターを備えていたが、関東大震災により建物の上階部分が崩壊、同年爆破解体された。

 作中で宮森が行きたがらなかったのは、浅草十二階の下町一帯が私娼窟と化していたから]


◇[註*牡丹ぼたん色=鮮やかな赤紫色]


◇[註*塩梅えんばい=指穴を変えずに、唇や息の加減で音程を微妙に変化させる篳篥ひちりきの奏法]


◇[註*る=鉦鼓の演奏では、内側を二本のばちるように打つ事から、『打つ』とは言わずに『る』と表現する]


◇[註*閑掻しずがき早掻はやがき=ゆっくりと奏でるのが閑掻しずがき

 軽快に奏でるのが早掻はやがき


◇[註*割撥わりばち掻撥かきばち=楽琵琶の四本のげんの内、二本づつ鳴らすのが割撥わりばち

 三本、又は四本全てをき鳴らすのが掻撥かきばち


◇[註*シェルパ=ネパール、チベット、ブータン、インドに居住する少数民族。

 高地に順応した身体と登山技術で、荷物運び(ポーター)や案内人(ガイド)として登山者に雇われる]


◇[註*リンガ=男性器をかたどった像、もしくはその象徴。

 中央・南アジアの民族宗教では、たびたび崇拝の対象となる]


◇[註*光明集会こうみょうしゅうえタントラ=後期覚者密教経典群きょうてんぐんに属する経典の一つ。

 その内容は、覚者教の顕教けんぎょうでは禁じられているはず《ルビを入力…》の性交や肉食の肯定、飲血、飲尿、食糞、人肉食、近親相姦、死姦、小児性愛、強盗、強姦、殺人など、反社会的行為をも教義として取り入れている(作中での設定)]


◇[註*松果体しょうかたい=脳内にある松かさ状の内分泌器。

 生体リズムに関係すると云われる。

 霊能力とも関係が深く、『第三の眼』との異名を持つ(作中での設定)]


◇[註*トゥプテン・ギャツォ=ダライ・ラマ十三世の法名ほうみょう


◇[註*セライ・アムチー=岡田おかだ 慧山えざん西蔵チベットでの通称(作中での設定)]



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る