気難しそうな職人気質の修理屋さんが直しているのは時計。見せてくれるのは時計の持ち主の記憶。時計を修理屋さんに持っていった人たちは、時計に残されていた思い出に胸を打たれます。時計が見せてくれるのは、必ずしも依頼者が望んだ記憶とは限らない。それでも、直して見せてほしい。修理屋さんが直しているのは、時計ではなく持ち主や時計の持ち主を愛した人たちの心かもしれない。私も時計を持って訪ねてみたいです。
チクタクチクタク……一定のリズムを刻みながら傍にいてくれる「時計」。あなたには時計にまつわる思い出がありますか?誕生日に貰ったピカピカの腕時計。祖父の形見である懐中時計。共に人生を刻んだ置き時計…続きを読む
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