愛読書は~
碧月 葉
【ブックレビュー的質問企画】愛読書!
①碧月 葉
②作品一覧ページのURL
https://kakuyomu.jp/users/momobeko/works
③愛読書の紹介(タイトル、作者、レビューの順)
◎『きみがぼくを見つけた日』
(オードリー・ニッフェネガー 著、羽田詩津子 訳)
タイムトラベルという病を持つ夫と妻のお話。
映画にもなっていて、そちらも映像の美しさとヒロインのチャーミングさが堪らないのですが、本で読むとまた格別に良いです。
タイムトラベルとラブストーリーというと月並みな取り合わせ、と思いがちですが、とんでもない!
過去、現在、未来が複雑に重なり合いながら、深い愛を紡いでいきます。
読後は、自分自身の大切な人の存在を、より愛おしく感じる…そんな素敵な作品です。
今、ストーリーを思い返しても、涙ぐんでしまいます。
うーん、名作。
原題は「The Time Traveler’s Wife」。
物語を的確に表していて、すごくいいです。
◎『ミランダの秘密の日記』
(ジュリア・クイン 著、羽田詩津子 訳)
ユーモアがありながらも、しっかりとしたラブストーリー。
そんな、ジュリア・クインが好きで、日本で出版されているものは大体読んできました。
数ある作品の中でもどれが…といったら、この『ミランダの秘密の日記』でしょうか。
一途な恋、そして、キラキラしたものは誰もが好きになるけれど、そのきらめきが陰ったとしても、好きでいられるか。そこに恋と愛の本質があるような気もしていて…ラブロマンスの傑作だと思います。
そして、これを書いていて気づきました。
そういえば、上記2作とも訳者の方が同じ!!
見事に訳してくださった、羽田さんに感謝です。
◎『十二国記 東の海神 西の滄海』
(小野 不由美 著)
言わずと知れた、ファンタジーの超名作。
シリーズのどれもが、圧倒的に素晴らしい。
私の語彙では伝えきれないほどの魅力が詰まってます。
これを日本語で読める私は幸せだなぁ。
短編集の『丕緒の鳥 』も、深くて非常にお薦めなのですが、好きで好きで…ということで選ぶと、王と麒麟のバディ感が最高なこの作品になります。
以上、これまで何度も読み返した「愛読書」、この3作品をあげてみました!
愛読書は~ 碧月 葉 @momobeko
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