主人公の感情を、「まだ引きずっているのか」と感じるか、妥当として読んでいくかで、読者側のスタンスが分岐される。その分岐は、ヒロインへの評価も左右し、まさにタバコの煙を思わせる、型にはまらない作品個人的には、ラストの決断が、「僕だったらこうする」と考えたものとリンクしており、ある種、爽快さもありました(笑)