最期の手紙
お元気かしら。
貴女にお手紙を書くのは初めてだわ。そしてもうこれっきりよ。
アタシね、貴女にお別れをしなくッちゃいけない。
妾、貴女が大好きなのよ。昔から大好きで、今も大好き。
でもね、アタシ達もうスッカリお別れしなければならないんだわ。
何故かって?それは貴女が■■からよ。
そりゃあ、妾だって■■人は好きよ。
特に貴女みたく可憐で、愛らしくて、優しくてそれで居て■■人なんて滅多に居ないもの。
でも、■くちゃ駄目だって、妾気付いてしまったんだわ。
■■女なんて、生きづらいだけよ。
可哀想な貴女。■■貴女にはもう希望も未来も無いわ。
だからもうこれっきりよ。
可哀想な妾は可哀想な貴女とオサラバするわ。
ああ、可愛くて■■可哀想なアタシ。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ……。
■い妾へ
莫迦な妾より
(一部塗りつぶされている箇所有り。書き上げた直後に自ら塗ったと思われる)
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