うれしいときの歌
れなれな(水木レナ)
オレンジ色の・・・
心そわそわ ふわふわとして
なんだかうれしいの
あなたに逢えて 気持ちがいいの
おはようの挨拶
行ってきますのお知らせ
眠りますの連絡
ささやかだけれど
わたしにとっては重要なこと
あなたはそれをわかってる
ねえ しあわせってこういうこと?
あなたの言葉に触れて 胸がはずむの
恋みたい? きっとそうよ そうなのね!
ひとりになるとつまらない
ちょっぴり寂しくて 開いている占いのページ
いつもは見向きもしない 星座占い
あなたの星座をみつけるの
この広い宇宙で
たったひとつの あなたの運命
赤い糸を信じたくなる
だれかに後押ししてほしい
この気持ちがほんものなのかを教えて
あなたを導くものはなに?
あなたの望む未来はなに?
あなたを幸せにできるのは……わたし?
ほんとはなにひとつ具体的じゃない
ネットで知り合って お話するていどの
そんなことで舞い上がっちゃうわたし
でも楽しいわ
でもうれしいわ
日々が輝きだすのを感じる
それはほっと鮮やかな
オレンジ色の 毎日
大切な日のために生きている
さあ 待ち受けるのはなに?
知らないことさえも スパイスに思えて
驚かされては 笑いが絶えない
ずっとずっと
こんな日が続けばいいのに
物語みたいにハッピーエンドじゃなくていい
起承転結つけたフィクションはいや
ずっとずっとつづいてく
ネヴァーエンディング
わたしの大切な……あなた
うれしいときの歌 れなれな(水木レナ) @rena-rena
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。うれしいときの歌の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます