7
しばらくの
「ぁぁっ……
「……大丈夫? 無理するから……」
「……大丈夫……大丈夫……背骨が少し
「そんなわけ……。あれ?」
曲がり
「ぁっ……ちょっ……ゆ、ゆらさないで……」
2人が
「おねえちゃん、ちょっとコソコソ
「ちょ、……ぁぁっ……だめ、強く引かないで……!」
「ああ、ちょっと待って、まだポップコーンが……」
「おにいちゃんは
そして2人は曲がり
僕は
「ねえ、おにいさん、おひとりさま?」
その時、
「ああ、うん。
「申し訳ないけれど、見てないわ。……それにしても、おにいさんこんなところで、すごい
少女はそう言って、腰の
「うん、いろいろ
「ねぇ、少し
「うん、いいよ。……ここ暗くて
「私はルーよ。よろしくね。ねぇねぇねぇ、その女の子は、彼女なの?」
あけすけというか、すごくグイグイ来る子だ……。そのせいか、僕も昔からの友達みたいに自然に
「ええ? 違うよ。そんなんじゃないよ」
「
「
「へぇ、彼氏がいるんだ。
「違うって……」
「好きなら
「え?」
「
「……そんな、
「同じだよ。それが本当に
「……僕はそんな」
「
「……ん」
「僕を見てって。僕と付き合おうって。僕と
「……」
「その人だって、あなたが
「だけど、そんなの……」
「……
「え……?」
「
「そんな……」
「私なんかじゃ、その人の
「思い込み?」
「私をその人だと思うの。その人との思い出を私に
「……な、なにを、言っているの……」
「ほら、こっちを向いて、私に愛を
ルーちゃんは僕の
「サンデー! 今すぐそいつから離れて!」
「え?」
声がして振り向くとそこにはミュートがいた。
「いいから早く!」
ミュートは声を張り上げると同時に、
「そいつが魔女よ!」
「えっ!?」
「……バレちゃった。もう、
そして、そのままルーちゃんは、腕を広げ、
「
ミュートの声で、僕はとっさにそれをかわした。
「ほら、
「そいつに
「いいんだよ。そんな子、ほっときなよ。どうせ
「この、アマ! ざけんな!」
ミュートは魔女に向かって、
「
魔女はくぐもった笑い声を上げると、
それを見て、ミュートはすかさず2個目を
「あたらない、あたらない、お
ミュートは魔女の方に
「待ってミュート、1人じゃ
僕の声はまったく耳に
「あたしのことはいいから! サンデーを助けて!」
僕もすぐに起き上がり、ミュートの
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