6
ミミクラが立ち去った
次の
僕たちはミミクラの話を聞くことにした。町長さんに
「こっちだ、付いてこい」
ミミクラの
真っ黒な
「よく来たな」
ミミクラが言った。
「
「お
ミミクラの
「い、いえ、話を聞くだけなので……」
「……まぁ、そうよね」
僕の言葉にミミクラの
「そうだ。私はユスリカっていうのよ。よろしくね。こんな
ユスリカは両手で目の
「ばあ、はね、死んだ
ユスリカは
「ああ、そうだな。その方が早い」
「じゃあ、私から。いいの? 少し
話を聞きに来たとはいえ、
「これならどう?」
ここまでされたら僕たちも
「ごめんなさいね。ここって男ばかりでしょ?
と言ってユスリカは、ミュートの方を向いて
「はあ……」
「せっかくだから、お
「……分かりました。いただきます」
「
ユスリカは
「さて、
「ああっと……まだ
「ありがとう。そうねぇ、ここはね、
そこでユスリカは話を
「おぼつかない?」
とすぐにミュートが
「それより最初から話した方がいいわね……。
「すべて?」
「そうここも
魔女さまの考えなしなのか、
「
「ええ、
「
「魔女さまの魔法で、
「町まるごとを? いくら魔女でもそんなこと……」
「まあ、
「……
「ごめんね。
「それがあたしたちの
「さすがの魔女の魔法でもよ、人が
「え?
「さあな、魔女にくれてやってるなんて
だからよ、町を取り戻して、魔女の
「ほら、
ミミクラは
「ごめんなさいね。たまに、
「だ、
「ありがとう。でも、これが
「
「ああ、そうだったわ。こんな
ここはね、
もしかしたら、この町
「……じゃあ、なんで、あなたはこんなことを?」
「だって、
だけど、どうしてもって泣き付かれての、
「
「そうよね。ありがとう。あ、お
ユスリカはか
「あ、いや、もう
「いいのよ。
ユスリカはそう言って、さも
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