5
「いやー
「さあねえ。お店の人は、水が
「まあ、水が出なきゃ
「ん? なにが?」
「ああ、あの
「……うん。らしいね」
「ここだけ
「
「……
「なにか?」
「いや、知らないけどさ。……
「……なんで、こういうのって、なくならないんだろう?」
「言葉が
「
「んー……。言葉がなんだろう……
「まあ、ね」
「言葉に
「そうだね。僕たちもよく、それでケンカになるもんね」
「ふふ、そうね。……それに
「自分の言葉に?」
「それもあるし、誰かの言葉とか、
だからね、違う
「
「
それだけじゃない。あたしさ、こんなに
私たちからみれば、月も星も本当に
だからさ、もしだよ? 目を
「……だからミュートは
「……でも、それで自分が
「でも
「え?」
「……あ、いや、ごめん……
「……はは、ビックリ。
「……う、うるさいな。ご、ごめんてば……!」
僕はそれから、ミュートが
ミュートは、ニヤニヤ顔を少し
「ほらね、
「はは、そうかもね。ずっと
僕は
「よぉ、お
「いい
その声は
「ご、
「あ? ああ……。あたしの顔見た
「……
「
「ぼ、僕たちを殺しに来たの……?」
「ああ、そのつもりだったが……」
「え? つもりって……」
「
「……お、お
と
「
「……う、いやまあ、あたしだって……」
「……それにいくら
「だったら、なにをしに来たのよ?」
「ん? ああ、ちょいと
「な、
僕の問い掛けに、ミミクラはさも
「ははは、ここじゃあ、
「
「ああ、ここの
「それは……まあ、
「おおかた、知らねえと
「えっ?」
「この町は魔女のお
「どういうこと?」
「ここは
その時、
「おっと、
「待って……!」
「……もし続きを聞きたいんなら、
そう言い
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