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2020年12月4日 09:51
こんばんは、コメントでははじめまして!文遠ぶんと申します。毎日物語を楽しく拝見しておりましたが、いつの間にかお話も進んできたのでここらで感想を。やたら長いですがご了承ください;作品を知るきっかけはたしかさすがり亜美さまが私の作品に反応してくださったことだったかと思いますが、人外主人公が好きな者としては願ってもないご縁となり、また面白い作品に出会ってしまった!という嬉しさを感じたことをよく覚えています。サンデーくん視点の軽やかな語り口は読みやすく、また子供のように純粋な感性が随所に散りばめられていて本当に美しいですね。大人になってからは考えなくなったようなことに彼が思いを馳せた時、ハッとさせられることがよくあります。かと思えばミュートちゃんへのツッコミもキレキレで吹き出すこともしばしば。口には出さず、彼がそっと心の中で表現して完結させるのがまた良いですね╰(*´︶`*)╯女大王w対して賑やかなミュートちゃんはこれまた良い意味でぶっ飛んだヒロインで(こんなこと言うと魔石でぶっ飛ばされそうですが笑)予測がつかず飽きません。喜ぶも怒るも悲しむもとにかくまっすぐで、“からっぽ”のサンデーくんの心にどんどん色を置いていくような、そんな存在のように感じます。とにかくこのコンビ最高です!(((o(*゚▽゚*)o)))ファンタジーの冒険というとやはり主人公の成長や仲間との掛け合いがメインになりがちですが、サブタイトルに“町”が入っているだけあって登場する町の作り込みが半端ないですね。そしてどの町も仄かな毒を孕んでいるのがたまらなくゾクゾクします。そよ風の町というRPGでいう初期町のような町でさえ、毒ガスに呑まれる危険な町だったり。個人的に好きなのは祭の町です。熱気と狂気が予断なく渦巻き、こちらもおかしくなってしまいそうな熱量がすごい迫力でした。祭を終わらせたい、終わるのが怖い、変わりたい、変わりたくない……色々な人々の思惑が交錯し、さらに団長の熱い語りも特盛で、この章自体がまるでひとつのお祭りのような賑やかさでしたね。ところでサンデーくんたち2人が、わざわざ町の事情を解決していかないところもこの作品の素敵なところだな、と思っていたりします。本当の旅人という感じで、町の不穏なところやおかしなところを正そうとはしない。メローさんやレイビーさん辺りも特殊な事情を抱えてそうなのに深入りしない。上手く言えないのですが、ある意味ドライなところがなんとなく好きだったりします。とにかく従来の冒険ファンタジーとは何かが違う、それでいて引き込まれる良き作品に出会えて感謝です!この先も面白い町が待っているのだろうなとわくわくしながら追わせていただきますねー!長々と失礼しました、更新がんばってください(*^ω^*)
作者からの返信
文遠さん、コメント頂きましてありがとうございます。なな、なんとありがたいお言葉でしょうか、……ありがたや……!きっかけは、文遠さんの作品『まちかどファンタジア』のその優しげで不思議なタイトルに惹かれたからだったのを覚えています。その物語、そしてそれ以外の作品も素敵なものばかりで、こちらこそいつも楽しみにさせていただいております。暗い展開がけっこうあるので、せめて主人公たちだけはコミカルにと思い、こんな感じの2人になりました。あけすけすぎるミュートに、ちょっと失礼なサンデーといった感じですね(笑)町の様子を考えるのは、私自身ほんとうに楽しくて、いろいろと意味や仕掛けを、うんうん唸りながら考えました。……なんといいますか、はじめての行く場所や集まりの風習って、ちょっと怖く感じる気がして、それを表現してみました。祭の町はその最たるもので、テレビなんかで流れている奇祭なんかは、……思わずギョッとするほど怖いものがありますよね……。昔からの風習やしきたりは、なかなか変えられないものですよね。変えたくても変えられないといいますか、それができたら苦労しないといいますか……。それを表現……と言いたいところですが、問題を考えたものの解決方法が思いつかない、というのが多分にあります(笑)城の町のあとは、かなりホラーチックといいますか、ちょっと不快な表現があったりして……好みが分かれそうに思います。ですが2人は変わらず、あのような感じですので、どうか応援のほどよろしくお願いいたします。熱いお言葉、本当に胸に迫りました。本当に感謝いたします。
こんばんは、コメントでははじめまして!文遠ぶんと申します。
毎日物語を楽しく拝見しておりましたが、いつの間にかお話も進んできたのでここらで感想を。やたら長いですがご了承ください;
作品を知るきっかけはたしかさすがり亜美さまが私の作品に反応してくださったことだったかと思いますが、人外主人公が好きな者としては願ってもないご縁となり、また面白い作品に出会ってしまった!という嬉しさを感じたことをよく覚えています。
サンデーくん視点の軽やかな語り口は読みやすく、また子供のように純粋な感性が随所に散りばめられていて本当に美しいですね。大人になってからは考えなくなったようなことに彼が思いを馳せた時、ハッとさせられることがよくあります。
かと思えばミュートちゃんへのツッコミもキレキレで吹き出すこともしばしば。口には出さず、彼がそっと心の中で表現して完結させるのがまた良いですね╰(*´︶`*)╯女大王w
対して賑やかなミュートちゃんはこれまた良い意味でぶっ飛んだヒロインで(こんなこと言うと魔石でぶっ飛ばされそうですが笑)予測がつかず飽きません。喜ぶも怒るも悲しむもとにかくまっすぐで、“からっぽ”のサンデーくんの心にどんどん色を置いていくような、そんな存在のように感じます。とにかくこのコンビ最高です!(((o(*゚▽゚*)o)))
ファンタジーの冒険というとやはり主人公の成長や仲間との掛け合いがメインになりがちですが、サブタイトルに“町”が入っているだけあって登場する町の作り込みが半端ないですね。そしてどの町も仄かな毒を孕んでいるのがたまらなくゾクゾクします。そよ風の町というRPGでいう初期町のような町でさえ、毒ガスに呑まれる危険な町だったり。
個人的に好きなのは祭の町です。熱気と狂気が予断なく渦巻き、こちらもおかしくなってしまいそうな熱量がすごい迫力でした。祭を終わらせたい、終わるのが怖い、変わりたい、変わりたくない……色々な人々の思惑が交錯し、さらに団長の熱い語りも特盛で、この章自体がまるでひとつのお祭りのような賑やかさでしたね。
ところでサンデーくんたち2人が、わざわざ町の事情を解決していかないところもこの作品の素敵なところだな、と思っていたりします。本当の旅人という感じで、町の不穏なところやおかしなところを正そうとはしない。メローさんやレイビーさん辺りも特殊な事情を抱えてそうなのに深入りしない。上手く言えないのですが、ある意味ドライなところがなんとなく好きだったりします。
とにかく従来の冒険ファンタジーとは何かが違う、それでいて引き込まれる良き作品に出会えて感謝です!この先も面白い町が待っているのだろうなとわくわくしながら追わせていただきますねー!長々と失礼しました、更新がんばってください(*^ω^*)
作者からの返信
文遠さん、コメント頂きましてありがとうございます。
なな、なんとありがたいお言葉でしょうか、……ありがたや……!
きっかけは、文遠さんの作品『まちかどファンタジア』のその優しげで不思議なタイトルに惹かれたからだったのを覚えています。その物語、そしてそれ以外の作品も素敵なものばかりで、こちらこそいつも楽しみにさせていただいております。
暗い展開がけっこうあるので、せめて主人公たちだけはコミカルにと思い、こんな感じの2人になりました。
あけすけすぎるミュートに、ちょっと失礼なサンデーといった感じですね(笑)
町の様子を考えるのは、私自身ほんとうに楽しくて、いろいろと意味や仕掛けを、うんうん唸りながら考えました。
……なんといいますか、はじめての行く場所や集まりの風習って、ちょっと怖く感じる気がして、それを表現してみました。
祭の町はその最たるもので、テレビなんかで流れている奇祭なんかは、……思わずギョッとするほど怖いものがありますよね……。
昔からの風習やしきたりは、なかなか変えられないものですよね。変えたくても変えられないといいますか、それができたら苦労しないといいますか……。
それを表現……と言いたいところですが、問題を考えたものの解決方法が思いつかない、というのが多分にあります(笑)
城の町のあとは、かなりホラーチックといいますか、ちょっと不快な表現があったりして……好みが分かれそうに思います。
ですが2人は変わらず、あのような感じですので、どうか応援のほどよろしくお願いいたします。
熱いお言葉、本当に胸に迫りました。本当に感謝いたします。