第6話 ✨💏✨✨💕

 その日、僕たちは初めて結ばれた。


 



 すぐさま【堕天使ルシファ】から魔界通信メールがあった。




 【指令ミッション 完了クリア

 



 





 ◇◇◇◇







 一週間後、駅前の喫茶店にふたりの姿があった。





 ひとりは馬場アキラ、もうひとりは高遠ルナだった。



「フフ✨😌✨ これで賭けは私の勝ちね」

 ルナは笑みを浮かべアイスコーヒーを一気に飲み干した。

 


「ああァ、さすがだ。

 麻里央マリオも、まんまと手玉に取られたみたいだな 😅💦」

 封筒をルナの前に置いた。



「私とッて事は、麻里央カレには内緒よ」

 封筒の中身を確かめた。



「ああ、解ってるさ。今ごろ麻里央マリオも有頂天だぜ。ビーナスを手に入れたッて」



「フフ、ビーナスね。これから麻里央カレとデートなの。

 これは遠慮なくいただいておくわ✨😉✨✨」

 ウインクをして封筒をバッグに仕舞った。



「ああ、麻里央マリオに宜しく」


「じゃァ」

 ルナは慌ただしく店を後にした。



 アキラはウインドーからルナの後ろ姿を見つめ、おもむろにスマホに声をかけた。


 スピーカーにしてあったのだ。



「おい、聞いてるか❓ 麻里央マリオ



『ああ、聞いてたよ。サンキュ。お前のお陰でルナとリア充になれたよ✨⚡📱✨』



「ッたく、珍しいよ。使麻里央おまえから積極的に彼女ルナと交際したいなんて相談されたのは、ルシファの真似までさせられてェ」



『悪かったな。賭けに負けた分は、後でちゃんと補填フォローするから』



麻里央おまえにはデートの時、ポルシェを借りてるから、このくらいお安い御用だよ。借金もチャラだしな」



『フフ、ま、ルナがアキラの知り合いッて、解った時はビックリしたよ』



「お前が、これほど金髪ヤンキーがこのみだとは思わなかったけどな」



『うん、ルナはに瓜ふたつなんだ』



「ハッハハ 😆🎶✨ なるほど男はだからねぇ」


『悪い。ルナが来たから切るよ✨📱』


「じゃ、上手くやれよ。マザコン野郎」

 馬場アキラは通話を切った。





 ◇◇◇◇





 駅前広場へルナが跳ねるように駆けてきた。



「ゴメン。待ったァ😆🎶✨」

 

「いや、別に」スマホをポケットへ仕舞った。



麻里央マリオ、大好きィ~~…😆🎶✨💕」

 飛びついてきた。



「ああァ~、僕もさ。ルナ、大好きだ」 

 人前も構わず、僕たちはキスをした。


 


「ン……✨💏✨✨💕」


 周辺の通行人は目を丸くしていた。

 



 ルナは、僕のビーナスだ。



 賭けに勝ったルナは、ご機嫌だ。


 アキラも僕から謝礼を受け取る算段だ。




 もちろん僕も真夏のビーナスを手に入れ幸福ハッピーだ。






 今回の【ルシファゲーム】には、ひとりも





 全員がの関係だ。


 





 真夏の日差しが僕らを照らしていた。




 僕らの夏がやってきた。










  ✨ハッピーエンド✨💕

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【セッ○ス or デス】😱💦💦《《ルシファー⚡ゲーム》》【魔界通信】✨👄✨💕 ねぇ、セッ○スしてェ……といきなり美少女ヤンキーが迫ってきた✨💏✨✨💕💕 オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白 @aitr8228

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