第5話 カドさんの逆襲・其の四
カドさん(藤原葛野麻呂)
「自分の本性に従ってみてどうだった?」
作者
「SNS断捨離してとてもスッキリしました。これから徐々にですが心穏やかに暮らしていけると思います」
カドさん
「それでいいし、気が済むまで書かないのもいいさ」
作者
「はい、元々アマチュアなのをいいことに書きたいように書いてやる。
と思ってたった一人でここまで来た…それも疲れた。
もういいじゃないですか。
リアル知り合いから『他にも投稿先はいくらでもあるよ』と言われて目から鱗が落ちましたもうカクヨムに執着しません」
カドさん
「投稿サイトって実はSNSよりもキツイ理路整然とした強烈な『我』のかたまり。って気付く人いるのかな?」
作者
「生きている間に気付く人はほとんどいないでしょう。
なぜなら私も最近の悩みの原因を打ち明けますが、
とある有名なはてなブロガーさんの特性をネタにした作品を読んでまるで自分が刺されたようなショックを受けちゃって…
『なんて共感性の無い人なんだ』と…
センシティブなネタを扱う時は対象の気持ちに寄り添っているのか?とか言いたいこと山ほどあるけれど家族への報復みたいに特性ネタで数稼いできたその人に『この人はこういう人なんだ』という諦めもあって…数を稼ぐために僅かでも交流していた自分を恥じています」
カドさん
「退会か断筆か、このように思われている自分、人間やめようか?まで思い詰めたものな」
作者
「はい、言葉に殺されそうになった。と人生初めて思いました。私が勝手に傷付き勝手に怒っているだけなんですけどね。
だから今日、その事を全て忘れる処置(交流やめた)をしました。物語の方も年末まで休んでいいかな、って」
カドさん
「もともと貴女は何者でもないんだから、気が済むまで休むがよい」
作者
「『渇仰』と『信源氏』は気が向いた時に書きます」
カドさん
「それでよい、おやすみ」
寝殿造りの屋敷で深く眠る作者。
カドさん
「物語の方から休んで良い、と言ったのだ。無理をするな…数多の人間の『我』の世界で三年も苦しんだのだから」
言えなかったモヤモヤや苦しみをこうして作品にする事が出来ました。
お休みなさい。
私は自由です。
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