第4話 カドさんの逆襲・其の参
藤原葛野麻呂(通称カドさん)
「…とうとう次回の次回は、私の人生の大願が叶う『信源氏』だね。白浜くん」
作者
「あ、カドさん」
カドさん
「君、人生で何か欲しいものはないかね?」
作者
「うーん、別のメーカーのやつだけどスニーカーは先月買って快適にウォーキング生活してるし、冷蔵庫買い替え資金は年末から貯めるし、今月の切り詰め次第ではマットレス買えるし、何もないです」
カドさん
「じゃなくてー、人生で成功とか栄達とかしてみたくないかね?って話ですけど(汗)」
作者
「家と土地?どんだけ税金と維持費かかると思ってるんですか。マンションとか人間関係めんどいっすよ。ハイソな人にはじんましん出るほど(実話)アレルギーです。それに」
カドさん
「それに?」
作者
「もう今の世の中有名に成ることに何の有難味も無いです。危険なだけです。
SNSのいいね、の数でチャリンチャリンとで儲けを奪い合ってるだけじゃないですか。
シェアシェアシェアシェア。って、君たち共産主義か?って話です」
カドさん
「…う~ん( ´~`)」
作者
「今日気付いたんですけど、人間関係が最小限の今が一番幸せなんじゃないか?って。私の場合人付き合いの許容量が小さいですからね」
カドさん
「そっか、やっと気付いたか」
作者
「へ?」
カドさん
「実は、ドダエモンの正体は私だったんだよ」
(青いほっかむりをする)
作者
「何、だっ、て~!?一発殴らせろ‼️」
カドさん
「美中年に何をする⁉️」
作者
「うるせえっ!こちとらてめえが焚き付けたせいで一昨日燃え尽き症候群になるくらい苦しんだんだ!」
ぼかっ、ぼかっ、げしっ、ばきっ!
カドさん
「四発も!蹴りも入ってる!…ま、まあ調子が悪いときは何も発信するな」
作者
「言われなくてもそうしてるよ。バッテリー(心臓)抜かれなかっただけで有り難く思え…」
カドさん
「あと数話でお別れと思うと寂しいぞよ」
以上、カドさんが逆襲されてる回でした。
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