林海さま、はじめまして。コメントを失礼します。
リストの「ラ・カンパネラ」は弾き手によって表情を変える曲ですね。
「指が動けば、曲は奏でられる。
でも、そこに僕はいない」というフレーズ、そのとおりだと思いました。
「もう一度最初から。
ラ・カンパネラ」で終わるのが印象深いです。
「僕」が再び、そこにいる音が聴こえてくるようでした。
読ませていただき、ありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
宵澤ひいな さま
コメント、ありがとうございます。
そうなんですよね。フジコ・ヘミングさんがこの曲を弾いた時の賛否両論は、忘れられません。
私はCDを揃えた口でした。
いろいろな方のを聞いて、聴けば聴くほど練習曲という名ににふさわしいのでないかと思い出しています。弾く人が自分を表現するのに一番の曲かなと。
また、スタンウェイか、ベーゼンか、ベヒシュタインか判る曲という意味でも凄いと思っています。
読み終えて、短編であったとは思えないほど重厚な物語でした。
過ぎてゆく時間の向こう側で、繋がっていた2人の心が書かれていてとてもジーンときました!
2人がこれから歩んでいく未来を想像せずにはいられないほど、心に残る文章でした!
作者からの返信
来我 春天 さま
コメント、ありがとうございます。
楽器の、その人にしか出せない音、それが聞きたくて心がつながるって、身近に例があったんですよ。
音の再生屋なんかやるようになったのも、そのためかも知れませんねぇ。
短編とは思えない二人のドラマがとても素敵でした。
表現者としての苦悩、好きな人に対して音楽家生命を奪うギロチンを落とす覚悟、そして好意に対する葛藤など、心理描写も巧みで引き込まれました。
最後はピアニストとして、そして二人の関係の新たなスタートを知らせる鐘が鳴るような印象でとても良かったです。
作者からの返信
ぽんぽこりーぬ。 さま
ぽんぽこりーぬ。 さまの
https://kakuyomu.jp/works/1177354054934174345
「学校の帰り道でスプリンター並みのアスリート女に追いかけられているんだけど誰か助けt」を読ませていただいて、なるほどなぁって。
で書いてみましたー。
コメント、ありがとうございます。
読み終えてすぐに、初めから読み返してしまいました。
二人の鮮烈な感情のぶつかり合いがまぶしい。
なのに才能を持ちながら、逃げていくのは残念に思っていたところへ
ラスト2行で救われました。
>ラ・カンパネラの冒頭6小節
思わず楽譜を確認。笑
確かにここで心がつかまれるかどうかが左右されますね。
自主企画へのご参加ありがとうございました。
作者からの返信
柴谷 染さま
二回も読んでいただいたのですね。
ありがとうございます。
ショパンのノクターン9-2なんかですと、最初の1音の出方だけでもういい演奏かどうか決まっちゃう気がしますよね。
昼間の音で弾かないで欲しい、なんて。
引き続き、よろしくお願いいたします。