第136話 第三極

「きゃぁーーー! この悪霊、目つきが悪いですよ!」


「それは悪霊じゃなくて怨体だし、手に持っているお札を投げつければ簡単に消えるから」


「はい!」


「落ち着け、愛実。今のそなたの実力なら、その程度の怨体に負けるはずがなかろう」


「生理的に受けつけないんですぅ」


「運悪く、死んだ時の状況が悪かったようだな。水ぶくれ……ドザエモンか……。あちこち、小魚やエビ、カニに食われておるの」


「沙羅さんは気にならないんですか?」


「慣れた」




 除霊師になってしまった木原さんと、俺の婚約者を自称し、妻は夫を支えるものだと言って除霊師業をおよそ六百年ぶりに再開した沙羅姫。

 二人は、俺と久美子が見守るなか、戸高市内に出現した怨体の浄化を行っていた。

 お札を投げつけて消滅させるだけの簡単な依頼だが、木原さんはドザエモン状態の怨体を見て、激しく動揺していた。

 怨体の元となる霊は、死亡した直後の見た目のものが多い。

 ビルから飛び降りて頭が砕けていたり、電車に轢かれて体が千切れて血まみれだったり、焼死して黒焦げだったり、体の損傷が激しくて内臓がむき出しになっていたりと。

 今の木原さんの実力なら余裕で浄化できるのに、ビジュアル的な要素が原因で、体が竦んでしまうのだ。

 こればかりは、場数をこなして慣れてもらわないと。

 俺も向こうの世界では、慣れるのに時間がかかった。

 他のパラディンたちもそうだったので……そういえば、向こうの世界で会った愛実さんも、最初はゾンビに怯えていたのを思い出した。


「本当に沙羅さんは平気なんですね」


「長く寝ていたので、少しぶらんくがあるがの」


 ブランクねぇ……。

 沙羅は、あっという間に現代社会に馴染んだな。


「木原さんは、悪霊や怨体に怯まなければ大丈夫だから」


「わかりました!」


 とはいえ、なんかお札を投げる動作がへっぴり腰だ。

 これは、あの武器を用意しないと駄目かな?


「木原さん、少し慣れたらこれを使えるようにするから」


 俺は『お守り』から、霊器である扇を取り出した。

 これはミスリルでできており、霊力をよく通してくれる。

 扇に霊力を込めながら、踊るような動作で悪霊を斬り裂くのだけど、お札の扱いにも慣れていない木原さんにはまだハードルが高い。


「鉄扇だ!」


「ミスリル製だけど、木原さんはこれを武器として扱うのが一番適していると思うけど、まだ実戦で使う許可は出せないな」


「どうしてです?」


「怨体を見ると怯んでしまうから」


 扇を使う戦闘は、投げつける攻撃以外はすべて近接戦闘になる。

 瞬時に扇と体に必要な霊力を纏わせないと、逆に悪霊の餌食にされてしまうのだ。

 怨体を見て竦むようでは、扇を使った戦闘は難しい。

 いくらレベルが上がっても、体が慣れないと、すぐに強くなるというわけではないんだな。

 久美子は元から除霊師として活動していたし、涼子さんも同じ。

 里奈はアイドルだったから場数を踏んでおり、度胸もある。 

 千代子は忍で、桜は弓を使う遠距離戦闘専門だから木原さんとは条件が違う。


 木原さんは、少し時間がかかるか。


「私は、踊りには自信があるわ」


「踊りと、扇を用いた戦闘は似て非なるものだから。今は、怨体に怯えずにお札を使えるようになることが最優先だ」


「怯えずに……」


「ゆう、こうか?」


 沙羅が俺の鉄扇を取ると、華麗な舞を踊るように移動しながら、数体の怨体を次々と斬り裂いた。


「なにも言うことはないな」


 さすがは、室町時代の除霊師。


「沙羅姫さん、踊りも得意なのね」


「そう教育されてきたのでな」


 さすがは、土御門家のご令嬢……。

 英才教育を受けていたのが一目瞭然であった。


「これほどの霊器、妾が除霊師として活動していた時代にもなかったの」


「室町時代なら、現代よりも優れた霊器がありそうだけど……」


「いや、逆じゃ。刀には一部あるが、他の霊器は質も量も、江戸時代と明治時代初期のものの方が優れておる」


 ちょうど、除霊師の質の低下が深刻になり始めた頃だな。

 必要だから、霊器が進歩したわけか。


「愛実も怨体に怯えなくなれば、このぐらいのことは簡単にできるであろう。早く慣れることじゃな」


「ううっ……沙羅さんが天才的に踊りが上手い……」


 土御門家には貴族としての一面もあるから、踊りは教養として習ったのかもしれないな。

 そして、そんな沙羅姫だが、とっくにステータスが見えるようになっていた。




土御門沙羅(当主)


レベル:356


HP:3674


霊力:4211


力:345


素早さ:412


体力:378


知力:406


運:256


その他:予言、武芸百般、早熟




 一体目の怨体を浄化した瞬間、ステータスが出現したが、レベルが高い。

 ステータスの数字もとてもいいな。

 これは、沙羅が長い眠りにつく前に除霊、浄化した分の経験値が溜まっていたのと、現役時代はレベル1のまま除霊を続けていたおかげで、初期ステータスの数字が上がっていたからだと思う。

 室町時代の優れた除霊師は、現代の除霊師よりも圧倒的に優れていたというのもあるか。


「当主?」


「どうやら、妾の子孫はボンクラ揃いらしいの。『予言の儀』を行っていないのであろうか? 最初に目が覚めた時、小者の老人が偉そうに声をかけてきたが、まさか当主だとは思わなかったからの」


「つまり、昔の土御門家の当主は、優れた予言者が次期当主を選んでいたということなのか?」


「予言者が決めるのではない。 土御門家の当主に相応しい者を神から教えてもらうというのが正しい。貴族である本家……実質の本家はこっちじゃがな……は、嫡男を跡取りに据えるのであろうが」


 ところが、次第に官僚化していった土御門家は、予言による当主選びをしなくなった。

 その理由は、当主の選び方を貴族と同じにしたかったから。

 つまり、本家優先、嫡男優先だ。


「予言だと、血筋のいい人が当主に選ばれないかもしれないものな」


「一族の者が、外の女に産ませた子が指名されたなんてこともあったの。とにかく霊力優先じゃ。まあ、多少の経歴ろんだりんぐはするので、後世の者たちにはわかりにくくなっておるが」


「『ろんだりんぐ』ねぇ……」


 そして今の土御門家の本当の当主は、長い眠りから復活した沙羅が相応しいと神は思っているわけか。

 なぜなら、彼女が土御門家で一番優れた除霊師だからだ。


「裕ちゃん、土御門家って当主がいたよね?」


「いたな」


 確か、老齢の当主が亡くなって、新しい人が新当主になっていたはずだ。

 そして彼は、戸高高志に付くことを決めている。

 一部若手たちが離反したという情報もあるけど……。


「安倍一族も、土御門家も、大混乱なんだね」


「そうなんです! 今、土御門家は存亡の危機を迎えています!」


「えっ?」


「あーーーっ! 裕ちゃん、この人たち!」


「土御門蘭子と赤松礼香か!」


「沙羅姫様、お迎えにあがりました」


「嫌じゃ」


「「ええっーーー!」」


「それはそうだろうな」


 突然、以前知り合った土御門蘭子と赤松礼香が姿を見せたと思ったら、沙羅を迎えに来たと言い出した。

 だが、こいつらは基本的に信用がない。

 沙羅も、彼女たちの提案を即座に却下した。


「なっ! 沙羅姫様!」


「今、土御門家は存亡の危機にあるのですよ」


「知っておるが、今の土御門家など、あってもなくても同じであろう」


 優れた除霊師が少なくなり、 公職からも追放され、大半の一族が戸高高志の泥船に乗る決断をしたのだから。

 第一、失って惜しい除霊師……この二人は実力者だが、そこまで惜しいとも……。


「まあいい。言い分を聞いてやろうじゃないか」


 情報も得たいので、俺は土御門蘭子と赤松礼香を連れて自宅へと戻るのであった。






「なんだってさ」


「土御門蘭子と赤松礼香。お主らは、土御門家の新当主から下された戸高家への合流命令を拒否し、全国で反主流派の仲間を集めていたとか。それは掴んでいるが、少数ではどうにもなるまい」


 自宅に戻る前に菅木の爺さんに連絡を入れたら、すぐに来てくれた。

 彼は、土御門蘭子と赤松礼香の動きをちゃんと掴んでいたようだ。

 安倍一族でもなく、戸高家と組んだ土御門家でもなく、第三極の構築を目指しているように思えるが、残念ながら大した数は集まらなかったようだな。


「だから、沙羅を利用しようとしていると?」


「そういうことになるかの」


 そんなしょうもない勢力争いをしている暇があったら、鬼の晴広を除霊しようとしている同族を説得して止めてくれ。


「いえ、私たちは第三極を目指して動いているわけではないのです」


「この混乱してしまった状況を収めるため、 未来の除霊師たちのため。とある策を実行しようと思い、今の安倍一族にも、土御門家にも属さない除霊師たちに声をかけていたのです」


「策ねぇ……」


 その前に、役人化して力が落ちてしまったのに、鬼の晴広の除霊をしようとしている土御門家の連中を止めた方がいいと思うけどな。

 このままだと、岩谷彦摩呂を支持する安倍一族と共に全滅してしまうかもしれないのだから。


「そもそも組んだ相手が悪い。戸高高志は、除霊師でもなんでもないんだから。資金力はあるが、悪霊は直接札束で除霊できないのだから」


「広瀬さん、話を聞いてください!」


「裕ちゃん、一応聞くだけ聞いてみたら?」


「そうだな」


 まずは、言いたいことを言わせた方がいいか。


「沙羅姫様は、公職を追放された先代当主が、土御門家復活の切り札として、本家屋敷の地下から目覚めさせました。その霊力は、当主に相応しいと思います」


 確かに、彼女のステータスに『当主』って出てしまっているんだよなぁ……。

 つまり、とっくに沙羅は土御門家の当主なのだ。

 新当主を名乗って、戸高高志にくっついてる方が偽物というのが滑稽だが、世間では向こうの方が当主扱いなんだよなぁ。


「で、土御門さんは、沙羅を新当主として迎えに来たと?」


 沙羅を土御門家の当主として、戸高高志についている新当主に対抗する切り札とする。

 そして、この二人が沙羅を操って土御門家を牛耳るという寸法か。

 若いのに、陰険なことを考えるな。

 向こうの世界にも、そういう自分が頭がいいと思っている貴族令嬢はいたけど。


「それもありますが、もう一つ。広瀬さん、あなたが安倍一族の新当主になるんです」


「すでに、かなりの範囲で情報が広がっていますよ。広瀬さんが、安倍晴明の血を引いていると」


「爺さん?」


「……なぜ知っているのだ?」


「そこは、腐っても土御門家なので」


「そうか……。沙羅姫は知っているはずだが……」


「ゆうは、妾の元許嫁であった裕ノ進様の子孫だ。彼は、妾が安倍一族に呪いの鏃で狙撃されたら、山の奥に逃げてしまったがの」


 俺の先祖、ちょっと情けないな。


「裕ノ進様も、妾と結ばれないことは予知で知っておったからの。彼も優れた除霊師で、予知の才能があったのじゃ。これも広瀬家と土御門家の未来のためだと、遠戚で幼馴染の久美という少女を連れて逃げた」


「久美……いえい!」


 久美子……俺の先祖の奥さんと名前が似てるだけで喜ぶのかい!


「子孫たちは、大きな勘違いをしておる。ゆうと妾が結ばれる未来は決まっておるが、それは新しき土御門家を始めるためなのじゃ。 大体、妾とゆうの二人がいれば、安倍一族も支配下に置けるだろうとか、そんな時代錯誤なことを考えているのであろう」


「「……」」


「無言なのは、それを事実だと認めたからかの?」


 土御門家には、ろくな奴がいないな。

 土御門蘭子と赤松礼香も、若いのに封建時代の人間か!


「意外なのは、沙羅さんの方が、土御門家の二人よりもよほど現代に順応していることね」


「涼子、妾が眠りについてからすでに数百年も経ち、 もはや親兄弟もいないのだ。古臭い風習になど囚われたくない。ゆうと結婚したら沢山子供が生まれるから、その中の誰かが上手くやってくれるのではないか?」


「裕と結婚することは決まっているのね」


「妾は除霊師なのでな。優れた除霊師に魅かれるのよ」


「師匠は、私と子供を沢山作るんですよ」


「そうか、千代子も頑張れよ」


「ああ、この人、室町時代の人だから……」


 桜の言うとおり、一夫多妻でも気にならないんだろうな。


「広瀬さん、あなたが戸高蹄鉄山の個人墳墓に行って、安倍一族の新当主就任、土御門家の新当主である沙羅姫様との婚約を宣言して、鬼の晴広を倒せばいいのですよ」


「やだ」


 この二人、俺にばかり面倒事を押し付けやがって。

 大体、あの岩谷彦摩呂の信者たちが、俺の説得なんて聞くものか。


「大体、俺たちが戸高蹄鉄山に入ったら、すぐに戸高高志と懇意にしている警察に捕まるだろうが」


 今の能力なら警察官を振り切るぐらい余裕だが、あとで前科なんてつけられたら堪ったものじゃない。


「さすがに今回は、あの二人の悪運もこれまでだな。案外また……いや、それはあり得ないか。大体、あの二人になんら疑いも持たずに従うような連中。どうせここで助けても、あとでなにかやらかす可能性が高い。 もう知らん」


 俺は正義のヒーローじゃないんだから。

 大体除霊師なんだから、自分がその悪霊を除霊できるかどうか、自分で見極めろってんだ。


「菅木の爺さんは、また沢山の除霊師が死ぬと……とか言わないな」


「安倍一族の当主と長老会の謀殺。戸高高志の暴走になにも言わない戸高高臣。人命優先も度が過ぎると、かえって被害が大きくなるからな。それに……」


 さすがに今回の事件で、日本除霊師協会も考えるはずだ。

 それに、除霊師の不足はなんとかなるんだよなぁ。


「(俺の『お守り』に入っている死蔵品を売ればいい)」


 確かに除霊師自体の数は減るが、霊器、霊的防御力のある防具、お札、霊薬の類で強化すれば、少ない人数でも、これまで以上の除霊ができるはずだ。

 兵数の不足を、火力と防御力で補うってわけだ。


「(岩谷彦摩呂と、戸高高志に従っているような連中に提供するのがもったいない。自分で火山の火口に飛び込む奴を助ける意味はないな)」


 この二人からすれば、操りやすい連中だから命を助けたいのだろうけど。


「どうして、俺たちが無条件にあんたらの企む第三極に従うと思っているのか理解できない……これだから上級国民は……。俺たちは、独自に第四極でやらせてもらう」


「「広瀬さん!」」


「お客さんのお帰りだ」


 俺は、二人を自宅マンションから追い出した。

 ああいう、自分たちは賢いからメインプレイヤーとして参加するのが当然みたいな女たちなど、組むとろくなことにならないのだから。


「裕君、あの二人、戸高蹄鉄山に向かうのかしら?」


「問題は、どれだけの戦力があるかだな」


 地方で仲間を募ったと聞くけど、果たして岩谷彦摩呂と戸高高志に対抗できるものなのか。


「もうすぐ、状況が大きく動くな」


「だな、菅木の爺さん」


 どうせろくな結果にならないだろう。

 多分、 土御門蘭子と赤松礼香も、鬼の晴広の餌食にされてしまう可能性が高い。

 あの二人の実力では、鬼の晴広に勝てるわけがないのだから。


「あの人たちが、鬼の晴広の餌食にならないと、私たちは動けないんだね」


「色々と事情があって仕方がないんだ。実際に犯罪が発生しないと、警察が動けないのと同じだ。鬼の晴広……どれくらい強いのかな?」


 多くの犠牲者の霊を吸収し、かなり強くなっていると想定して、今のうちに準備を進めておくことにしよう。

 他にも、奉納舞で強化したけど、聖域の状態も心配だ。

 これは、久美子たちを現地に派遣して……。

 まったく、 土御門蘭子と赤松礼香というバカが増えて、余計に状況が面倒になってしまったじゃないか。





「蘭子さん、どうしましょうか?」


「広瀬裕が私たちの提案を断るのは想定済み。要は、彼を戸高蹄鉄山に誘き寄せればいいのよ」


「となると、誰か彼の周囲にいる少女たちを?」


「これも、日本の、いや世界の除霊師業界のためよ。一時の悪名は甘んじて受けましょう」


「ですが、彼女たちを連れ去るなんてできるのでしょうか? みんな、凄腕の除霊師だと評判ですよ」


「私たちの仲間の中には、力のある男性も多いのです。誰か一人なら……うん? マンションから誰か出てきましたね」






「はあ……。私、凄いことに巻き込まれているよね」




 私は、好きな日本舞踊を続けるために必要な資金をアルバイトで稼ぎたかっただけなのに、なぜか除霊師の力に目覚め、今度は毎日除霊をさせられてしまって……。


「でも、あの扇は綺麗だったなぁ……」


 心惹かれるというか、あれで舞えるのなら、たとえ悪霊を除霊するためでも、使い方を習得してみたい。


「となると、もっと頑張って除霊の訓練を続けないと。広瀬君は筋がいいって褒めてくれるから……べっ、別にプレイボーイの広瀬君に褒められても嬉しくなんて……あくまでも、踊りのためよ」


 私は踊りのために、明日から頑張るの。


「今日はもう家に帰って寝ないと……あれ? どちら様でしょうか?」


「お嬢さん、悪いが少しお付き合い願おうか」


「ナンパは苦手です」


 広瀬君じゃあるまいし……広瀬君はナンパはしないわね……って!

 彼をフォローしてどうするのよ!


「なあに、戸高蹄鉄山で鬼の晴広の悪霊を拝むだけだ。数日で終わるさ」


 ええっーーー!

 さっきの、なぜか私も参加させられて事情を聞いてしまった、ヤバイ心霊スポットの件ですか?


「もしかして、さっき広瀬君と言い争っていた、なにか企んでいそうな女性二人の差し金ですか?」


「……勘のいい子は嫌いよ」


「勘がよくなくても気がつかれたでしょうけど。広瀬さんを誘き寄せる餌になってもらいますよ」


「ふぇーーーん」


 一番弱い私が狙われるなんて……。

 広瀬君、助けて……きっと助けに来てくれるわよね?

 だって彼は、女の子が大好きなプレイボーイなのだから。

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