皮肉の譚(違)
作者からの返信
万人向けニーチェ
鮮烈なる火花の一瞬の閃光が記憶に焼き付く事もあり
作者からの返信
然り。ただそれほど鮮烈な火花を放つには根気がいることも多い。数あるただ一瞬散った火花一つを一々記憶しているのは難しい……(という解釈もあります)
……某島国の詐慾
作者からの返信
今まで大丈夫だったんだからこれからも大丈夫の精神()
民主独裁。起源としては、やはり「哲人政治」でしょうか。
作者からの返信
確かに古代ギリシャに起源を求めるこができそうですね。哲人政治自体は、プラトンの意図としては反民主的な制度な感が強いですが、多数の専制が示す状況自体は、一時期のアテネ等はそれに当たる時期がありそう()
自由極まる自然状態w
作者からの返信
善悪を実現するために法があるのではなく、法があるから善悪が存在するのです(と言いたいのだろうと解釈できる)
様々な技術の発達発展により、所謂「革命」は発生し難くなってはいるかと。
アメリカ合衆国の暴動状況・情勢には懸念を感ずるところではありますが……
「善き人」の定義や如何に? と言うのは、さて置いてw、「自らの善悪を棚上げして、他者にのみ善人であること望む」のは、まぁ、無意味と言うか何と言うか(苦笑)
作者からの返信
徳のある人(トートロジー)
望むだけならタダではあるけど……
視点立場が違えば。
作者からの返信
理解不足か、理解した上でかという議論あれども。
マルクスの科学は人々を幸福にしたか? よく言って疑似科学止まりですかなぁ。
寧ろオーウェンの方が人間の、人間が形作る社会への理解が深かったのではないか? と、私には思えます。
「『資本論』は文学書」、あちらこちらでチラホラと見聞きした台詞ですね。元々は誰の台詞だったのかは、わたくし存じませんw
作者からの返信
もはや資本論と社会経済学は別物なところもあったり……はい。経済学ではなく哲学、社会学としてみれば個人的には好きです。現在の人文・社会科学上の知見の何割に影響を与えたかを考えれば、ただの空論とは中々……(個人的に経済学とは認め難いが)
資本論は皮肉や悪口の語彙を増やすのに大変役立つそうですが、そのために読むにはあまりにも長い。
何たる皮肉www
ルソーは、まぁ、うん、人格が、ね(苦笑)
作者からの返信
人格について触れ始めた結構な思想家があれなのでそこはまぁご愛嬌……
善美であるかはさて置き、数十年前、金融経済が世界規模で拡大するまでは普遍的な国家の理想像ではあったかと。
ハートランド国家では、現在でも理想であるかもしれませんね。
作者からの返信
完全で自足的な生といえばそうだろうか……そうかも……
個体の生態機能ではなく、群れ組織と道具の複雑化を推し進める進化の方向性。権力の源泉。
作者からの返信
なお社会を作る進化を遂げた動物のうち本能や暴力によらず正当性によるのは大変奇異
フランチェスコ・グイッチャルディーニ、近代歴史学の父とされる人物ですか。
ルイ12世と王妃ジャンヌの離婚を題材に佐藤賢一が『王妃の離婚』を書いていますね。
作者からの返信
まさに、イタリア戦争全般を記したものなどとても面白い……ただ近代歴史学の父というと個人的にはどちらかというとランケのイメージ(史料批判的には)。
流石フランス王朝史の方(そっち?)。
敗者の記録の重要性。
有史以来いったいどれほど記録が失われて来たのか。
あー、バーミヤン大仏の事を思い出してしまいました。
作者からの返信
敗者が自ら処分することもありますが、(一時的にでも)勝者が敗者の痕跡を破壊していくことの方が確かに多い気がします
「なんという野蛮! イタリアとは別ものだ。ここはアフリカだ」への応援コメント
イタリア南北問題ですね。
中世までは南が先進地域であった訳ですが、ルネサンス期以降に地中海貿易圏の相対的な地位の低下に伴い逆転して現在に至る、と。
作者からの返信
仰る通り、中世南イタリアは文明の交差点としてイスラームの先進性に影響を受けていたところ。文化的に分断されていたこともあって、南北の差異→後に貧富差が現代的な問題として形成されていきました(ただし、これが先進性の差による問題かというと微妙かもしれない)
様々な意味で自分(達)や自国とは異なる人々の集団だと言う事を忘れてはならない。
作者からの返信
政治的にも、戦略的にも、戦術的にも。
おおっ!? ジョン・ボイド! ファイターマフィア、OODAループ、機略戦の人ですな。
1パイロットとしての経験と考察から戦闘、戦術、戦略をカバーする理論を組み上げた偉大なる人物ですなぁ。
「バナナ」は自軍が撃破、駆逐すべき「目標」、「標的」である敵軍の譬えであるかと。
作者からの返信
流石というのも烏滸がましい……解説は任せます(???)。
いやぁ…………何故バナナに譬えるんだろうかと。
「社会などというものはない。個人が存在するのみだ」への応援コメント
あら、ちょっと意外な発言。「社会」は存在し無くとも「国家(大英帝国)」は存在するワケでつぬw
作者からの返信
新自由主義とナショナリズムの矛盾ががが……
アド、アジ、デマ……ゲッベルス博士がパイオニアですかな。
作者からの返信
要素を分解すれば遥か昔に、厳密に言えばやや未来に持ってられるくらいには息が長い「デモ」行為の歴史……(著者)当人が意図したいものとは違えど、性質的には意図したものそのものとも言えそう(ゲッペルス)
高瀬嘉隆さんの投稿を読んで(経済音痴未満な)ワタシなりに思うところでは、(反省材料となった事象も含め)結果として現在においてプラスとなっている部分がマイナスより多いのではなかろうか? と。
作者からの返信
ニクソンショックに対する対処というのは、同政権の最終盤におけるある種政治的な失敗(要するに失脚)の一因になっていきました。全体としての評価は仰る通り全く別です。
「アメリカを乗っ取ってバイバイさ」への応援コメント
独裁者に成れなかったウクライナ人
東欧・ロシア、中央アジアの歴史もまた、大変興味深いですね。
作者からの返信
共産主義は資本主義の経済を追い抜き突き放すと信じられていた……あの頃は。
今こそ旧ソ連史が重要性を増していますからね……
国際法の定めるところの「戦争」は色々とまぁ、メンドーですからねぇ。
作者からの返信
超限戦の時代
編集済
あら、そんなコトもおっしゃっていたんですねぇ。
作者からの返信
日本とヨーロッパはたぶんアメリカの勢力圏(ロシア的には)
「神になされし罪は神に任せよ」への応援コメント
政教分離、と理解するべきでしょうか。
「神の物は神に、カエサル(皇帝)の物はカエサルに」。色々様々な要素が大きく異なる二人の人物の同様の言葉が興味深いですね。
作者からの返信
神が裁くべきものを、皇帝が裁く必要はない……という、信教を理由にした弾圧の否定ともとれますね。
「この時期、日本の内政は外交、それも対米外交だったのである」への応援コメント
皮肉、と言うべきなのでしょうか?
作者からの返信
文脈的には、占領地における単なる事実、というものですが、確かに切り取ると皮肉にも聞こえる。
そもアカイア人やドーリア人にしてからが……
作者からの返信
純血のギリシャ人は存在するのか(哲学)
いや、コレはアカンwwwwww
作者からの返信
治安維持法が適用された政治的に右側の宗教。
生物学(霊長類)的な「群れの掟」が「社会契約」の起源であるとは思われます。
作者からの返信
確かに社会の起源はそこにありそう。ただ社会契約自体は、あくまで「役に立つ虚構」かなぁと個人的には。
無学無教養で戦好きの女好き、だが好奇心溢れる勉強家でもあった。
作者からの返信
カロリング・ルネサンスの中で
フルシチョフが失脚せず軍備軍事費を抑制して経済の発展成長が実現していたならば?
あー、なんか佐藤大輔の『遥かなる星』を思い出しました。
作者からの返信
崩壊くらいは避けられたかもしれない(一説)
流石にああはならないと人類の理性に期待する心持ち
禿同、しかしながら、おまいう
作者からの返信
盗み取られないためには目の届くところに置いておかないと……いかなる手段を用いてでも
自分に有利な多様性のみ認める人々
作者からの返信
???「それは多様性ではない!」
白河の清きに魚も住みかねて元の濁りし田沼恋しき
…………さてもさても
リアルとリアリティの違い、ですねぃ
作者からの返信
なお、リアルではない、よりもリアリティがない、というのが物書きにはダメージが大きい模様。
「反論は筋道をたててすること、けんか腰はよくない」への応援コメント
議論を成立させる為には各々の知性と倫理と合意が必要でありますなぁ。
作者からの返信
まさに。議題と個人、批判先を間違えないようにしないと……いずれの側も。
「別々に絞首刑になりたくなければ、団結しなければならない」への応援コメント
小異を捨て大同に和す。言うは易し、ですなぁ。
作者からの返信
革命(及びそれに類するクーデタ等)を成功させる条件ともされますが……明治維新のようにはなんとも
その「再現」こそが難しい訳で……
作者からの返信
また科学的でもない……
知らぬが仏(※おフランスに非ずw)
作者からの返信
その医者たらんとするならば……
ピューリタンの国に生まれ育った東欧系ユダヤ人の台詞、として読むのは不健全ですかな。
作者からの返信
ある意味では、その通りだが人間はそもそも邪悪なのでむしろ勢力均衡の正当性を擁護している、とも読めるのでまぁ……
そは原罪なれば。願わくば、斯く在れかし。
作者からの返信
教育による平和論の可能性は……
アイクは立場上、そう言わなければならなかった。と言うのは意地が悪いですかね?
作者からの返信
確かに笑。素直に考えるなら、そう言った立場にあったからこそ、こう言う考えに至ったとも言えますが……
孫子でも同様の事が書かれていましたね。
作者からの返信
将軍の資質について、例え君命に背くとしても……とまで書いてましたね
戦略には情勢状況を鑑みて臨機応変の柔軟さが必要とされる、と言う事でしょうか?
作者からの返信
端的に言えば、戦争は技術よりは芸術に近い、といった趣でしょうか。原理原則は有用ではあっても、それに従って机上で計算すれば事前に勝敗を導けるようなものではない、という意です。
スペインでのパルチザン闘争がありましたねー。
作者からの返信
ナポレオンの西方における失敗といえばまさにこれでしょうというところ
超限戦、ですな。
作者からの返信
まさに超限戦のようなものに対処するには、防衛側にこそ能動性が求められます
編集済
政治指導者が軍事戦略的妥当性よりも(様々な)政治的課題・要求の実現を優先させた結果、制限戦争の完遂に失敗してしまうパターン。
【追記】
そも、マッカーサーの「鴨緑江を越える」発言が「軍人の度を越した行動」に当たるかと。「(未来の)政治指導者としての発言」だったのかも知れませんが。
軍人としてならば、人民解放軍の能力に対する見積もりが甘かった、となりますでしょうか。結果論になりますが。
作者からの返信
それでもマッカーサーが核を落とせというのを唯唯諾々と受け入れるよりかは絶対戦争に近づかないから……
「敵の兵士を殺害するより、むしろ敵の勇気を挫く(べきである)」への応援コメント
突き詰めれば「戦わずして人の兵を屈する者は善の善なり」と、なりますね。
作者からの返信
確かに重なるところがありそうですね。ただし、それはきっちりと戦闘の意思と覚悟をもった結果(あるいはまさに戦闘の結果、他の兵に対して)でければならない、とクラツゼヴィッツなら言うでしょう(孫子が言うかはともかく)。
ゆないてっどすてぃつ
作者からの返信
決してジョミニ的な計算ではなく、ある種精神的なものも含む(それを含めて米国は圧倒的)
気付いていても敢えて気付いていない様に見せ掛ける事もまた大事ですね、外交でも内政でも。
作者からの返信
それを市民が本当に徹底できるのなら、取り付け騒ぎなんて滅多に起きずに済むのですが……
ナショナリズムと国民軍、ですかな。
作者からの返信
単なる技術ではなく、(クラウゼヴィッツ的な意味での)精神的要素の強さ
前者を意図して開戦するも(様々な要因から)達成し得ず、後者でひと先ず決着する場合。
前者を達成する為、後者を幾度か重ねる事例。
作者からの返信
前者は例を挙げるまでもなく、後者はやはりまずポーランド
「治にありて乱を忘れず」、一兵卒に求めるには過大過剰ではないか、と。理想ではあるかも知れませんが。
作者からの返信
確かに過剰な期待ですね(笑)。少なくとも下士官が意識されていそうな言葉です。実際クラウゼヴィッツを指していましたし。
『孫子』に比べると、抽象性に欠け(欧州近世の戦争に合わせて)具体的に過ぎるきらいはありますか。
作者からの返信
対象読者の違いも大きいでしょうね。少なくともクラウゼヴィッツは将来にわたってプロイセン軍人に読まれることを意識し、孫子は同時代とはいえ君子に読まれることを意図していたような気もします。
おっしゃる通り技術、経済の発展で陳腐化した箇所が多いのは戦争論の難点ですが、そこは戦争論のさして重要なところではないので問題ない……という論もあります。
「人が幸福になるところ、そこに祖国あり」への応援コメント
祖国に居るから幸福なのか? ソレはさて置き、「祖国」、「生まれ故郷」が厳然と存在する事の幸福はあると思います。嫌悪や憎悪の根源、対象だったとしても。
「故郷は遠くにありて思うもの」
作者からの返信
幸福になれるところが即ち祖国なのか、ですね。当初のローマなどは半数は略奪してきた人(誇張)。
人生の目的を幸福とするのなら、その人生に影響大なる郷土・祖国が幸福に強く関わるというのに同意です
「ラインこそ、ヨーロッパを東西に分ける脊柱である」への応援コメント
ローマ帝国の領域であったか否か、ですなぁ。
作者からの返信
リメスの線はローマではありつつ、ローマン・ガリアとゲルマンが交わる交易中枢でもある……
〉歴史から学んだ「気になる」ことに注意。
いやはや、全くもって(汗顔)
作者からの返信
解釈の幅が大きいですからね……
まぁ、大革命の有様を見れば。また、その後に続いた諸「革命」の実態を知るにつけ。
「独裁国家たちは存在意義として民主国家を悪魔化する」への応援コメント
「独裁国家(の権力者)たちは存在意義として民主国家(の権力者)を悪魔化する」と言うコトではないか? と。
作者からの返信
確かに、衆愚性の指導者、デマゴーグに過ぎないという形式を使うことは多々見られますね。
まぁ、「王家」よりも古い家系とか実在しますですし。ちな東アジア。
作者からの返信
なおオリエント以来西洋の家系は創作するものと相場が(
Qちゃん「せやから、しらしむべしよらしむべからず、なんやで(ドヤァ)」
作者からの返信
内容より人というのは東西の先生から指摘が……
知る事で得る苦しみ、も少なからずありますなぁ。
作者からの返信
知らなければ良かったと思う時にはもう遅いというのがなんとも……ただ、すぐ近くに答えがあるのなら、知っておいた方が不安はなくなるとか
フランスにおける大革命〜第1帝政期のナショナリズムの高揚を目の当たりにした思想家(名前は失念しました)が同様の述懐をしていたと記憶しております。
恐らくは人類の、群れを作る霊長類としての本能に根ざす性質であるかと。
近年の研究仮説で「サピエンス」と「ネアンデルタール」等の(旧来的な言葉で言うところの)「旧人」との違いに、架空存在の創造と共感、即ち「神と宗教の発明と伝播」がありますが、神・宗教(組織)の権力権威が低下した近代以降においてナショナリズムが取って代わったのではないか、と。
共産主義やグローバリズム等もある種の宗教ですね。
作者からの返信
フランス革命に間に合わなかった思想家がのちの時代に大きな影響を残したと言われますが、当時についてフランス革命を述懐した人にも、また偉人が多いので難しい……
ナショナリズムが宗教に成り変わった面があるというのは、同意です。ニーチェが示すような超人に人はなれませんから。
ある種の宗教といえば、資本主義や反グローバリズムは勿論、道徳や倫理もまた、それらを同じ方向から見た時に現れる(要するに一側面としては)構造としては同じではないかと。
『悪魔の辞典』の著者でしたか。
だからこそ生き残った者は死者を勇壮に美しく飾り立てねばならない、かと。
作者からの返信
とはいえ、戦争が悲惨なのは良いことだ、戦争を好きにならずになんとやら、という某将軍の言葉も浮かぶ。
正に革新的発明だった訳ですな……核なだけに
作者からの返信
核心的なコメント
「戦いに敗れて精神に敗れない民が真に偉大なる民であります」への応援コメント
その精神を養うには、やはり学校教育しかないですね。「自分たちは悪かった」の部分ばかり強調して、その後も先もないようじゃ……。
作者からの返信
確かに、学校教育が直接的でわかりやすいと思います。敗北の後も、人は残りますし、心も残りますし、日本の場合は国も残っています。残っている以上は、(善悪についての表面的なものではない実務的な)反省と、将来の展望、仰るとおりに後と先を考えないと、後の人が困ってしまいますね。
これ、倒産経験者の私には痛いほどわかる。
あれ? なんか、アメリカの話をしてるのかと思いました。奴隷はいませんが。
作者からの返信
今でこそいませんが、建国しばらくは建国の理念との矛盾を抱えてなお奴隷制が保たれたと捉えれば、より似ているかもしれません。実際、ジマーンという、とある国連起草者の一人は、英国の次にアメリカとアテネを重ね合わせました。
のらーりくらーりしているのが日本の独自外交? これはこれで成功しているのかも、と、最近は思っています。
作者からの返信
確かに、ある意味でリアリズム的な態度に基づいた外交方針と言えるかもしれません。少なくとも、致命的な結果はまだありませんから
うち、ダンナが軍人です。まさにこの方のおっしゃってること、言ってるしやってますね。基本、軍には全体的にこの理念が徹底されてると思います。
作者からの返信
勉強になります。家族にも伝えるものなのですね。由来は気になるところですが、機能的には非常に理にかなっていると思います。(文民統制の観点からも)
編集済
「いや、ホラ、確かに色々とムズカシイヒトだけどサ、アノヒトが居てくれるおかげで(ry」
むかぁ〜しは、アッチャコッチャで使われていた台詞です。
世の中が便利になった結果として、必要とはされなくなった人達……
結局、ローマ帝国は、情報伝達の術が少ないなか、あの大帝国を維持するのがくるしかったんでしょうね。4つに分けて分割統治したり、東西に帝国われちゃったりしてますしね。でも、あの時代にあれだけの領土の民を満足させる大帝国を築いたのはやっぱり偉大だと思いますけどね。
って、今日はここまで読ませてもらいました。
大変、勉強になりました。また来ます!
作者からの返信
ローマ衰退、崩壊の理由をめぐっては、様々な解釈がありますね。情報伝達もその一つですが、拡大しすぎたからというのが一つ、また、拡大を止めたからというのもあるでしょう。ただ、今後の欧州世界を貫くラテン語文明は、この帝国を一つの母体として屹立しているのは間違いありません。
ここまでお読みいただきありがとうございます。しかし期待を裏切ることになってしまうとは思うのですが、途中から受験、大学といって多忙のためほぼ完全にエッセイ部分が消失しています(素敵なレビューをいただきながら、本当に申し訳ない)。コメントで質問いただければ答えられれば答えますので……
ちなみに、どちらかと言えば物理が好きな歴史専攻の方が近いですね。
なお、同時期のスパルタ市民w
でも、レオニダスとか知ってるから、私はちょっとアテネには点数からめですw
作者からの返信
王政は独裁政に、民主制は衆愚政に……
「建国の父たちよ、そして新たに参入した人々よ」への応援コメント
ローマ皇帝も対外ですが、共和制ローマの末期も対外な気がしています。なんというか、こういういい時代もあるのですが、時がすぎると、ねぇ。って感じなんですかね?
作者からの返信
安心してください、良いところを良い感じに切り取っているだけで、ローマは最初から最後まで基本的にある意味蛮族(現代国際法視点)です。寛容(クレメンティア)の精神と道理を蹴っ飛ばす精神を兼ね備えた国ですので……
たしかに、ドゴールの時代のフランスはそうだったのかもしれませんが、今はどうなんですかね?プーチンの毎晩電話して、なにも成果をあげれなかった国家元首もいたことでしたし、最近、フランスの発言力、落ちてきていますね。
作者からの返信
確かに日本から見ればそう見えますが、あまり報道されないアフリカをはじめとして旧植民地の諸問題や、欧州による対米自立の動きでの主導権など、衰えてもなお一定の発言力を保持しているとは思います。
プーチンへの電話は、アメリカや中国でも成果が上がったかは未知数ですから……
私のアイゼンハワーのイメージは、大統領より規律ある軍人のイメージが強いです。
作者からの返信
実際、政治家としても(財政)規律がありましたね。軍人としても大統領としても、規律を持って職責に臨んだと思います。
「……戦争は待ってくれるだろうか」への応援コメント
結局、この決断は正しかったのですけども、ただ、難しいんですよね。その当時の判断が正しかったことが、今もたまたま正しかっただけってきもしますしね。
作者からの返信
確かに、結果論だと言われてしまえばそうですからね。幾度も危機を回避したりしなかったりしながら、今回は回避できなかったということで……
「創造主はサイコロ遊びをしない」への応援コメント
面白いのが、因果律信者のアインシュタインが、量子力学の発展に大きく寄与したブラウン運動の論文を書いているのも皮肉なんですよね。
作者からの返信
光量子仮説で論文をノーベル物理学賞を取っているのもあわせて、簡略化した業績だけを見れば、量子力学への道を開いた学者の一人でもあるので、皮肉度が高いです。らしいので好きですが。
ソ連を崩壊に追い込んだ、文字通りの立役者と言えましょうか。
作者からの返信
これには連邦政府もにっこり
「世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った」への応援コメント
「江戸は日本人が作ったが、東京はオランダ人が作った」
ちょっと誇張に過ぎるかも知れませんが、屋村さんの動画を見て感嘆しました。
作者からの返信
屋村さんというと……一般通行知識人のトッドマニアの古典地政学オタクさんですね(パッと浮かんだイメージ)。そういえば最近見ていないので少し見てきますか。
「現在ほど戦争が起こりそうにない時代は、世界史の中で稀」への応援コメント
自画自賛と読めなくもないですが、テューダー朝からスチュアート朝へのスムーズなバトンタッチを成し遂げた手腕は見事と言うべきでしょう。
あるいはジェームス1世の人物眼と大器をこそ評価するべきでしょうか?
作者からの返信
素晴らしい手腕だと思います。まスチュアート朝はその後……はい。
ちなみにこの発言は、実は国連設立に携わった(この部分だけ切り取ると)同姓同名の貴族兼弁護士のものです(大変紛らわしくて申し訳ない)。時代としては戦間期。つまり……
「人と時代」、興味は尽きませんね。
「自分(石原莞爾)が二十年早く生まれていたならば」と言う意味ならば、夜郎自大ですかなぁ、と。
作者からの返信
お洒落なコメントでついつい唸ってしまった……成程なぁ。
少しズレますが、偉人の影響については、地理的決定論者たるダイヤモンドなんかは重視しないというのも面白いですね。時代が人を求めるのか、人が時代を作るのか……
……ケルト、ゲルマン
作者からの返信
知らないわけではなく、より基盤的なものを選抜したんでしょうね。文脈的には紀年法基準では、ということでした。
現代のソフィスト、ですかな。
作者からの返信
扇動家とは確かに上手いですね。ただソフィストの含意する価値判断の方向性がどっちでもあり得るなぁこれ……哲学でソフィストが再評価されているのを考えると無駄に深読みできそう(
「どんなことがあっても飛行機乗りになってはならない」への応援コメント
ダンチョネ節の飛行機乗りバージョンで「今日の花嫁 明日の後家」なんてありましたなー。
作者からの返信
哲学者バージョンが欲しい(???)
編集済
「難波津に 咲やこの花 冬ごもり 今は春べと 咲やこの花」への応援コメント
意訳「私は来た! 私こそがこの蛮夷未開の地に文明開化をもたらす者である!」
なかつはらあきらかなりしこのはなの
いまこそさくやなかつこのはな
作者からの返信
近代的解釈()
後から万葉集じゃないですね、流石に記憶頼りすぎた
和歌を読むような教養はないので、歴史上のそれとして
プロレタリアートの敵w
作者からの返信
イデオロギーバトル
「戦争とは残酷なものだ。そこでは決定的な場所に最大の兵力を集中することを知っている者が勝つ」への応援コメント
後世からは、何とも皮肉な台詞でありますなー。