魔法の時間は午後六時三十五分まで。

慣れ親しんだ街を散歩するように「わたし」は歩く。
そこには大事な人との記憶が詰め込まれていた。
ほっこりと切なさ。そして優しさが生んだ魔法の時間。

お兄ちゃんとの再会。
その先が一筋の希望となるように、祈らずにはいられない。
素敵なタイトルとお話でした。