第10話なんだかんだで運と言うのはあるらしく…。

午後、急に騒ぎが起き始めたのは午後になったばかりのころだった。

運のいいのか悪いのか城に侵入者が入ったのだと言う。

いい具合にどさくさ紛れると僕は城を出た。

魔法で王族特有の髪色と眼の色を隠して。

「良かったのですか?陛下。」

「最近出たそうだったからね…護衛騎士も後から付けさせたし大丈夫でしょ。」

父とは、時に賢い生き物であるとメオは感じる。

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