第2話消極的な初恋の励ましの相棒
あるクリスマスの朝、一つのプレゼントが布団の横にそっと置いてあった。
それが相棒との出会いだった。
サンタからの贈り物でした。
勝子は音楽が聴くのが好きだ。また一番の幸福の時間だ。
白くてスリムな軽い。
学生時代はほぼ相棒とともにいることでしょう。
あの時片思いしていた。
たぶん、あとにも先にもその人しか付き合いたいほど好きな人はいない。
子どもの時の好きって感情は楽しい、一緒にいるだけ幸せって思うんだ。
勝子は違った。勝利に導きそうな名前だが。
辛い、近くにいるだけで通常な勝子じゃなくなる。
話すだけで顔が赤くなる。冷たい態度をとってしまう。
好きなんだけどね。
そんな素直じゃない勝子。だけど、近くにいたい気持ちがある。
廊下で見かけた時は通り過ぎたあとはなぜか笑顔になる。
テンション高くなる。
今思えばそれが恋なんだと思う。その頃の初々しい気持ち、ドキドキは大切。
でもこの恋は勇気がなくて何も始まらなかった。
辛い、切ない気持ちが大きすぎてプラスな気持ちになれなかった。
勝子のこじれた一つの原因かな。
日々の恋ごころとともに学校帰った後部屋で片思いソングを鼻歌で歌っていた。
勝子の恋シングル @solyutt
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