純愛ディソナンス(ドラマ)

【純愛ディソナンス】フジテレビ系木曜22時

2022年7月より放送開始

現時点(この記事の公開日である7月29日)で第3話まで放送


 この夏に観ているドラマは【純愛ディソナンス】と【石子と羽男】だけですが、個人的に純愛ディソナンスは今期ドラマのダークホースなのではと思い始めています。


 主演はHey! Say! JUMPの中島裕翔さん、共演は吉川愛さん、比嘉愛未さん、佐藤隆太さん他、演技派な役者さんが揃い踏み。


 ジャニーズの中島さんと言えばセクシーサンキューなSexy Zoneの中島健人さんを以前から存じ上げておりましたが、中島裕翔さんとは、これまで彼の出演作にことごとくご縁がなく、実のところお顔はわかるし名前も知ってはいるけど演技はよく見たことがないJUMPのメンバー……程度の認識でした。

 

 ……と思っていたら、堺雅人さん主演の半沢直樹(2013年版)の大阪編で堺雅人さんの部下役で出演されていたんですね。


堺さん大好きっ子の私、当時は堺さんのお顔しか見ていなくて申し訳なくもあの部下役のシュッとしたイケメンが中島裕翔くんだと認識していませんでした。


 母にも純愛ディソナンスの話をしたところ、

「主演が中島裕翔くんで……」

「え?誰?」

「あれだよ、半沢直樹の大阪編の堺さんの部下の……」そこで母、しばし沈黙……からの

「ああ!あの背の高いシュッとしたイケメンの子ね!」

と無事に通じました。笑

(ちなみに母娘でKinKi担です。)


中島裕翔さんはシュッとしたイケメンって言葉が似合いすぎる。シュッとしたイケメンの代名詞。


 ドラマの内容はよくある教師と生徒の禁断ラブ……?

ん?高校教師の再来か?(例えのドラマが古い)と思いつつ1話を視聴後、これはハマる予感がする!と久々に嬉しくなったんです。なんだろう、去年放送の【最愛】の1話を観た後のような感覚。


【最愛】についてはこっちの記事で語り散らかした→https://kakuyomu.jp/works/1177354054933914820/episodes/16816927862553602590


 心に闇を抱える音楽教師の新田正樹(中島裕翔さん)とヤッベェ母ちゃんを背負う冴ちゃん(吉川愛さん)が、こうね、むずむず、むずむず、する関係なのよ。


 まずビジュアルが中島裕翔の音楽教師ってだけで惚れる要素しかないのに、ふたりきりの音楽室でピアノを弾いて過ごすひとときに互いに安らぎを感じたり、コインランドリーで鉢合わせした先生のオフ姿なんて見ちゃった日にはときめき大暴走。そりゃあね、恋するって……。


高校時代にビジュアル中島裕翔の先生(しかも眼鏡、イケメン高身長眼鏡)がいたらファンクラブできるレベルでしょ……バレンタインに先生にチョコ渡すために行列できるでしょ(妄想が暴走してるのでちょっと止めるわ深呼吸しよ)

 むしろなんで新田先生の魅力に気付いているのが冴ちゃんだけなん?いや、だから特別感あるんですが。


 冴ちゃんは小説家になる夢を抱いていて、自作の小説に新田先生のことを書いちゃったりして、でもその原稿は2話で職員室に乗り込んできたヤッベェ母ちゃんが原稿のコピーを先生に配りまくってあげくに大声で朗読されてしまいます。……これだけでも冴ちゃんの母親がどれだけヤッベェ奴かおわかりいただけただろうか。


 アマチュアで小説書いてる私、あんなことされたらあの母ちゃんに殺意しか湧かないのだが。

冴ちゃん、無料の小説投稿サイトあるよ!って教えてあげたくなったよ。ここでスポンサーとしてカクヨムさんなどなど、小説投稿サイトが出てくればいいのにね。笑


 2話の時点で高校教師エンド(まぁ所謂メリバ?)は回避できたかと思ったんだけど?……昨日放送の3話を観終えてこれはちょっとわからなくなってきましたね。


 3話で5年後まで話が飛ぶんですけどね、3話のラストシーン観た私の心の声「うわーん!!いーやぁーだー!!!待って待って、なんか嫌な予感はしてたし匂わせ伏線あったから、ほんのり覚悟していたけど、えーーーー!!」となりました。


これだけだとこのドラマ未視聴の人にはなんのこっちゃ、さっぱりわからん現象ね。


 中島裕翔さんは闇の演技が素晴らしい。感情の宿らない新田先生の瞳が唯一、冴ちゃんと一緒にいる時にだけ優しい色を宿すあの雰囲気に落ちる。これは恋への道まっしぐら。


……で、3話はなんなんですか、あの某探偵アニメの黒づくめの組織に入ってしまったかのような全身黒一色のダーク中島裕翔は!!

今にも「こんにちは、バーボンです」とか言いそうな、どっかのトリプルフェイスの公安と喫茶店のお兄さんみたいなビジュアルじゃないか。

ダーク中島裕翔、良き。でもたまにはまた眼鏡もしてもらいたい。


 新田先生が中島裕翔なのか、中島裕翔が新田先生なのか。中島裕翔さんご自身について無知な私が言うのもおこがましいですが、役と彼が一体化していますよね。はまり役なのではないでしょうか。


 冴ちゃん役の吉川愛ちゃんに関しては【メイちゃんの執事】で子役時代を見ているから、おおきくなって綺麗になったねぇってどうしても親戚目線になってしまう。


 このドラマの情報が出た時に正直思ったんです。吉川愛にいつまで高校生役させる気だろう?って。

彼女は現年齢が22歳だからまだまだ学生役のオファーが来るのはわかります。


でも【恋はつづくよどこまでも】で社会人(看護師)役をやったのに、また高校生役に逆戻り……?とちょっぴり不満だった過去の私、安心して!!

3話の途中で高校生じゃなくなるから!!


 5年後の22歳を想定しての吉川愛ちゃんのキャスティングだったんですかね……?

役柄と役者さんの現年齢が同じだとよりリアリティがありますよね。


 余談ですが、1話でキーパーソンの女性が愛用していた香水はおそらくランバンのエクラ・ドゥ ・アルページュですね。私もあの香水使っているのでお揃い〜と嬉しくなりました。画面に香水瓶映ってすぐにわかった♡


 実は現在連載中の恋愛小説に正樹という名前のキャラクターを出そうと思っていたんですよ。中島裕翔くんの役名が正樹ですね。

主人公の女の子が片想いする男の兄を正樹にするつもりで執筆していて、小説の公開前に純愛ディソナンス1話を見まして……。え、あ……名前……被ってる……。


 放送中のドラマと現在進行系で連載中の自作品のキャラクターの名前被りはわりと気にします。

数年前のドラマや、同じサイト内にいる作家さんの作品で名前被りがあってもそこまで気にはしないけど現在進行系のものはね。それを見て名前を真似したとか、思われたくないんですよ。

だから兄の名前は公開前に正樹から別の名前に変更したのです。


 そうしたら今度は3話から登場する冴ちゃんの友人役に「莉子りこ」が出てきた。

えーっ!?莉子って、おいおい、連載真っ最中の恋愛小説の主人公、莉子だぞ!?


いくらなんでも観てるドラマでことごとく自作の登場人物と名前が被ってしまって、びっくらぽんでした🍊


 さてさて、来週は4話。

どうなるんだ。形を変えた禁断ラブが起きてしまうのかっ!?

新田先生が冴ちゃんのことを「冴」と呼ぶ日を心待ちにしてしまっている私がいます。


 もしも気持ちを抑えようにも抑えられない側が新田先生であればあるほど罪深いね。3話の例の人に言われた「他人事じゃない」が本気で他人事ではなくなってしまうのか。

こんなに次回を早く観たくてたまらなくなったドラマは【最愛】以来かもしれない。


 結論。比嘉愛未は地味なままでは終わらなかった。

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