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中華風な世界観のファンタジー、恋愛の書棚

呪われた龍にくちづけを（カクヨム）★書籍化

【呪われた龍にくちづけを】シリーズ／綾束　乙様

掲載サイト・カクヨム

　【第一幕】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884543861

25万文字、完結

MFブックスより書籍化

書籍版タイトル

【呪われた龍にくちづけを１ ～新米侍女、借金返済のためにワケあり主従にお仕えします！～上】2023年5月25日発売

　【第二幕】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885652282

39万文字、完結

　【第三幕】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888587025#work-information

99万文字、完結

　じれじれもだもだ恋愛ありの中華風ファンタジーです。

第三幕はなんと90万文字を超えています。私は数週間かけて第三幕を追いかけ、あっという間に最新話に追いつきました。第三幕を追いかけたあの数週間とても楽しかったなぁ。

　個人的に綾束さんはカクヨムの大御所と思っています。★の数やコメント欄の賑わいぶり、作品のフォロワーには読み専さんも多く、交流にも積極的で多くの作家さんのエッセイや作品のコメント欄でもお名前を見かけしますし、人気者の大御所ですよこの方！

お砂糖もりもり甘すぎて読者が糖尿病になりますっ！な物語を書かせたら右に出る者はいないっ。

◇◇◇

▼個人的な見どころポイント

＊主人公の天然鈍感レベル

★★★★★

　主人公の明珠（めいじゅ）ちゃんは私がこれまでに読んできた数多の作品の中で一番の天然鈍感ちゃんかもしれません。なんとこの子、十七歳なのに赤ちゃんがどうやってできるのか知らないんですから。

明珠ちゃんの周りのキャラだけでなく読者もたまに頭抱えるほどの天然娘。

お願いもうちょっと男性に対する危機感を持って自衛して……と頭抱えそうになりますが、けどそこが可愛くもある。

＊お砂糖たっぷり、けれど時々ピリ辛

★★★★★

　基本的に甘々でお砂糖だぱーなんですが、明珠ちゃんの家族問題や借金、彼女が仕える主が直面している現状など、明珠ちゃん一行が抱える問題はけっこう深刻。

明珠ちゃんが奉公先でお仕えする美貌の主（あるじ）、英翔（えいしょう）様には誰にも知られてはいけない重大な秘密が……。

タイトルの【呪われた龍にくちづけを】の意味……そういうことか！と拍手喝采。

＊よりどりみどりイケメン充実レベル

★★★★★

　明珠ちゃんの周りの男性キャラ複数名が揃いも揃って顔が良い。大事なことなので2回言います。顔が……良い……嗚呼しあわせ。そして皆キャラが濃い。

　私は第二幕からレギュラー登場する安理（あんり）くんがとにかく大好きなんです。

　ネタバレにならない程度に安理くんのキャラ紹介をすると、明珠ちゃんと共に英翔様にお仕えしている従者のひとり。

普段はチャラくてヘラヘラと軽薄に笑っているのにいざって時は切れ味バツグン、切っ先の鋭い剣のように獰猛で冷酷な顔を表す二面性を持つ彼、しかし明珠ちゃんの前では裏の顔は絶対に見せない。明珠ちゃんにはひたすら優しくかわいいかわいいしてる。

　そんな彼に私は心を持っていかれた。あの二面性がクセになる。

私も安理くんにかわいいかわいいって頭撫でられて世話焼かれたいわっ！明珠ちゃんちょっとそこ変わって！！！！

　第二幕、第三幕の安理くんの登場シーンのところを繰り返し読むくらいには恋煩い重症。え、自分でも引くけどガチ恋じゃん……。

第二幕中盤の「はいは～い♪」って言いながら屋根から地上へ颯爽と降りてくる描写があるんですけど、あそこの安理くんはもう、もう、何度読んでもあそこ好きなんじゃああああ！（安理くんへの愛を叫びたくてこのエッセイ復活させた疑惑）

　いつか勇気出して綾束さんにコメント書く……書くぞ……。クラスの人気者に話しかけたいけど勇気が出なくて話しかけられない陰キャの子の気分(笑)

追記のご報告。（いらない）

この記事を書いた半年後にやっとコメントできたの！！

推しの安理くん登場回にはじめましての長文コメントしてしまったのに綾束さんのお返事が丁寧で涙ちょちょぎれた。一生推す。

書籍化おめでとうございます(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠✧⁠*🌸