何よりも先ず言っておくのが、この作品のヒロインの愛は重いです。
ただし、主人公の状況を考えれば心地の良い重さです。
ヒロインの主人公に対する想いが育まれていった理由は納得のいくもので、こうやって人を好きになっていくんだろうなぁと思ってしまいました。
タイトルからもわかる物語の冒頭に描かれた主人公からヒロインに対する塩対応に対し、それでも諦めることが出来ないヒロインが自分本意な愛をぶつけるのではなく主人公の心を絆していくようなアプローチの仕方がとても良いです!
周りにモテ出してもヒロインの中での優先順位は変わること無く主人公を思い続ける様が魅力的で、タグの依存・執着など言葉から受ける印象の悪さとは違って良い意味で裏切られたなと思います。
主人公とヒロインがどのような物語の末にハッピーエンドに辿り着くのか、唯々楽しみで仕方がありません!
マイナス点:
1) ストーリーの 60% はゴミ箱に捨てられる可能性があり、プロットには大量の水が含まれており、まったく不必要な水がペースを遅らせます。
2) 終わりに向かって、登場人物の本能、つまり自己保存、常識、信頼、恐怖がオフになりました。これは、刑法の観点からも、親しい友人を信頼するという観点からも、耐えられないほどばかげているように見えました。
3) 歴史のペースを単純に破壊した最も迷惑なことの 1 つは次のとおりです。
これは主人公の負傷シーンを 150,000 個の部分に分割したもので、著者はこれらの各部分を水で満たされた 150,000 の章全体に散在させました。