列車内で読むなと書いてる人がいましたが、他人のアドバイスは素直に聞くべきだと思いました。

宇宙戦争の起きている世界を舞台に、人類に生まれた英雄……を眺める人たちの反応を楽しむ作品です。

人類の英雄でありながら、人類側からも「いや、彼を人類に含めてええの？」と言われてしまう主人公（？）の特務サン。

特務が関わる場所で巻き起こる騒動を、彼を知る人々が某匿名掲示板で語る。その様子が何とも肩の力が抜けて面白い！
とにかく一度お読みください。いつの間にか「次の更新はいつだ？　特務！特務！特務！」となっていることうけあいです。

簡単に言うと「超人が居る戦場で一般兵士が生き残って汎用掲示板に書き込んだモノ」です。
全部ぶっ飛んででライブ感凄いです。

…なぁ？

俺、「この作品は小説紙媒体は向かない」と思っている。
その上で「コミカライズが最適じゃね？」とか本気で思うんじゃが？

読み始めは特務の奇行の数々に困惑していた、10話過ぎる頃には「さすが特務！」となり、完結した頃には「特務！特務！特務！」となっていた、何を言っているか解らないだろうが事実なのだから仕方が無い、作品モブと謎の一体感を感じる事が出来る怪作。

前線兵の悲哀と彼ら視点なゲーム好きなら誰もがどこかで見たことのある主人公の目と正気を疑う活躍を追う掲示板の書き込みに終始半笑いでございましたよ。
FPSやTPSで無双している時にふと目に入る、時にはプレイヤーのサポートもしてくれる、あるいは無情にも敵に吹っ飛ばされて死ぬ、愛すべきNPCたち。
彼らの側で主人公を見てみるのもまた面白いのではないかと、お勧めしたい一作であります。

作中掲示板への投稿者とリアルの読者と感想投稿者の三者が、揃って唖然・呆然・驚嘆不可避な主人公の活躍と怒涛の展開！！
爽快感抜群な作品です。

作中掲示板を読んで、更には投稿された他ユーザーの感想を読んでと、一話につき二度のお楽しみがあるお得感すら満載です。

更には、主人公の活躍に対する三者の共感-シンパシーはまるで、主人公を戴いた神輿を、三者勢揃いで担いでワッショイしてるかのような一体感で、読むたびにお祭り感が得られます。

読めば貴方もこう投稿せざるを得なくなること間違いなし！
(≧∀≦)ノ特務！特務！特務！
(≧∀≦)ノ特務！特務！特務！
(≧∀≦)ノ特務！特務！特務！

ここではない何処かのお話。
人々が掲示板で語り合うのは荒唐無稽な英雄譚, , ,

やー、めっちゃシビアな大戦争、人類存亡の危機をシュ◯ちゃんやラ◯ボーも真っ青の無双ぶりで戦い崖っぷちから巻き返していく爽快感！

パチってプイってキュッとして全部解決する大爆笑のコミカルさ！

気がつけば貴方も掲示板の住人の一人になっているでしょう。
さあ皆さんご一緒に！

特務！特務！特務！
特務！特務！特務！

HALOの周りの人たちはこんな感じなのかな？と思わせてくれる作品w

特務大尉自体は明確に描写されていないのですが、ときどき出てくる発言や、周りの人のコメントからすこーしだけ推測できる、この微妙な距離感が楽しいです。

最強の主人公周辺のモブ視点の作品。主人公は戦闘狂として行動指針がシッカリしているため、有象無象の俺つえー作品みたいに　こいつは何がしたいんだ？　って気持ち悪さがない。小説の視点はその主人公の周りにいるモブだが、あくまで周りのモブの感想として物語を進めていくため行動や言動の矛盾がなくスッキリと読める。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（1084文字）

特務！特務！特務！

俺TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEが実際にいるとこうなるという素晴らしい具体例

読後の感想。それは特務。

特務！特務！特務！

その殆どが掲示板で構成された作品は珍しい。
特務大佐の異常さを描写するのにはあのノリは適していただろう。
一般人がウメハラの対戦中継みながら掲示板見てるような感じでしょうか？
最後の" 奴" が帰ってきた！な嘘予告もほんとに読みたいですｗ。

作者さんの発想力には脱帽です。この作品は読者を選びます。合う合わないのフリ幅が非常に大きい。高評価なので、たまたま私に合わなかっただけで、多数の方には合うのでしょう。作者さんのアイデア力は実証されたので、次は真正面から小説に向き合った作品を期待します。

宇宙の彼方からやってきた侵略者タコを殺しにやってきた特務大尉、に振り回される人たちのお話。まあ結果は残してるから……。



ｰｰｰｰ覚悟はいいか？オレはできてる（胃薬）

真三國無双をやったことがある人は想像してみてほしい。
貂蝉を殺されたあとの呂布が大暴れする様を。
それを【敵側が味わっている】のだ。
それを呂布軍雑兵視点で見たのがこの作品…と言えばわかりやすいだろうか。

まあ、荒唐無稽で国士無双な漢がまさに縦横無尽に戦場を暴れまわる、それを楽しむのがこの作品である…

たまに敵視点もあるから恐怖もあるよ！

駆け抜け感は良かった、非常に。終わらないものよりよっぽどいい。
が、オチががが。勿論異論なんて一杯あっていい。

楽しめたので、作者様の努力、執筆に感謝を。
百人を百人楽しませることは、出来ませんので。
含め、最高でした。

　特務の活躍をトンデモな活躍を一般兵や技術部だけでなく敵の視点からも楽しめます。
　

　個人的にはハサミを持ってくエピソードが好きですね。


　特務！　特務！　特務！