【たすけて】召喚したバルドルがなんか変【3】:3p
……翌日、朝。
512:白雪姫
ただいまー!!
513:名無しの召喚士
おかえりー!
514:名無しの召喚士
おかー!!
515:名無しの召喚士
結果は!?結果は!?!?
516:名無しの召喚士
そのテンションからするとなかなかに良かったのでは!?
517:白雪姫
それを今から話してやるぜい!!
続き↓
あのあと深夜テンションのまま神霊の泉へ向かおうとした私。もうレイフは寝るらしくベッドで丸まっていたから寝かせておくことにした。
そして2階から降りようとしたそのとき。
ロ「なーにしてんの、ご主人サマ?」
私「(……げっ)」
ロキに見つかった。
ロ「こんな時間にどこ行くの?」
私「……えっと……神霊の泉……」
別に隠す理由も特に思い浮かばずゲロりました!
518:名無しの召喚士
ロキ!?
519:名無しの召喚士
まさかの遭遇だな
520:白雪姫
続き↓
んで、流れでなぜか一緒に行くことに。
私「私だけで大丈夫……だよ?(てか寝てくれ)」
ロ「いーや? 面白そうだね着いてくよ」
私「(チッ……この面白い物大好き神め!! こっちが嫌なんだよぉ!! 召喚したやつがやつなら絶対こじれるじゃん!! あああ!!)」
てな感じで私はひっじょうに不服だった。
そんなこんなでトテトテと神霊の泉へ向かう。ま、階段降りるだけなんだけど。
最悪な展開、バルドルとも遭遇は流石に無くて安心した。
521:名無しの召喚士
脳筋はロキの何が嫌なのww
522:名無しの召喚士
バルドルと遭遇→修羅場
523:名無しの召喚士
あったら最高だったなwwww
524:白雪姫
ロキの何が嫌かって? 初対面で抱きついてくる野郎だから。あと単純にゲームではトラブルメーカーだし着いてこられると色々面倒くさそう(偏見)
続き↓
そしてin神霊の泉
私の手にはオーブ10個。ガチャ2回引けるよ!!
てなわけでいっくよー!!
私「……祈ってください」
ロ「……え、何を?」
ロキの言葉を聞き終える間もなく私は泉にオーブを突っ込んだ。
チャプチャプチャプチャプチャプッ
さぁてここで問題だ! ラッキーなことにまたここでキャラが来るんだな!
ヒントは地属性、さぁて誰かな!?
525:名無しの召喚士
問題!?
526:名無しの召喚士
唐突w
527:名無しの召喚士
てかまたキャラ来んの!?
脳筋ラッキーすぎるだろ!?
528:名無しの召喚士
10分の9くらいの確率で神魂の欠片だってのに!!!!
529:名無しの召喚士
1年で15体集められれば良い方だぞ!?
530:名無しの召喚士
ウラヤマシス
531: 名無しの召喚士
アルテミス!!
532:名無しの召喚士
ジョカ
533:名無しの召喚士
→531
韻踏むなよwwwww
534:名無しの召喚士
デメテルとか!?
535:名無しの召喚士
いやいや脳筋にはまだ逆ハー状態でいてほしい!
てなわけでスサノオ!
536:白雪姫
この中に……正解者がいる……!!
続き↓
神霊の泉は通常モードで光り始める。
私「(誰が来るかな、誰が来るかな♪ ……神魂の欠片とかないよね……?)」
ロ「……へぇ」(興味津々な様子)
そしてその光る雪はまた人形を作る。
STWやってましたからね……シルエットだけで分かるんだよなぁ!
ヒント・着物チックな衣装
目をぎゅっとつむり、光が収まったそのとき、そこには……
「……あァ? 呼ばれたのか……。
俺はスサノオだ。先に言っとくが、よろしくする気は毛頭ない。
協力して欲しくば……酒でも用意しろ。せいぜい俺をその気にさせるこったなァ」
正解はぁスサノオでした! 正解者おめでとう!
537:名無しの召喚士
おおおおお!!!!!!!
538:名無しの召喚士
やった当たった!
539:名無しの召喚士
トリックスター増えたなw
540:名無しの召喚士
トリックスター二人に亜種バルドル…荒れる気しかしねぇwwww
541:名無しの召喚士
よりによって反抗期系契約神引くとはwww
542:白雪姫
私求めてたの君のお姉様なんですよぉぉ!!(ガタッ
543:名無しの召喚士
wwwwwwww
544:名無しの召喚士
まぁでも契約神なだけよかったじゃねぇかw
545:名無しの召喚士
贅沢言うな!
神魂の欠片とかじゃないだけマシだろ!?(10連で一体も出なかったトラウマ持ち)
546:名無しの召喚士
www
547:白雪姫
いやっバルドルとロキとスサノオって地獄だろ!?
殺意高い系とそのバルドルに殺意高い系と戦闘狂とか地獄でしかないだろ!!
548:名無しの召喚士
スサノオはまだ良い方の戦闘狂じゃねぇか!!
ナタ来たときの絶望感パネェぞ!?
549:名無しの召喚士
ナタ…うっ頭が!
550:名無しの召喚士
トリックスター最狂に比べりゃ最凶、最強のほうがマシよ
551:名無しの召喚士
男の娘被ったサイコパスだからな、あれは
552:名無しの召喚士
俺、血だまりの中ニコニコ笑顔で話しかけてくるナタ見て戦慄したの今でもおぼえてる……
553:名無しの召喚士
アレは二次元でしか許されねぇよ
現実でとか悪魔でしかねぇ……(震え声)
554:名無しの召喚士
でもそんなトコがイイ!
555:長靴をはいた猫
猛者がいるww
556:白雪姫
それなら最強じゃなく最協マウイさんに来てほしかったです!!
たしかにナタだったらマジで死んでた。
557:名無しの召喚士
wwwwwww
558:名無しの召喚士
それはそうww
559:名無しの召喚士
ナタじゃねぇだけマジでましなw
560:白雪姫
続き↓
とりあえずそんなスサノオは私を一瞬だけ見て、隣に居たロキに視線を移す。
ス「お前は……」
ロ「やあ、スサノオクン? オレはロキ。
キミのことは話には聞いてるよ。よろしくね」
ス「あァ? 知らねェよそんなこと。まぁそうか、同類か」
ロキは表面は友好的だけど腹の中はかなり黒そうってのは見てわかった。公式で神嫌いだからねこの神!!
ロ「それでー? ご主人サマはこれからどうするワケ? スサノオクンを呼んで、それから?」
私「もうワンチャン狙う!」(バッと構える)
まだオーブあるからここでアマテラス様来てもらって心の回復がしたかった。現実逃避? んなこと分かってるわ!!
けど……
私「……(なんでだよ!!))」
神魂の欠片でした。
561:名無しの召喚士
そりゃそうだわw
562:名無しの召喚士
ここでもう一体出たら俺嫉妬でおかしくなる
563:名無しの召喚士
3連契約神とかどんだけラッキーか……!!
564:白雪姫
誰強化しろって言うんだよ!!誰も強化したくねぇわこのメンツ!!
565:名無しの召喚士
wwwwwwwそれは
566:名無しの召喚士
まぁそこはね?バルドルに…
567:名無しの召喚士
殺してくる系
全体的に不仲系
万年反抗期系
…全部嫌だなwwww
568:名無しの召喚士
バルドル強化するとか殺してくれって言ってるようなもんだろwwwwwwww
569:白雪姫
アマテラス様ぁ……!!!
なぜですかァァァ!!_(´ཀ`」 ∠)_
570:名無しの召喚士
ドンマイ
571:名無しの召喚士
そこでアマテラス引くとかミラクルすぎるから
もう許されねぇから
572:白雪姫
続き↓
もうアマテラス様引けなかったのは仕方ないからスサノオを屋敷内案内することにした。
深夜なことをここで後悔しました!! 寝れないじゃん!!
まずはお腹空いてるかなーって思って冷蔵庫に入れてた今日の晩御飯の残りを食べてもらうことにした。
台所につくとスサノオはキョロキョロとあたりを見回す。
ス「ここは……厨房か?」
私「えっと……お腹空いてます?」
ス「……まァそうだな、少し」(考え込むような顔)
ロ「……あぁ……」(何かを察した顔)
573:名無しの召喚士
何を察したんだ……w
574:名無しの召喚士
お、毎度おなじみ飯テロ来るか?
575:名無しの召喚士
脳筋料理だけは上手いんだからそのまま胃袋掴んじまえ!!
576:名無しの召喚士
あれ、脳筋の昨日の夕食って……
577:名無しの召喚士
あの大蛇の…あ
578:白雪姫
続き↓
とりあえず大蛇の素揚げとパンとスープ温めて出す。ロキはアレ元邪神なんだよなーって顔してた。
美味しかったんだしいいじゃん!!
ス「ん……!? これ美味いな」(ムシャムシャ)
かきこむっていうか、かなり美味しそうに食べてくれてて私はめっちゃドヤってた。
そうだろ美味いだろう……!! このお肉意外と柔らかくて美味かったからね!
ここにご飯があれば最高なんだけど、それはこれから入手できる場所探そうと思う。多分東の方でしょ、食べてるとしたら。
579:名無しの召喚士
原材料は知らぬが仏だなwww
580:名無しの召喚士
脳筋の言う通り、米はスロインから東の方にあるぜ
581:名無しの召喚士
蛇の唐揚げと米……普通に合いそう
582:白雪姫
続き↓
食べ終わったスサノオはかなり満足げだった。
ス「ふぅ……これ美味かった、ありがとな」
白「(え、素直……!?)」
素直にありがとうって言われた所にちょっとキュンとした。反抗期どこいった……!?
583:名無しの召喚士
ガタッ
584:名無しの召喚士
ギャップ萌え?
585:名無しの召喚士
え、えん……じゃないよなぁ……
586:名無しの召喚士
wwww
587:名無しの召喚士
スレ民達が慣れてきてるの草
588:名無しの召喚士
スサノオが素直…!?
素直…………!?
589:名無しの召喚士
スサノオが普通に美味いって言ってることについて突っ込みたいんだが
590:名無しの召喚士
反抗期とは
591:名無しの召喚士
また亜種?また亜種?
592:名無しの召喚士
え、うちんとこのは普通に言うぞ??
593:名無しの召喚士
ただの個体差だろww
594:名無しの召喚士
スサノオは反抗期強めタイプと猫拾っちゃう系素直な不良タイプがいるから
595:名無しの召喚士
うちの子そんなこと言ってくれたことない…解せぬ
596:名無しの召喚士
猫拾っちゃう系素直な不良タイプw
それで三白眼パツキンとかマジ萌えね??((
597:名無しの召喚士
つまりは脳筋とこのは後者なわけか
良かったじゃん
598:名無しの召喚士
そろそろね、デレがほしいぜ……(前者当たった系召喚士)
599:白雪姫
それは……良かった。
これで反抗期タイプ来てたら終わってたかも。
600:名無しの召喚士
確かにww
601:名無しの召喚士
ス「アァ? 近寄んじゃねえ!」(ガタンッ)
602:名無しの召喚士
終わりwwwwwww
603:名無しの召喚士
そうそれで終了だわwww
604:名無しの召喚士
うちのやつwwww
605:白雪姫
私の心が折れてた
606:名無しの召喚士
あ、そっち?w
607:白雪姫
続き↓
てなわけでスサノオの食事が終わり部屋案内することになった。といっても全部の部屋回るのはきついので先に大まかな要望を聞くことにする。
私「あのー……部屋、角部屋がいいとかそういうのあります……?」
ス「……そうだな……東の角部屋がいい」
私「(え、すごい具体的……)……わかりました」
スサノオすっごい具体的に答えてくれたから案内しやすかったよ。
それにしてもなぜに東?
608:名無しの召喚士
マジで具体的だなww
609:名無しの召喚士
東……日の出?
610:名無しの召喚士
え、そういうこと?
611:名無しの召喚士
日の出……つまりアマテラスか!?
612:名無しの召喚士
飛びすぎ飛びすぎw
613:名無しの召喚士
でも無きにしもあらずじゃね?
614:名無しの召喚士
まさかお姉さんが恋しいとか???
なにそれ萌える
615:名無しの召喚士
マジかwww
……てえてえ
616:白雪姫
そういうこと? え、スサノオギャップ萌え狙い? 普通に可愛いじゃん……。
てかそんなこんなでスサノオに部屋案内して、その後普通に自室帰って寝たんだよね。
あと報告何もないかも。
617:名無しの召喚士
寝たって…ロキと?
618:白雪姫
違うわい!!
619:名無しの召喚士
だろうなwwwwww
620:名無しの召喚士
知ってた、そんな展開無いって
621:白雪姫
てなわけで、今日はふと思い立って箱庭を成長させようと思うよ!
622:名無しの召喚士
マジで唐突だなww
623:名無しの召喚士
あ~…
624:白雪姫
そこでまず質問。ゲームでの箱庭って、練習場とか、果樹園とか金鉱とか作れたじゃん。話によれば、畑もいけるらしいし。
リアルでは作れるの?
625:名無しの召喚士
まあ作れるには作れるぞ?もちろんそこそこ時間を要するが
626:名無しの召喚士
作れる作れる!
練習場とか3日ぐらいで作ってくれてマジで驚いたわw
627:白雪姫
建築精霊パイセン、マジパネェ……!
わかった、まずはお願いしてみる
628:名無しの召喚士
まぁそうだな。初回は確か素材無しで作ってくれたはずだ
629:名無しの召喚士
マジか箱庭ってそういう系統の強化もできたの!?
知らなかった
630:名無しの召喚士
初回無料とか良心的だよなw
631:白雪姫
じゃあ手紙書いて置いてきまーす!
632:名無しの召喚士
行ってらー
633:名無しの召喚士
いってら
…………しばらくして
645:白雪姫
置いてきましたー
646:名無しの召喚士
かなり早かったなw
647:白雪姫
ダッシュした。
多分これで作ってくれるはず?
で、とりあえず練習場をお願いしてきたから、次は畑とか作ろうと思うんだけど、みんな普通に耕してる?
648:名無しの召喚士
畑…これも建築精霊に頼むのが手っ取り早いがまぁ…自分でもできんじゃね?
649:名無しの召喚士
俺んとこは果樹園だけど農耕系神に手伝ってもらいながら地道に植えたぞ〜
レイフがそういうことについては詳しいからそっちに聞いたほうがいいかもな
650:名無しの召喚士
脳筋のとこには農耕系はいなかったよなぁ
651:名無しの召喚士
バルドル→光
ロキ→火
スサノオ→暴風
バルドルがアレだったら、むしろ荒らす側な気がする件についてww
652:名無しの召喚士
レイフにやり方聞いて地道に進めるが吉じゃね?
653: 白雪姫
まぁそうかぁ……地道に種まくかぁ……。
653:名無しの召喚士
頑張れ
654: 名無しの召喚士
脳筋は何植える気で?
655:名無しの召喚士
まぁ成長スピードは超早いから…w
656:白雪姫
トマトとナスって言ったら分かるよね?
見た目も味もまんまだし。
657:名無しの召喚士
あ~アレね
658:名無しの召喚士
種はあるの?
659:白雪姫
今から買いに行く予定。
野菜屋で売ってるところはもう見つけてあるから大丈夫!
660:名無しの召喚士
あー八百屋で
661:名無しの召喚士
一応聞くが任務はまだ来てないんだよな?
662:白雪姫
何も言われてないから多分来てない。
レイフにもちゃんと言うよ。
663:名無しの召喚士
じゃあ行ってら?
664:白雪姫
じゃ、行ってきまーす。
戻ってきたらまた書き込む!
……ちょうど昼過ぎ頃、スレ民達が今日の昼食を書き込みあっていたとき……
689:名無しの召喚士
我が家はなんと…寿司!
米と新鮮な魚手に入ったから酢飯作ってさばいて寿司作ったぜ!
ちなみに我が家の日本神(アマテラス、スサノオ、アマノウズメ、ウカノミタマ)に大好評だった!
690:名無しの召喚士
なにそれうらやま!?
691:名無しの召喚士
一応元寿司職人だからな
サーモンに近い肉質の魚だったし試しに作ってみたらこれが美味しくて、契約神達に握り方レクチャーもして中々に楽しかったぞ?
692:白雪姫
えーいいなー!!
私のとこも魚売ってたから買って、出汁とって、うどん作ってみた。
中力粉に小さじ1杯くらいの塩入れて、水足しながらこねて、たたんで、袋入れて踏んで、ってしながら作って割と楽しかった。
なんとなく前世で作ったときの記憶頼りにだったから不安だったけど美味しくできたよ!
693:名無しの召喚士
お、脳筋!?
694:名無しの召喚士
また飯テロしやがって…おかえり脳筋!!
695:名無しの召喚士
時間と話の流れ的にまだいいだろwww
696:名無しの召喚士
んで?報告は!?
697:名無しの召喚士
うどん裏山……
698:白雪姫
はいはい、では報告始めるとするかね!
続き↓
スレから落ちて、私はレイフに事情を話してから買い物に行くことにした。
私「レイフ、あの私畑作ろうと思うんだけど……」
レ「畑ですか? まぁ出来ますが……」
私「(あれ、反応薄いな……)えっと、なので作り方教えて欲しいなーと」
レ「分かりました。ではまず人手がいるので……そうですね、スサノオ様にでも協力を仰いでみてはどうでしょう」
なんでそこチョイス!? ってまずなったけど、バルドルは召喚士拒否だし、ロキは変な種植えそう(偏見)だし……納得した。
699:名無しの召喚士
納得しちゃったwwww
700:名無しの召喚士
あ~www
701:名無しの召喚士
変な種植えそうwwww
……あながち間違いじゃねーんだよなぁ(遠い目)
702:名無しの召喚士
スサノオもまあまあリスキーだけどな!
703:名無しの召喚士
被害者が居たwwwww
704:名無しの召喚士
誰もツッコんでないけどバルドルの召喚士拒否ってパワーワードよwww
705:名無しの召喚士
召喚士拒否wwwwwww
706:白雪姫
続き↓
そんなわけで突撃☆スサノオの部屋!
ワー不安ダナァ
あのありがとうの一件で割と大丈夫そうな雰囲気感じてたけど、やっぱりあのスサノオ、不安でしかない。
スサノオの部屋の前に行って、ノックを二回。
ガチャッ
ス「……なんだ? あァ、召喚士か」
私「あのぉ……そのぉ………」
レ「……」(早く言えやって目)
私「あの、スサノオさんに畑作りを……その、手伝ってもらいたくてですね?」
かなりビビりながら言った。
ス「ああ……いいぜ?」
私「あのっ、お酒はあげるので! ……え?」
聞き間違いかと思う私とは裏腹に、「お、酒があんのか?」とスサノオは少しテンション上がったようだった。
私「え……? いいんですか……?」
ス「まァな、飯美味かったし、テメエどんくさそうだし」
……え、突然契約神が私に優しい……?
707:名無しの召喚士
お、おお!?
708:名無しの召喚士
スサノオが優しい……!?
709:名無しの召喚士
普通契約神は召喚士には優しいんだよなぁwww
710:名無しの召喚士
可哀想ww
711:名無しの召喚士
もう脳筋が不憫だわww
712:名無しの召喚士
スサノオが畑作り協力するとかマジ?
713:名無しの召喚士
胃袋掴むのはスサノオに有効なのか
714:白雪姫
私マジで信じられなくてしばらく困惑してた。
715:名無しの召喚士
これが普通なんだよなあwww
716:名無しの召喚士
脳筋の飯はスサノオも納得の美味さなのか……ジュルリ
717:名無しの召喚士
それで?どうなった?
718:名無しの召喚士
よかったな脳筋!
719:白雪姫
続き↓
私「あ、ありがとうございます……!」
とりあえずお礼を言うと、「ああ」ってぶっきらぼうに返ってきた。
何こいつ……良いやつ……!?
私「じゃあ、私、良さそげなお酒と種とか買ってきます!!」
ス「おう」
スサノオさんよろしくする気はないって言っておきながら超協力してくれんじゃん……!!
てなわけで、私はお酒と種と、お昼ご飯用の材料買いに市場へ向かった。
720:名無しの召喚士
スサノオ、普通に良いやつだなwww
721:名無しの召喚士
よろしくする気はない(建前)
722:白雪姫
続き↓
てなわけでin市場
私はルンルン気分で市場巡りをしていた。
だって……あのスサノオが……契約神が協力してくれるんだぜ? そりゃテンションも上がるよ!!
だから今日は和食っぽいの作る気満々だった。
レ「今日はどのようなお食事にするのですか?」
レイフが聞いてきたので「んーと、東の国の料理?」って答えておいた。あながち間違いでもないし。
でも和食を作るといっても米がないなら麺類、しかも元から作らないといけないなーって考えると、やっぱり思いついたのはうどんだった。
723:名無しの召喚士
そこで自分で作ろうってなるのが凄いわ…
724:名無しの召喚士
東の国、まぁ火の国があるからな
725:名無しの召喚士
てか、ロキとか契約神置いて行ったんだな
726:白雪姫
→725
それは……その、完全に舞い上がって忘れてました。
続き↓
市場で色々見るのって楽しいよね! ということで私は色んなものを見て回って、魚屋で鯛みたいな魚を見つけた。
なかなかに値段は張ったけど、鯛って良いダシとれるよね、身も美味しいし! ってことで購入!
近くのお店で中力粉と塩も購入した。
あと、お酒と色んな種。
んなわけで箱庭へ戻ってきて、うどん作って、お昼ご飯の時間になった。とりあえず、今は皆集まって食べるとか無理だから、デリバリーすることにした。
727:名無しの召喚士
料理作れるってそういう所いいよなー
日本の味再現できる
728:名無しの召喚士
タイなんて売ってるんだな
うまそ〜!!
729:名無しの召喚士
ロキ達忘れられてたのかよww
箱庭グチャグチャにならなかったの奇跡だなww
730:白雪姫
続き↓
まずデリバリーするのは部屋の近さ的にロキからだった。ロキの所までうどんとタイの塩焼き(一部)と箸が無いので合わないけどフォークとスプーンを持っていく。
コンコンコン
ロ「はーい、誰かなー? お、良い匂い……あー、ご主人サマか」
出てきたロキは目を瞑って匂いを吸ってから、無駄に色っぽく息を吐き出した。
……うわぁ、無駄にえっちじゃん。……まあ、ロキだしな……。
謎に納得しながらお盆、てかトレイを差し出した。ロキは受け取り机に置くと、とまじまじと見つめた。
ロ「良い匂いだけど、見たことのない料理だね。太いパスタ?」
私「えっと……“うどん(日本語)”……。東の国の料理」
一瞬こっちでうどんがあるのか知らなかったしどう答えればいいか迷ったけど、その末に日本語で答えた。こっちの世界での食べ物系って名前被ってることもあるあるだしワンチャン当たると思って!
731:名無しの召喚士
ロキーーー!!俺だーーーー!!
732:名無しの召喚士
無駄にえっちwwwww
分かる(真顔)
733:名無しの召喚士
日本語で答えていいのか?
734:名無しの召喚士
今回は当たりっすね
確かにこっちでもうどんは存在するし、発音は「ウドゥン」でほとんど同じだわ
735:名無しの召喚士
おおすげえ!
736:白雪姫
続き↓
ロキは「ふぅん」と言いながら私との距離を詰めた。思わず後ずさり距離をとる。赤い宝石の様な目がキラリと輝いた。
ロ「……ねぇ、これどうやって食べるの? 太いからフォークで巻けないだろうし……ああ、そうだ。ご主人サマが食べさせてよ」
そうロキはニヤリと思いついた、とでも言いたげに顔を歪めた。
私は「は?」と思わず返し固まる。
私「え……? なんで?」
ロ「だから、食べ方分かんないんだって」
いや、なんで私がそんなことしないといけませんのん!? 私はお前のママでもなんでもないんだぞ!?
私「いやー……でも、時間ないし……私もまだ食べてないし、他の人にも渡しに行けてないし……」
737:名無しの召喚士
あーんをねだられた!?
738:名無しの召喚士
さすがロキ!!そこに痺れる憧れるぅ!!
739:名無しの召喚士
しかし当の脳筋はこれか……
740:名無しの召喚士
私はお前のママでも何でもないんだぞwwwwww
741:名無しの召喚士
ちったあときめけよ!www
742:名無しの召喚士
こんな乙女ゲーにありそうなイベントをロキが起こしてくれているってのに!
743:白雪姫
お前らならそうなるって知ってた。
ロキはこっちからかってるだけだよ!! そこに恋愛感情はねー!!!
続き↓
ロ「他、ね……へぇ……」
明らかに不機嫌になるロキ。いやいやいや、君ちょっとめんどくせーな!? 嫉妬深い彼女かよ!!
ロ「……まぁいいや。それならさ、食べ方だけでも教えてよ」
そもそも知らないと食べれないし、とつまらなそうにフォークを弄くりながら言うもんだから仕方がない。
私「えっと……ずるずるずるってその……吸うんです」
すするってどうやって言うか分からなかったからそう言えば、ロキはありえないとでも言いたげに目を見開いた。
ロ「え……なにそれ行儀悪いね。そんな料理があるの?
……あー、もしかしてオレをからかってる?」
ジトっとこちらを見たロキに、あ……と思い出した。
……そういやこの世界、ヌーハラある世界だったわ、と。
744:名無しの召喚士
めんどくさいって言ってやんなよ!!そこが可愛いんだろ!!
745:名無しの召喚士
やっぱ北欧神話元ネタだからうどんの食べ方知らないんだな
745:名無しの召喚士
ヌーハラとは?
響きがエロい
746:名無しの召喚士
いやいやそれは作る前に気づけよwwww
747:名無しの召喚士
ロキガチ勢がいるwww
748:名無しの召喚士
ヌーハラ→ヌードルハラスメント
麺物すするときの音のハラスメント(嫌がらせ)
749:名無しの召喚士
てことは日本神だったらうどんを知っている?
750:白雪姫
こっち割と食物系は外国っぽかったけど、ヌーハラもあるとは思ってなかったんじゃ……。
響きがエロいのは分かる(真顔)
続き↓
私「いやいやいや! からかってなんかいませんて!」
ロ「ホントに?」
その真っ赤な目でジッと見つめられて一瞬タジってしまいそうになったが、うんうんと強く頷いた。……なんか、赤い目って怖いのに反らせない魅力みたいなのあるじゃん? だから一瞬ちょっと魅入ってしまった。
ロ「……そう。
じゃあさ、ここでご主人サマが食べて見せてよ」
ロキは私にフォークを差し出し、口角を上げ、また面白いこと思いついた、とでも言いたげに悪い微笑みを浮かべた。
私「え……?」
ロ「このフォークは使っていいよ。オレは特に気にならないし」
「で、食べて?」と椅子に座って頬杖をつき、手でうどんを指してニヤニヤしながら言うロキはマジで無駄に色っぽかった。そして顔がいい。顔がいいんだよなぁ!!
うぐっと言葉に詰まった私、確かに食べられないのは困るので、仕方なしにそのフォークを受け取った。
そして仕方なしに! ロキに近づきその前の机に置いてあったうどんにフォークを突き刺す。そして持ち上げて口に含み、なるべく音のしないようにゆっくりとすすった。
その様子を、目の前のコイツはじっと観察していた。……その視線がなんか……いやらしい? 気がして、ちょっと気持ち悪かった。私の気のせいだと思いたい。
ねえ、ロキってもしかして食べてる人見て興奮しちゃう性癖持ちですか先輩方?
だとしたら今まで以上に私引いちゃうんですが……。
ハルコイ! 【たすけて】召喚したバルドルがなんか変 らい @rairaito
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