BANBOO OGRE~現踊妖血戦録~

低迷アクション

第1話

BANBOO OGRE~現踊妖血戦録(ゲンヨウアヤカシケッセンロク)~


 荒れ狂う炎が夜空を焦がす。まるで、抑え切れない憎しみを吐き出すかの如く、噴き上がる“それ”は人の作りしモノ、いや、人すらも、その業火に包んでいく。


戦国の地獄を生き抜き、安寧を勝ち得た人々は、そこに至るまでに積み上げられた死体と業の清算を忘れていた。形だけの地鎮に供養では、補いきれない怨嗟を彼等は身を持って受けている。


その焼き崩れるモノ達の中で一際大きいモノ…炎獄の町を見下ろす“城”の天守閣で1人の男が笑っていた。


血と刺さる弓で赤黒く染まった甲冑を身に纏う、侍大将のような出で立ちの人物だ。

体を焦がす炎を気に掛ける事なく、真っ青な顔に不釣り合いな赤口を広げ、笑う男は既に

人間ではない。無論、発する言葉も含めてだ。


「ハッハァ、ハァッハッハッハハァッ!燃えろ!燃えてしまえ!!主等が蹂躙し、切り刻み、滅ぼした者、全てに詫びようと、もう遅い!我は蘇った。地獄の鬼共と契りを交わし、蘇ったぞ!この地を徳川、いや、此の世に住まう民全てを焼き尽くすまで、我止まる事なかれぞ」


男の足元には、彼を退ける、いや、退治しようとした者の屍が転がっている。侍、祈祷者…考えつく全ての退魔者達が無残な遺骸を晒していた。


最早、誰も男を止める者はいない。彼自身もようく自覚していた。


そ・い・つ・が・現・れ・る・そ・の・時・ま・で・は…


「うっわ、アッツ、ヤバい、今の発音、伴天連っぽい!それはともかく!熱っつ!」


業火の城内で叫び回る、かますびしい声は男の耳に嫌でも入った。振り向く彼の視線は

全身を燃やした編み笠被りの、1人の百姓を捉える。


「ほう、我の妖気にほだされた一揆の手勢の1人か?よう、生きとったのう」


「いえいえ、おさむれぇ様、食いモンくれるって言うんで、ツイて来たら、意外とガチで

結構、困ったという事に気づきましてね。そんで、ここまできましただぁっー」


土地の言葉?正直、ほとんど理解不能だが、どうやら、これは、自身を退治にきた者らしい。哀れな…自分の力量も計れぬ、無知の水吞み百姓と言った所か?せっかく拾った命を無駄にしおって、しかし、これも一興…


これに世の終わりを見せてやるのも、悪くないか?


「無知蒙昧の民よ、その命、我が逝く末を見届けの介添え…」


「あー、いいっす、そういう事、なすっす。どんせ、オタク等の言う事はおんなじっす!

もう、何べんも何万と見てきやした。別に人も、城も焼けても、どんでもえがっす!


ただね、ただ言んたくてね、これだけはね…へへっ」


炎で焼け溶けた頬を指でなぞる、その百姓風情は背中から自分の得物を下げ、静かに口を開く。


「何で、ワシのモンはいんつまでも“コレ”なんすけ?」


次の瞬間、人を外れた男にも捉える事の出来ない速さで投げられた“竹槍”が彼の今世への転生を一撃で終わらせた…



 「教えてくれ!鬼になった人を元に戻す方法を…」


(だぁんから、うんだらこいたって、駄目、駄目ぇ~一度なったら、心の臓潰さんとよ~)


正直、身につまされすぎる、この作品をレンタルする気にはなれない。毎日訪れるレンタルショップで“タケ”は心の内で何度目かのツッコミを画面に映る少年に向けて呟く。


今の世は“鬼を滅ぼす事”がブームらしい。年間を通して起きる天災に加え、トドメをささんばかりの流行り病…この国の人々が叶わないモノに対する抵抗を芝居や書き物にして、救いを求めるのは常だ。別に驚く事ではない。


だから、自分はそんなのには、心動かされない。そう、求めるのは下の方の欲求、ただ、それだけ!!


「こっの“寝取られ姉妹”って言うのは、アレ?女房、他の男に盗られるヤツか?えっ、何で姉妹?まだ、学生さんだし…よ~くわからんなぁ~、やっぱり、この“姫騎士りょう…、駄目だ、字読めんし、伴天連さんは大味だなぁ~」


数字が書かれた暖簾をくぐれば、女人の裸体盛りがたっくさんの空間が待っている。こっちの方がよっぽど面白いだろう?


パッケージ片手に呟く男を周りの人は露骨に距離を開けるが、当のタケは気にしない。

“ネトラレ”の銀板を選択し、無人レジに向かう。


開いた現金口に小銭を流し込んでいく。アンレッ?


「足りない…えっ、10円…ちょっと待ってよ!そりゃないよ。俺、この一週間の楽しみがぁっ!」


「あのっ、お客様…」


「あっ、すんません…」


店員さんに逆らう訳にはいかないので、大人しく銀板を戻しに行く。昔は良かった…10円くらい、ツケにしてくれた。でも、今は何かとカラクリ仕掛け…人の情もクソもあったモンじゃない。


「しかし、閉店時間まで、後2時間…可能性はある!」


そう叫ぶ(人目なんか気にしない)とりあえず、タケは帰り道に聳える自販機共の下を覗きに行く事を決めた…



 この香りは懐かしい。そうだ、あれは妻がまだ生きていた頃の、我が家の匂い…

香山 茂(かやま しげる)は自身の着ているスーツ以上にくたびれた頭を動かし、前方を見る。いつもの普段通りの帰り道…違うのは土手近くの竹藪に佇む人影…


「明子(あきこ)…」


間違いない。あの服は彼女がお気に入りの…今でもクローゼットに掛けてある。そうだ。

俺は何を勘違いしていたんだ?いつも残業で帰りが遅れると家の外で待っていてくれる彼女の事を…


そのせいで、車に轢かれたけど、手術が上手く行って、長い入院生活も終わって…今は一緒に…


「んな訳ねーだろ?バァーカ!」


可愛らしい笑顔と優しい声を期待した耳は、虫の羽音を大音量でバックに流しながら喋る不明瞭な声に砕かれ、そのまま両肩を掴み上げられる。


夢から醒めたかのように濁る香山の視界は黒い人影、いや背中から羽を伸ばし、拳ほどもある複眼を付けた昆虫、蝶のような怪物を捉えた。


「な、何だっ?一体、これ?」


「シャシャシャ、バァーカ、バァーカ!俺の撒く鱗粉は幻覚入りでよ~?一体、どんな夢見てた~?今更気づいたって遅いぜー?安心しろぉっ、跡形もなく吸い尽くしてやっからな~っ?」


化け物蝶の口に当たる部分、針のように伸びる切っ先が香山に迫ってくる。


「だ、誰か警察…!」


「無理無理~!行方不明になったガキ1人見つけられない無能なお役人に~、今は流行り病のおかげで外出自粛~夜なんか、誰もいねぇよお~?


おかげで俺達は食い放題、お前みたいな馬鹿が入れ食いよ~」


香山の体に今まで感じた事のない激痛が走る。化け物の口、針のような口が刺さったのだ。

悲鳴をあげる自身の声は誰にも届かない。コイツの言う通りだ。他人を気にする余裕の無くなった今の世において、誰が助けてくれると言うのだ?自分だって助ける気などない癖に…


体を戒め続ける痛みが最大限となった後、一気に引くと同時に地面へ落下する。

どうやら助かった?何故…?


「昔から、土手には困ってる奴がいるって言うけど、当たりだわ!こりゃ!

いやー、とりあえずお兄さんアレです。10円下さい!」


非常に能天気かつ、安すぎる報酬を要求する声が頭上から響いた…



 「あれ?面白いマスクだな。あれ…」


今流行りの“アレ”のせいで、出会う人、全てがマスクだ。電車、職場、スーパー、マスク、マスク!マスク!!口元が見えない、虚ろ視線のマスクだらけの世の中で、逆にマスクをしてない人は化け物扱い…全くの嫌な世の中…


そのマスクも白、黒、青と色とりどり、模様など個性を出すモノも出てきた。遠くから見ると、血飛沫でもついてるのかと思う(実際はまだら模様)自作マスクまであるほどだ。


だから、目の前に近づく“大きく牙だらけの口を開けた”デザインのマスクをした人物に少し驚いた。


(ホラー好きかな?それともデスメタル?どっちにしろ、面白いデザイン…いや、近くね?

普通、人とぶつからんよう避けるだろ?いや、近い、近い!近い!!えっ、これ、本当に

マスク?)


呆けたように口を開ける“人間”の頭をそのまま飲み込み、咀嚼する。今の夜は人気が無い。ひと昔前は、この大きすぎる口が目立ち、餌の確保に苦労した。


だが、今の世はマスクだらけ…口の周りに白い塗料を塗り、夜目に紛れれば、違和感あれどバレる事はない。全く、良い世の中になった。かつて“大口(おおぐち)”と呼ばれた

人ならざるモノはゆっくりと首なしの死体を抱え込むと一気に口の中に滑り込ませていった…



 “死蝶(しちょう)”は自身の半身程もある羽を躍動させ、2匹目の獲物に向け、幻覚剤入りの鱗粉を振りかける。しかし、相手は素早く動き、こちらに飛びかかってきた。一気に飛翔し、それを避けると同時に自身の針のような口を突き出す。


地面に突き刺さる感触を素早く抜きほどき、逃したというより、外した目標に鱗粉を再度振りかける。だが、敵は微動だにしない。聴いていない?ご同輩か?


服装や容姿は今の人間に近いが…まぁ、確かに歩きやすい世の中になったからな。上手に擬態しているという所か?それならば…


死蝶は羽の動きを強め、強力な衝撃波を繰り出す。かまいたちのように鋭い攻撃はどんなモノでも真っ二つにする。


竹藪が何本も砕け、折れていくのを確認し、敵の姿を探す。


「これは有難い!頼みもしんねぇのに、得物を用意してくれるとは感謝、感謝~」


相手の声からすると、どうやら、竹を武器のようにして使うらしい。馬鹿な事を、そんな

モノで何が出来る?死蝶は羽を震わし、嘲笑する。


その全身に驚くべき速さで竹の槍が刺さる。回避は間に合わない。馬鹿なっ、一体、何が?

只の竹だぞ?あっという間に四肢と羽を貫かれ、痛みを実感する間もなく、地面に落下する死蝶の複眼が最後に捉えたのは、一際長い竹を両手に構え、覆いかぶさるようにかつ、凄い勢いで降下してくるタケの姿だった…



 大口は少し焦っている。最初の獲物を食べ終え、2匹目にありつけたのは僥倖だった。しかし、2匹目の女はこぶつき(子供がいる)…子供は苦手だ。ちょろちょろして捕まえにくい。非常に厄介だ。オマケに女がデカい声を上げるから、逃がしてしまった。まぁ、そんなに手間をかける事なく、女の方は捕まえられるだろう。気になるのは、これだけ助けを求める獲物の声に誰も、現れない。外出自粛の影響か?それとも…


そこまで考え、大口は巨大な口を窄めて笑う。


「誰も気にしないな?関わり合いになりたくないモンな」


血の匂いが濃厚になってくる。逃した獲物は手負いだ。そう長い距離を逃げれる訳ではない。

そう、焦る必要はないのだ。大口にとっては…



 「ありがとう…でも、ホントにいいのかい?命を救ってくれたお礼が、ええーと、10円なんて…」


香山の冷静な声にタケは舌を巻く。さっきまで襲われていたのに?凄いな?それも

人ではないモノに…


(こんれが、今世(こんよ)の民かね…)


「ええ、ほんとに10円でОKです」


「…わかった。じゃぁ(ポケットから財布を出し…)これ…でも、一つ聞いていいかな?」


「あい?」


「アレが見せてくれた妻は、その、やっぱり幻なんだね?」


「ハイ、俺は専門家ではないので、よくわかりませんが、恐らく獲物、いや、その人が望むモノを見せ、おびき寄せる妖術でしょうな」


「そうか…」


「そうです」


簡潔すぎる自身の声に、香山の声は少し残念そうだ。だが、気にしている暇はない。店の時間が気になる。タケは踵を返す。


「幻でも良かった…そう、幻でも良かったんだ…」


背後で呟く声に足を止める。振り向きはしないが、恐らく、後ろでは自嘲気味に笑うか、悲痛な表情の香山がいるだろう。


「なぁ、教えてくれ。さっきの化け物や君みたいな人がいるって事はさ、あるんだよね?

あの世、向こうの世界がさ…もしかして、この化け物に殺されてたら、いや、私が死ねば…妻に…明子に会える…会えるよな、きっと…もう、限界なんだ。何をしたって、何にも楽しくない、何にも、何にもだ…もう…」


「いけません」


「えっ?…」


全く、映像の少年も、そうだが、問いばかり、悩みが多い今世…だからこそ、


「いけませんよ。人はどうしても乗り越えられない悲しみや苦しみをどうにか克服するため、あらゆる手段を模索します。それは楽や安易なモノほどいい。だけど、それは本質的な解決にはなりません。だから、今は苦しみなさい。もがいて、あがいて、何にも感じなくなって、もう、どうでもよくなっても…それでも‥‥苦しみなさい。


何故?敢えての苦しみ?勿論、答えは簡単、そこから這い上がるためです」


タケの言葉に香山は黙り、少し笑う。


「‥‥フフッ…厳しいな…」


「生憎、慈善事業ないですから、それに奥さんは、貴方のそーゆう、頑張るお姿が好きだったんじゃないですか?よく知らないですけど…」


「・・・・・」


ゆっくり歩き出す背後で香山の嗚咽が聞こえてくる。泣いてはいるが、少し様子は違う。

もう、大丈夫だろう。確信ないけど。


「昔も今も変わらんとね、ほんに、迷い惑う民達だわ」


だからこそ助言を与えてやらねばならない。恐らくそれが、超年長者の自分としての役割だろう。勿論、確信なんてないけど‥‥



 長谷川 フミ(はせがわ ふみ)は走る。自分達を襲った大きな口の怪物は、まだ母を狙っていた。だから、さっきから悲鳴を上げ、大声を上げている。なのに、誰も助けてくれない。


どうして?外に人はいないけど、建物やアパートから明かりが点いている。だけど、何の反応もない。昨今のあおり運転防止みたいに、他人に関わっちゃ、まずいなんて世の中なの?


コンビニは人員削減のため、夜までやってない。スーパーや薬局は自粛の影響で閉店済み…

だから、さっきみたいな化け物が自由に歩き回ってるんだ。誰か、お母さんを、

ママを助けて!


泣で濡れた顔が暖かいモノにぶつかった。顔を上げれば、若い?何処にでもいそうな男の人が立っている。相手の反応も構わず、声を上げた。


「ねぇ、何で?何で、誰も助けてくれないの?ママが、ママがっ!!」


「あんやーむ~じな~、今夜は問いかけ多いとよ~、とりあえず、近くに竹藪とかあります?」


フミの問いを受け止めた(止めざる負えなかった感じの)タケは“やれやれ”と言った感じで言葉を返した…



 わざわざ獲物が戻ってきた。それも、3匹目を連れて。若い男は大口の口に竹箒を削った槍のようなモノを投げてくる。回避するスピードも無い程に投げられたそれは、普通の人間に出来る芸当ではない。


だが、口を狙ったのは不正解だ。自身の口はその竹をいともたやすく呑み込む。それに対し、

相手は驚いた様子もなく、こちらに飛びつき、大口を組み伏せようとする。しかし、先程、槍を投げた勢いはない。どうやら、竹を媒介としないと、力を発揮できない様子だ。


大口の好みは自身と同じ“人ならざるモノ”ではない。こんなモノを食って、腹を下すのは

ゴメンこうむる。


非力な力で組み付く相手を吹き飛ばし、大口は逃げる事も出来ず、佇む“人”に歩みを進めていった…



 「やっぱり~、竹じゃないといかんかね~?」


口のデカい化け物に吹き飛ばされ、何処かの建物に壁ごと侵入したタケは全身の痛みをしっかり感じながら、体を起こす。全く、皮肉な我が身だ。竹がないと何も出来ない。低級な悪鬼に始まり、荒ぶる武神も、伝説の妖獣も、猛り狂う魔人も竹!竹!!竹!!!


おかげで人だった身分はいつの間にか、人でなし…いや、その辺は何百の時を経て、順応した。問題なのは、そろそろ竹以外、そう、レンタルショップで借りる銀板の少年少女達が

使う剣とかキラキラ棒とか火縄(銃)とか、そーゆうモノを使いたい。切に願う今日この頃である。


(だども、いんまはそれどころじゃなーしだどんな…)


顔を上げ、内部を窺う。太鼓に机にイス…何処かの倉庫のようだ。

頭の中で、さっきの子どもの言葉が浮かぶ。竹藪は近くに無いとの事で、最寄りの竹を聞いた時の事だ。


「えーっとね、竹は、さっきのマンションのゴミ捨て場にあった箒と、近くの公民館に…

流しそうめん大会が、今、アレだからって中止になって‥‥」


昔から続く伝統が変わってない事を祈る。あらゆる物品を掻き分け進むタケの口がニヤリと確信的に動いた…



 肩から血を流した母を庇うフミの前に大口の怪物が迫る。さっきの男の人は公民館に吹き飛ばされた。漫画みたいに人型の穴が空いた場所からは、何の動きもない。


母が自分を押しのけ、前に出る。


「ママッ!」


驚き、腰にしがみつく。怪物が“食べやすくなった”と言うように、笑ったように思えた。

その大口に巨大な竹槍が勢いよく刺さったのは、ほぼ同時だった…



 「さ~すがに自分より大きい竹は食いきれんばい」


流しそうめん用に組まれた竹を組み直した特大槍の効果は絶大だ。串刺しにされ、絶命する大口を確認したタケは、少し急ぎ足で歩を進める。店の閉店時間が迫っているのだ。


その背中に少女の声がかかる。


「ありがとう!でも、教えて、竹の…おじさんは私達を助けてくれた…だから、だから、

優しい…良いお化けなの?」


竹は答えず、片手を上げる。


「全く、ほんに、問いの多い民じゃき」


と静かに呟き、何処か楽しそうに笑うのを忘れずに…(終)


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