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    こんばんは、自主企画「現代、異世界ファンタジー読み合い企画。」より参りました。
    黒一黒と申します。

    まず、当方の作品を読んでいただき、
    合わせて応援・コメント、★・レビューまでいただき、ありがとうございます。
    この場をお借りしてお礼申し上げます。

    さて、早速ですが
    『シュヴァルリ(Chevalerie) ―姫騎士物語― 』
    を拝読した感想を書かせていただきます。

    緻密に設計された設定とオリジナリティ溢れる世界観により、
    一文目から作品世界に引き込まれました。

    登場人物にしても、全員にバックボーンを感じられ、
    しっかりとキャラ立ちしており、
    とても活き活きしていて、躍動感がありました。

    また、文体が一人称的三人称という、
    非常に珍しい語り口になっているのも本作の特徴だと感じます。

    非常に個性に富んだ作品で、
    とても楽しく読ませていただきました。

    ただ一点だけ、
    これはあくまでも個人的な観点からの感想であり、
    読み手によって感じ方も異なるので、
    話半分に聞き流していただきたいのですが……

    けろぬら(tau2)様は、武芸や武術全般に
    とても深い造詣をお持ちなのだと思います。

    それ故に、戦闘シーンにおいて、
    足の位置から運び方、姿勢、手の向きなど、
    事細かに描写なさっています。

    それが緻密な表現のプラスになっていることは間違いないのですが、
    それによって戦闘時の緊迫感や疾走感、
    攻防の迫力といった点で、
    読者に伝わり切っていないのではないかと思います。

    読んでいる際に、一つひとつの描写を想像してしまうため、
    キャラの動きが一連の流れではなく、
    それぞれの部分を切り取った画像として見えているように感じました。

    繰り返しになりますが、これはあくまでも個人的な意見です。
    無理に直す必要はないと思います。

    以上です。

    まだ第1章までしか読めておりませんが、
    この後、主人公たちがどのような騎士として歩んでいくのか、
    楽しみに続きも読ませていただきます。

    それでは、これからも頑張ってください。

    作者からの返信

    黒一黒さま
    拙作について細部に渡るしっかりとしたコメントを頂きありがとうございます。

    剣戟の表現については実験的になるべく精緻化してみる試みを取っています。
    ご感想の通り、一連の流れとして繋がるイメージが湧きにくいと言うのも悩みごとの一つなのです。

    「切り取った画像」とは正鵠を射たご意見で、基本的にこのお話は頭の中で映像として組み立ててから文章に落とし込んでいます。
    今の文章力と構成力ではコマ落ちフィルムの様になってしまうので流れが止まったりこちらの意図がぶつ切りになることが散見出来て、且つ今のレベルでは修正が難しいと言うジレンマです。

    なかなか上手い表現が出来ていない現状で、お読みになられる方には申し訳なく。

    その内、技術が向上すれば或いは・・・と思って続けています。

    ちょっと長くて諄い書きっぷりをしていたり、ベクトルが違う余談を放り込んだりと、色々問題が多い拙作ですが、今後も良きお付き合いが出来ましたら幸いです。

    それでは。

  • 『小説読みます!現代ドラマ編』に参加してくださり、ありがとうごさいます。

    一話から読むのめっちゃ大変でした。設定細かすぎ!最初が長かったり、難解だったりすると読者が離れていく説があるので、気を付けて。
    これからの執筆も頑張ってください!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    レビューまで書いていただき感謝です!

    生の声を頂けてとてもありがたいです。
    やはり、拙作は読み辛いですよね。
    半分判っててこのノリでどう出来るのか色々と模索してるんですが、なかなか上手い落としどころが見つからなくて…。
    そのうち脳が進化して問題クリアできるといいなぁ。(ダメ発言)


    ちなみに設定ですが、表に出ていないところまでかなり広くでっち上げています。ご指摘の細かい部分は元より、社会情勢だとか経済基盤がどう推移したとか主要国の文化に競技がどう影響したのかなどのグローバル視点から掘り起こして世界の背景を創ってます。めんどくさいやりかたしちゃったなぁ。