結末で「そうなるのか!」と うならされます。良作が多い短編集ですが、私のイチオシは「花ひらかせたい」です。思わず泣いてしまいました。一話完結ですので、すき間時間に読むのに丁度よいと思いますが、私は次々と一気読みしてしまいました。
ほとんどの作品が、現代社会が舞台で、若干の非現実要素が加わっているので、ローファンタジーの分類になると思う。各話、独立で、完結しているので、どこから読んでも問題なしの短編集。恋愛、社会風刺、SF、とテーマは様々だが、どの作品もネタのアイデアが独特で、読みながら、結末が気になる作品ばかり。ショートショートを読む気軽さで読めるので、「そういうオチですか!」と、皆さんも私と同様に唸っていただきたい。
空いた時間に読むのにちょうど良い文章量です。一話完結で色んな話がミックスされているのでとても面白いです!読んでいて落ち着きます。輝くオーロラの話がお気に入り!
現代の童話? 確かに教訓成分も若干含まれています。