友利さんと如月絵美里
***
あれから数週間が経った。
佐藤美希は真面目にピアノを練習し、時々沙羅に指導してもらっている。それに対して如月絵美里は、仲の良い友達とカフェに行ったり、長崎颯斗にアプローチとしたりなど高校生活を謳歌しているように見える。
「(安心しな、長崎颯斗は絶対に落ちないから。)」
彼女たち以外にも人間観察するのはとても面白い。
例えば、長崎颯斗の親友の彼女は、長崎颯斗のことをよく観察している。恋愛対象ではなく、実験対象だよね?と思ってしまうほどに、熱烈な視線を送っている。
同じ中学だった私の知り合いは、またいじめられてる。昔助けたのになぁ……。地味系の子なんだけど、頭は良いんだよね。まだ会いそうだな〜
「なんでこんなやつが好かれてんだろ?おじさんわかる?」
「沙羅ちゃん……。10歳しか歳変わんないのにおじさんだなんて……」
「血縁上は叔父でしょ。だからおじさん。てか話聞いてた?」
「脅されてるんじゃない?」
「うわ、テキトー。でも合ってそー」
正直言うと、おじさんと言うよりは近所のお兄さん的な感覚で会話している沙羅。それと対照的に、まるで兄妹の様に接している真司。二人の間には多少の温度差があったが、誤差の範囲内と言うことでとくに支障はない。
沙羅は執着は特にしない。
マンガのキャラクターのような、何も執着してこなかった人が主人公を異常に執着するというような現象は一ミリたりとも起きない。
佐藤美希に関しても、利用価値しか見ておらず、特別扱いや執着などはしていない様子だった。
「さてさて、私に指導してもらった彼女と最低限の練習しかしていないアイツはどのくらい差が出てるのかなぁ? わくわくするよ。」
「沙羅ちゃん……、それは建前で本音は傲慢な奴等が屈したところを見てみたいだけでしょ……。」
「大当たり!!おじさんすごいね!」
「ほんと性格悪いなぁ……。」
「悪くてもいいじゃん。ばれてないわけだし。」
沙羅のこのような最低な性格を知るものは殆どいない。常に良く接しておけば案外気づかれないものである。
性格は悪いところもあるが、良いところもあるため、あまり指摘するのも良くない。
「時間なんて、あっという間に過ぎるものなんだよ。」
沙羅の言う通り、数週間という時間はあっという間に過ぎていった。そして、佐藤美希と如月絵美里が出場する、ピアノコンクール当日へとなっていた。
***
佐藤美希は水色のドレスに身を包んでいた。
そう。この日はコンクール当日。自分の結果を出す日でもある。
そして、如月絵美里に勝っても負けてもピアノ教室をやめるつもりであった。親には小学生から続けてきたためか、続けるように言っていたが美希の決意に負け、辞めることを承諾してくれた。
良い親を持ったと思う。
普段下ろしている肩辺りに切り揃えた髪は、右側に結んでもらってる。水色のドレスに合うように買ってきた群青色のバレッタを付けており、姿勢を気にしてしまう程丁寧にまとめられている。
水色のドレスはところどころ光に反射して光沢がついており、とても綺麗である。膝下とあまり長くも短くもないのだが、制服のスカートは膝上のため、違和感がありどうしてもむずむずしてしまう。
美希がそわそわしているのと対照的に、自信にみち溢れた堂々として出番を待っているものがいた。
「(学校でも派手だと思ったけど、プライベートまで派手だったか……。)」
自信にみち溢れた者──如月絵美里は普段はひとつ縛りにしている、長く艶のある茶色の髪の毛を、今日はハーフアップにしており、結び目の部分には赤いリボンをつけている。
黄色の派手なフィッシュテールのドレスを身に纏い、細くて綺麗な脚を組みながらパイプ椅子に腰掛けている。
同性である美希から見てみても充分美しいが、沙羅を見てしまったため、そこまで目を奪われはしない。
沙羅がこの場にいたら、誰もを魅了してしまいそうで少し怖い。
『23番 鈴木杏さん。』
いつの間にか、23番まで来ていたそうだ。
美希は30番。最後から二番目である。そして、最後であり、美希の次の奏者は如月絵美里であった。
「(なんの因果でこうなってしまったのよ!)」
美希は周りにばれない様に、一人で怒っていた。
自分が美希より上手ければ良いのだが、生憎必ず上手いと言える自信はない。
それに、下手な人の演奏後に上手い人が演奏すると、どうしてもいつもより上手く聞こえてしまう。美希はそれが怖かった。
そうこうしているうちに、29番の人が戻ってきてしまった。
心の準備もままならない中、美希はコンサートホールへと足を運んだ。
「大丈夫。あんなに練習したんだもん。沙羅ちゃんも見てくれるって言ってたし、きっと上手くいくはず。」
そう、自分に声をかけて顔をあげた。
すると、人の視線が嫌でも刺さった。今日のコンクールはそこそこ大きなコンクールなのだが、まさかここまで人がいるとは思わなかった。
しかも、VIP席も使用されており、美希はさらに緊張してしまった。
──この中で演奏するのは無理だ。
美希の脳内がそう警告している。
美希自身もそう感じた。足の感覚はなく、歩いていることが不思議なほど。
「(勝手に歩かないで!!)」
美希のその嘆きもむなしく、一礼をしたあと、背もたれのないピアノの椅子へと座った。
このグランドピアノは一番縦の長い──すなわち、一番音質が良いもの。おそらく数千万はするだろう、とても大きなピアノに美希は少し怖がった。
ピアノに怖がるだなんて情けないと思ったが、無機質にも関わらず。重圧を感じるこのピアノには恐怖を感じることしかできない。
美希は深呼吸をしたあと、黒鍵──ミのフラットの部分に手を添え、弾き始めた。
曲はリスト・フランツが練習曲としてピアノ用に採譜した「ラ・カンパネッラ」リストがモテたい為だけに作ったと言われるこの曲は、右手の大移動によって生み出される音がとても魅力的である。
大移動があるということは、それなりにミスをしやすいということ。初めから一オクターブ以上の移動をする。しかも、フラットが大量に使用されているこの曲は、少しのミスによって不協になってしまう。
沙羅はこの曲はそれほど難易度は高くないが、ミスのしやすい──審査に影響が出やすいことを知っていた。
そのため、一通り弾けるようになったあとミスをしやすい箇所を重点的に練習したのである。
その練習のおかげか、ミスはあまりしなかった。
重点的に練習したところはノーミスだったし、ミスしたところもちょっとしたミスであった。
しかし、ミスをしたことには変わりがない。このミスが後にどう響くか全く検討もつかない。
「(ミスしちゃった……。でも、難しいところは間違えなかった!)」
美希は素直に喜んだ。
教室の先生の指導は全くあてにならなかった。あのままだったら、本当に赤っ恥をかくところだった。これもそれも全て、沙羅のおかげだ。
無事弾き終わり、一礼をする。
舞台袖には黄色の派手なドレスを着た絵美里が待機しており、美希は反射的に目をそらした。
すれ違った瞬間、耳元を何か囁かれた。
「──」
美希は、それに驚いたが返事をすることなく急いで戻っていった。返事をしたら、絵美里の逆鱗に触れる──そう直感したのである。
耳元で囁かれた言葉、それは──
「調子に乗るなよ。ブスが、か。……これは酷い。」
絵美里の化けの皮が剥がれた瞬間。
恐らく、想像以上に上達していた美希に焦りを感じたのであろう。思ったことを口にしてしまったわけだ。
絵美里はホールで一礼をし、椅子に座った。
彼女が弾いている曲は「革命のエチュード」これもまた、難易度はあまり高くないが、ミスをしやすい箇所がたくさんある。
この曲の特徴的な部分は、左手の高速移動である。弾きにくい左手──しかも高速移動となるとこれまた大変だ。
実際、絵美里は何ヵ所かミスをしているし、美希も間違える自信のある曲だ。
何故その曲を選んだのか……。そもそも絵美里を依怙贔屓しているあの先生は、美希に希望曲を聞かずに、勝手に選んだ。絵美里には選ばせたというのに……。れっきとした差別である。
恐らく、お手本がかっこいいと感じたのだろう。そして、自分が弾ければ優越感に浸れると思いながら選曲していたんだなと思う。
馬鹿なのか、形から入るタイプなのか……。
答えは後者だ。絵美里は理想が高い。それ故に、曲を弾ける前提で話を進めてしまう傾向がある。
その騒動に何度巻き込まれたか……。先生は絵美里を正当化させて、自分を悪者にしている。課題曲が弾けなかったときも、「佐藤さんが絵美里さんを誘惑して陥れた」と意味不明な言いがかりをつけてきた。
火に油を注がぬよう、美希は素直に謝った。謝ったのは良いのだが、その横で絵美里が笑みを見せていたのは本当に腹が立った。そもそも自己責任であるのに、自分に責任転嫁させておくだなんて、なんて悪質なんだ!と思ったことか。
絵美里は
音の強弱は不自然だし、指番号も間違っているように思える。美希は沙羅に言われたことを思い出しながら、絵美里の演奏を見ていた。
『元からの才能に対抗するには、そのぶん努力すれば良いだけなんだよ。私だって才能なんかないし、ここまで弾けるようになったのも努力しているからだよ。』
あのとき、美希は「才能もあるだろ……」と思っていた。
沙羅の演奏は完璧だった。どこも欠点のない、それも大昔にいた天才音楽家のような美しい演奏。神様は彼女にどこまで贔屓するのだろう。沙羅は間違えることなく、「ラ・カンパネッラ」を弾いていた。
その後、美希は彼女を手本として家でたくさん練習した。絵美里に対抗出来るくらいの技量は欲しい。その思いで、ここまでこれたのである。
我ながら負けず嫌いだなと思った。
絵美里の演奏も終わり、審査の時間へ入る。
その時間は特にやることもなく、トイレや休憩をするだけだったのだが……。
美希はこの時間になるとだいたい寝る。
疲労のせいか、緊張のせいかわからないがぷつんと糸が切れ、眠りに落ちてしまうのだ。
テーブルの隅っこに身を縮ませて寝る。
人間は丸まると安心できると言うが、まさにその通りだと思う。
美希はそのまま、夢の世界へと旅立っていった。
***
如月絵美里は焦っていた。
まさか、佐藤美希がここまで上達していたとは思ってもいなかったのだ。
自他共に認める才能。それはピアノだけには留まらず、勉強、運動などの幅広い分野で才能が発揮された。
だが、所詮は学校の中でのトップクラス。
市や県──全国クラスとなると、絵美里みたいな者は何百万もいる。
──井の中の蛙ということである。
絵美里はそんなこと気づくわけなかったし、他の人も気づかなかった。よって、このような性格になってしまったわけである。
第一、人間は美しい者に惹かれやすい。
10人見たら7人程が美しいと答える、割と綺麗な顔。日々の手入れは欠かせなく、夜も早く寝ているらしい。
絵美里自身は、自分に惚れない者はいないと本気で思い込んでいたらしい。実際、勝ち気で傲慢、自己中心的な彼女のことを好む生徒は少なかったが。
佐藤美希は自身ではわからないだろうが、中々の美人である。
絵美里も彼女の第一印象は清楚。見た目だけではなく、日頃の行いも良く、先生からよく誉められ、多少の変化にもすぐ気づける善人だった。
それに絵美里は気にくわなかったらしい。
たまたまピアノ教室が一緒だったため、苛めるのは簡単だった。まず、先生を手懐け、美希を一方的に非難する。学校では取り巻きを作り、嫌味を言う。
誰も止めるものはいなかったし、皆見て見ぬふりをしてきた。
そんな落ちこぼれの美希が、コンクールで大活躍をしているではないか。実際、美希の演奏は息を呑むほど美しく、優雅だった。
絵美里は驚嘆した。なぜ、出来損ないの彼女がこんなにも上手くなっているのか。
「(あのクソ先生は指導するの下手くそだったし、ママも怒ってた。ママは私に可愛いドレス買ってくれたし、クソ先より全然良かった。あーあ、ママに教えてもらえれば良かったなー)」
絵美里はトイレの鏡で自分自身を見つめていた。
「(こんな可愛くてスタイルのいい子、私以外にいなくていいじゃない!よりによってあの落ちこぼれが……!)」
絵美里は一息吐くと、会場へと戻ろうとし、
だが、トイレの入り口の付近でぶつかってしまったことにより、絵美里の気分は更に下がることになる。
「すみません、大丈夫ですか?」
一般的な女性より少し高く、甘い声。
絵美里が顔を上げると、見たことのないくらいの美しい少女がいた。
身長は自分より少し小さい。それによって庇護欲をそそるような上目遣いが見え、一瞬狼狽える。
カスタード色の波立つ髪をひとつ縛りにし、いつもよりも涼やかな姿をした少女は、友利沙羅であった。
シンプルだが、質の良い高級そうな服。アクセントにしたつもりであろう、左手に付けている腕時計のせいで、より一層お金持ち感を出してしまっている。
絵美里は彼女がVIP席にいた人だと判断した。それと同時に激しく嫉妬した。
「(なんであんたが、私よりいい思いをしているのよ!!あぁ、本当に憎たらしい!私だって、お金持ちになりたかったし、もっと可愛くなりたかったのに!!)」
「あの……」
絵美里はハッとした。
ここに留まり続けるのは良くない。絵美里は謝りもせずに逃げていくように、この場から去っていった。
「……演技ほんとに疲れるわー」
相変わらず、呑気な沙羅である。
***
審査が終了した。
コンクールには31名が出場している。そこから5人が優秀賞、1人が最優秀賞に選ばれる。また、VIPの方が、一人だけ選ぶ特別賞たるものも存在し、賞を取れる人は5、6人。
今のところ三人が優秀賞を取っており、残り二人、どちらかに入って欲しいところでもある。
『30番 佐藤美希さん。』
呼ばれた。
嘘じゃない。夢でもない。拍手がよく聞こえる。私、本当に優秀賞を取ったの?本当に?
アナウンスは次の人を呼び、観客が義務的な拍手をする。結局、絵美里は優秀賞に選ばれなかった。
「(もしかして、最優秀賞?ヤバい!不安になってきた。)」
『最優秀賞の発表です……』
美希はぎゅっと手を握る。
もしここで絵美里が選ばれたら、また何か言われるのではないか……。
失礼だが、絵美里には最優秀賞になって欲しくない。
『最優秀賞は、18番 安藤芽衣』
絵美里ではなかった。
二つ上の高校三年生の先輩。ショパンの曲を弾いていて、とても綺麗だった気がする。
とにかく、絵美里ではなく良かった。……それでは、私は絵美里より上手かったと言うことか?
努力の大切さを知った瞬間であった。
『特別賞の発表です』
そうだ、まだ特別賞があった。
特別賞は優秀賞や最優秀賞の人が選ばれやすい。だって、VIPさんが上手いと感じた人に賞をあげることだから。
VIPって誰なんだろう?花束を贈呈すると聞いたから、顔はみれるはずなのだが……。
『特別賞 30番 佐藤美希』
「は?」
思わず声を出してしまった。
ごほんごほん。私だよね?えぇー……。名の知れぬVIPから花束を贈呈とか気まずすぎる……。
『VIPから、花束の贈呈です。』
そう言ったあとに表れたのは……
「沙羅ちゃん……?」
「特別賞受賞、おめでとうございます♪」
「ありがとう……ございます」
VIPって沙羅ちゃんだったのかー!
道理で観客席で注目されないわけだ!こんな美少女がいたらピアノどころじゃなくなるからね!しかも、確信犯のような笑み……。詳しくは聞かないでおこう……。
こうして、ピアノコンクールは閉幕した。
私は、優秀賞と特別賞をもらい、親からめちゃくちゃ褒められた。それはもう、人生で初めてこんなに褒められたかも!というくらい。
その時発していた、絵美里の視線が痛かった。
なんかすごい睨んできたし。と思ったら、こっちに進んできた。
生憎、家族とは離れたばかりだ。つまり、一対一。
「……なんであんたが…」
「はい?」
「なんであんたが優秀賞を貰ってるのよ!!それは本来私が貰う筈だったのよ!返しなさい!!」
「嫌!なんで渡さなきゃいけないのよ!」
「あんた、VIPのコネ使って優秀賞をもらったんでしょ?ずるいじゃない。そのせいで私が優秀賞取れなかったのよ!!この泥棒猫!」
「だ、誰か!」
「うるさいわね!このブス!!」
その後はもう大変だった。
絵美里の被害妄想に、彼女の母親、先生が加担し、私が一方的に攻められた。
トロフィーは死守したが、衣装はボロボロだし、髪もグシャグシャだ。
誰か助けて!!
そう叫ぼうとした瞬間、
「愉快だね。こんな大声で言ってたら、周りに聞こえちゃうよ♪ほら、見てみな。」
「沙羅ちゃん……!」
沙羅が現れた。
都合が良すぎて、一瞬狙って行くの待ってたのか?と思ったが、今はそれどころじゃない。
「おーい、君たち。周り見てみなって。」
美希たちはハッとして周囲を見渡す。
そこには、私ではなく彼女たちに向けられた冷たい目線。スマホで撮って記録を残すもの、管理委員に連絡する者、多種多様である。
悪女トリオは事の重大さに気づいたのか、私から手を離して、後退りした。
「あー、このことは上に言っておくから。VIPの贔屓を受けたって言ってたけど、ちゃんと公平に審査したつもりなんですけど。言いがかりはやめてもらいません?あと、先生。貴女解雇ね。」
「貴女になんの権利があってそんなこと……!」
「じゃあ、メール見てみな。」
先生の顔が蒼白になる。
解雇のメールが届いたのであろう。不覚にもざまぁと思ってしまう。
如月親子は目で助けを訴えているが、助けません。自業自得です。
「貴女たち、少し良いですかね?」
偉そうなおじさんが、私たちに声をかけた。これは、言い逃れ出来ないぞー
「美希ちゃんは帰っていいよ。事情聴取は、こいつらでやるから。」
「わ、わかった。」
こうして、波乱のピアノコンクールは今度こそ、幕を閉じたのであった。
***
「如月絵美里は自宅謹慎だけで済んだんだ。」
「まぁでも、学校でもいろいろやらかしたみたいだし、表向きは謹慎なんだよ。」
「うわ……」
あれから如月親子の聴取が終わり、学校側も他所で大事にした生徒を受け入れることは出来ず、自宅謹慎の処分を言い渡した。
もちろん、あの二人は反抗したが理事長の決定打によって決まってしまった。
ピアノ教室の先生も他の生徒に差別や贔屓をしていたことがばれ、正式に解雇となった。
何故、私に解雇する権利があったかって?知らん知らん。
一方、佐藤美希は如月絵美里からの嫌がらせはなくなり、平穏に過ごしているらしい。
合唱コンクールの伴奏者に選ばれたとかないとか。
──保健室登校の友利さんは、今日も元気である。
保健室登校の友利さんとの戯れ あいすてぃー* @yurikawa-yuri
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