オマケ

あとがき

名前

・桐谷トオル(きりたにとおる)

見た目

・白髪

・グレーの瞳

・中性的

・身長・155センチくらい

・華奢

設定

・性別が謎。真実を知るのは本人のみ。

・身のこなしが軽やかで、二階からは軽くジャンプして飛び降りれる。

・怪盗

台詞

「こーんにーちはー!怪盗・桐谷トオルのお出ましですよー!」

「あっはは!こんなやっすい罠に引っかかると思ったんですか?君たちとは違うんですよーだ!」

「私が怪盗になった理由?いいですけど……。ちょっと恥ずかしいな」

――


 こんばんは。

 本作、『怪盗王子と深窓のお姫さま』をご覧いただき、まことにありがとうございます。

 月輪あかりと申します。


 このたびは少し、多少なりとこの作品について語らせて頂ければなと思うのですが、本作のネタバレも含みますのでぜひ読了後の小休止にお読みください。



 今回、はりつき交換創作所第一弾の企画として始まったのはキャラ交換でした。

 名前。見た目。それから三つの設定。三つの台詞例。

 それだけを決めたキャラクターを、私は針間先生に。そして針間先生は私に提出し、そのキャラクターを主軸とした物語を作るという企画。

 頂いたキャラはまさかの怪盗。

 私が一度も触れることなかったし、主人公に据えることなんてなかっただろうなと今でも思う、私にとってはとても革新的なキャラクターでした。

 台詞例の快活そうでありながら、少し憎らしい小悪魔っぽさを感じた私は、思いついたままにプロローグを描き、怪盗・桐谷トオルの独壇場を楽しく描かせて貰った覚えがあります。

 楽しかった。

 現代日本を舞台とし、日本人名を名乗る怪盗・桐谷トオル。

 彼のプロローグでの、そのエンターテインメントのような立ち回りが本当に面白くて、彼にはありきたりにも思えるような怪盗の姿をイメージしてもらうように心がけました。

 仮面にマント、どこか貴公子のような印象があれば幸いですが。

 白髪。グレーの瞳はどう作品に落とし込むことができるのか。

 台詞例にあるような、「怪盗になった理由」を語るシーンがあるときに、彼の過去にはなにがあるのか。

 異能力という設定は、身のこなしが軽やかであるという文言から導き出され、いずれ主題になったものでした。

 そして彼の師匠の存在は、怪盗になった理由として。そして異能力をテーマとした時に、未知の存在である異能力を、まだまだ未熟なトオルに説けるような理解者として。

 その結果、針間先生にこの作品を読んでもらえた時には師匠を大好きになって頂けて本当に嬉しかったと思います。師匠ぼっちだけど針間さんがいるよ。


 そしてキャシー。彼女の物語は、いったいこれからどうなっていくんでしょうか? 彼女と共にある時のトオルは、男の子のような優しさを持ち、師匠と共にある時のトオルは、女の子のような愛らしさがあるように見えていれば幸いです。


 最後に。

 この物語を最後まで読んでくれた貴方へ。この物語のこれからを想像してくれる君へ。

 そして、半月近くの提出遅れを許してくれたゴッド針間さんへ。

 この場を借りて、最大級の感謝でこの後書きを締めたいと思います。


 ありがとうございました!



 はりつき交換創作所第一弾企画・キャラ交換

 月輪あかり 2020.9.29

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

怪盗王子と深窓のお姫さま はりつき交換創作所 @haritsuki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ