ぐちゃぐちゃ
わんつーすりぇふあぉ
面倒くさいったらありゃしない
そんなこと言わないで
思いもしないで
態度でも示さないで
気付きたくないからね
いいところだけ見ていたい
幸せだったと心から笑いたい
アパートの屋上から
伸びた影が明日には真っ赤になる
ゆっくり立ち上って
自分の死体を見つめる空虚になる
娯楽として食い潰されて行く
いつか死ぬと確信している
酒もタバコも主食にならないのなら
黙って脳髄がおかしくなって行く
孤独も蠱毒も変わらない
むしろ1人じゃないだけマシじゃねぇか
吐き捨てた四畳半
何もかも感じなければ
今すぐにだって幸せになれるのに
手元のスマホが狂ったような音を立てる
十数年も使っているこれは
もうそろそろ底が見えてきている
一回タップでガラクタが回り
液晶が光り
ザラザラの音が鳴る
壊れたら捨てられ、土にも帰れない
それを理解し、人知れず恐れている
きっと、今この瞬間も…
…あ。
脳内会議 無理 @muri030
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。脳内会議の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
Aの部下なので死亡フラグを壊したい。/無理
★8 二次創作:文豪ストレイドッ… 連載中 2話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます