頭の中でブチッと何か音がしたんだけど?
桜庭みゆき
第1話
ブチッ
今まで熱中してたことなのに
生きがい
ずっと大事なもの
楽しみで幸せだと感じてたこと
なのに
したんだよ
音が
頭ん中でさあ
そんな経験ない?
たまにあるよね?
まあ、なくても話を聞いていってね
昨日までめっちゃ熱中してたことがあって
まあ、人を応援してたわけだけど
応援してても、いろいろ思うことはあるよね?
多分、いろいろ我慢してることもあったんだと思うけど
それでもずっと応援したいと思ってきたんだよね
毎日のように応援してる時間は、2時間から4時間
あっという間に時間が過ぎてたのに
なんでもないちょっとした事で
ブチッ
来ちゃいましたあ
そこからは、わたしは無の状態
何も楽しくなくて
魅力も感じなくて
しかも
ブチッ
の後に
今まで以上にわたしへ向けての言葉や、いろいろ貰ったのに、わたしは何も反応出来なくて
なにこのタイミングの悪さ
「みゆきさん?聴いてる?みゆきさんへの〇〇だからね」
ああああああああぁぁぁ
別にね
何も怒ってはいないのに
ブチッ
のせいなのよ
全ては
人は色んなことに夢中になるけど
何故?
それは自分のためなのかな
自分の満足のため?
その人を全力で応援してるのは
自分の勝手な感情なのか
ブチッ
が来てしまえば
我に返り
何をやってたんだ?
となるのかも
何かそういう経験あれば
教えてね
久しぶりの桜庭の
エッセイだったね
またね
頭の中でブチッと何か音がしたんだけど? 桜庭みゆき @Koorihime
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
らぢおはいしんにっき/桜庭みゆき
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 2話
人間の醜い心の中/桜庭みゆき
★13 エッセイ・ノンフィクション 連載中 3話
優しさと厳しさ/桜庭みゆき
★23 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます