星降る大河

 たくさんの

 文字を

 つらねて


 数多あまた

 ものがたりを作り

 語らおう


 いっぱいの

 星集まる

 銀河


 人が

 紡ぐ

 言葉が

 輝いている


 埋もれたものがたりの星々が

 誰かに

 見つけてもらいたくて

 寂しそうに

 発光してる


 いちだんと

 輝き増した

 一等星


 他の追随を

 許さないぐらいの

 眩しさ


 だけど、


 銀河には

 無数の星の

 なかから

 生まれたばかりや

 年老いたものも

 きっと

 惹かれる

 人間がいる


 あなたの

 ものがたりを

 聴かせて


 その星が

 やがて

 どこにもない

 一つだけだと知る


 同じものなんて

 ないって


 誰かが愛する

 だれも知らない

 輝き


 星の大河に

 また

 生まれ

 数多降る星々


 掬った

 いくつかが

 わたしの

 胸に

 刺さり

 とどまり

 いつまでも


 光り

 輝いてる


 星降る大河に

 夜もすがら


 やがて

 迷いの霧を

 晴らすぐらいの

 光となるのでしょう




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

詩集 檸檬🍋ドロップス 天雪桃那花(あまゆきもなか) @MOMOMOCHIHARE

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ