義経の戦い振りは、当時の武士の美意識から遠く外れていたんでしょうね。
だから梶原景時が義経を嫌うのも分からないでもないです。
とは言え、この景時も結構な嫌われ役ですが。
息子の景季は、箙に梅の枝を挿して戦ったというので、能の題材にもなってるのに、親子で扱いが違いすぎますよね。(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「宇治川」や「一の谷」で華々しく戦う息子のイメージに負けず、お父さんの方も石橋山の戦いで敗れ隠れていた頼朝の命を救ったことを考えれば日本の歴史に計り知れない影響を与えた人のはずなんですが、その後しつこいくらい義経を追い詰めていた印象がどうしても先行しますよね。
平泉で毎年5月3日に開催されている「春の藤原まつり・義経東下り」の前半「義経出迎え行列」でも、「梶原景時の讒言により鎌倉を追われた義経は~」と先導車のスピーカーから名指しの解説放送が流されるくらい義経贔屓の方々から嫌われている景時ですが、そんな義経大好き平泉町出身の高衡が景時に救われて一族滅亡後も10年以上鎌倉幕府の中で生き永らえたというのも現代から見るとある意味皮肉というか面白いですよね。
藤原まつり、今年は中止になってしまい残念です泣(←祭り好き)。
判官びいきの物語しか読んだことがなく、新しい目線で興味深いです。
お返事、いつでも、なくても大丈夫ですよー。
お仕事、お身体に気をつけて頑張って下さいね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本作の系列では、皆鶴を騙して奪い去った妖書「鞍馬六韜」に惑わされた義経が邪道に陥った路線で話を進めておりますが、この設定を他の作品に活かせないものかと思案を巡らせる今日この頃です"(-""-)"
※「鞍馬六韜」は香竹が勝手に考えた書物&設定なので手前味噌ながら小庭先生はじめ諸書士方々にご活用いただければ(゚∀゚)ノ
お気遣いありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ございません_(._.)_