応援コメント

後書きと補足と参考文献(改め)」への応援コメント

  • 完結、おめでとうございました。

    皆鶴姫を始め、歴史の中で健気で咲く花のような女性たちを知る機会になり、とてもありがたい物語でした。

    日本史に疎い私には、新しい源義経像がとても印象に残りました。

    皆鶴姫伝説、たしかにそのままだと悲しすぎましたね。
    香竹先生の手で、彼女が救われた事が嬉しく思います。

    クスっと笑えたり、泣けたり、切なかったり、読み応えのある歴史作品をありがとうございました。

    また、先生の作品にお邪魔させていただきますね。

  • 読了いたしました!
    完結おめでとうございます。

    「あっ、皆鶴姫だ。」
    と何気なく読み始めましたが、平泉の美しさとそこに住む人々の活き活きとした様子に心惹かれて読み進み、皆鶴姫の最期をひたすら切ない気持ちで迎えました。

    からの第2部!

    骨太で重厚な大河ドラマの様な展開で、格好良かったです。
    日本史の資料集の片隅に、こちゃこちゃっと名前だけ載っている様な「戦」の一つ一つに、武将達の想い命が賭けられていたんだよなぁ…と胸が熱くなるシーンが沢山ありました。
    そして、高衡サイドからの皆鶴姫の最期。
    私はこれがあって良かったです。
    大切に思ってくれる人の腕の中でなら…。

    全編楽しかったです。
    読み終わってしまいちょっとさみしい位。
    良い時間をありがとうございました!

    作者からの返信

     最後までお読みいただきありがとうございました。


     皆鶴姫の伝説について執筆するにあたり、一関市(室根町)出身の知人や仕事関係の方々に取材してみたのですが、意外と誰一人聞いたこともないという結果で地元でも知る人ぞ知る伝説のようです(最初に香竹に教えてくれた知人も実は隣県気仙沼市在住の人)。本作を掲載し幸運にもご当地に皆鶴姫の謂れを持つ碧月先生に目に留めて頂いたというのも縁があってのことと嬉しく思います。

     こちらこそとても楽しい時間をありがとうございました。ここまで長い小説且つリアルタイムで読者の方々からご感想を頂けるネット小説形式での掲載も初めてだったので、完結を迎えた心境としては碧月先生はじめ読んで頂いた方々と一緒にちょっと長い歴史巡りの旅行に行き、今自宅に帰って鞄を肩から降ろしたような一抹の寂しさを感じる思いです。とても名残惜しいです。もしよろしければ他日の機会に再び拙作を目に留めて頂ければ幸いに存じます(普段はとても後味の悪い小説ばかり書いているような者ですが)。できれば当分人が死んだり殺し合ったりする小説は控えたいです(笑)

     頂いたコメントを読ませて頂き、拙いながらも香竹の書いた皆鶴姫伝説異聞を気に入って頂いたことが只々嬉しくて涙が出そうになりました。

     碧月先生の連載作品の続きも楽しみにしております。