私がSF作品に触れるようになったのはカクヨムに出入りするようになった、ここ1、2年のことです。それまではほとんどSFというものを知りませんでした。
ですが、SFというジャンルには、想像をかき立て、膨らませ、『こんなすごいことができるなんて思いもしなかった!』『夢があるな! 現実にこんなことが起こったらすごいだろうな!』という驚きを与えてくれる力があると思います。
今作にも、ワームホール・ポータルや空間歪曲機能、数々の高性能武器など、魅力的なSF要素が山ほど出てきます。
中でもヘンチマンと調停者の二人が印象に残りました。
誰にでも、思いもよらない過去があるものなのですね……。
ニシン蕎麦好きの人に悪い人はいません。
銀河を救うヘンチマンの物語、楽しませていただきました。