東アフリカ戦線
1975年12月11日 エチオピア 国境付近
エチオピアとソマリア・ナイル連邦は自由連合の宣戦布告に便乗して侵攻してきた東バントゥー連邦軍への対処にあったていた。
「敵部隊!こちらに侵攻してきます!」
「迎え撃て!何としてでもこの防衛ラインは突破されるな!」
結果としては、迎撃に成功。僅か4キロ後退しただけであった。また、このころになると、主力部隊が前線に到着し始め、東バントゥー連邦は苦しめられた。だが、エチオピア側も奇襲により多くの物資を喪失。また、ソマリアも東バントゥー連邦との海戦で海軍が壊滅し、制海権を喪失。海岸部は敵上陸の危機に晒された。一方、一番被害の少なかったナイルは敵本国への侵攻作戦を考えていた。
1975年12月29日 ナイル連邦 司令部
「これより、東バントゥー連邦本国への侵攻作戦を発表する。画面を見ていただきたい。」
「まず、前線を無理矢理こじ開け敵後方に浸透する。浸透したら、敵前線を包囲殲滅する。」
「殲滅後は全軍をカンパラ攻略に向ける。カンパラ占領後はケニアへ進軍する。あちら側の敵前線も包囲するからだ。」
「それも終えたら後は敵本国を蹂躙するだけだ。開始は1975年が終焉を迎えるのと同時だ。」
1976年1月1日 東バントゥー連邦軍対ナイル連邦司令部
「敵部隊、前線部隊への突撃を開始。」
「落ち着け。我々は6万もいる。そうそう突破はされないだろう。」
「そ、それが…敵は中央部を執拗に攻撃!中央部は崩壊寸前です!」
「何だと!直ぐに増援w」
「報告します!敵部隊が中央を突破!後方に浸透してきています!」
「…前線部隊に伝えろ。総員撤退せよと。」
ナイル連邦軍前線司令部
「敵中央を突破。」
「そうか。では、これより浸透作戦を行う。敵を1人も逃がすな。」
ナイル軍は大量の爆撃機と共に陸軍を侵攻させた。最左翼と最右翼の敵軍には逃げられてしまったものの、それでも5万人を包囲した。包囲された部隊は降伏。その後、ナイル軍はカンパラに到達。激しい攻防戦の末、これを奪取。カンパラ占領後は全軍が東に向かい、ケニアへ侵攻。2月17日にナイロビを占領。そして、29日に海岸部に到達。エチオピアとソマリア方面の敵部隊を完全に包囲。包囲された部隊は3月12日に殲滅完了。そのあとは塗り絵をするように単調であった。そして、3月22日、首都ムワンザが陥落。その後、首都移転先のザンジバルも4月11日に陥落。抵抗する力を失った東バントゥー連邦は4月14日に降伏。これにより、モザンビークは全戦力を南に集中できるようになり、5月11日にプレトリアを占領。16日にケープタウンが陥落し、南アフリカも降伏した。
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