七、陰が薄い月読命
【天照大御神の弟だけど、陰が薄い!? 夜を司る神様】
アマテラスとスサノオは神話も多く、とても目立った存在ですが、その真ん中に生まれた
ページの都合からか、ツキヨミの神話は古事記から、はしょられています(涙)。
ツキヨミは誕生してすぐに、父のイザナギから夜の世界を治めろと言われ、素直に従いました。
太陽の化身であり、昼の世界を任された天照大御神とは、対照的な立場といえますね。
さて、古事記に書いてある月読命のエピソードはここまで、これ以降の活躍はありません。
ここからは日本書紀からの出典になります。
アマテラスとツキヨミは、最初は仲が良く、世界は昼と夜が混ざりあった状態でした。
しかしある日、食べ物を司る
ツキヨミは「汚い物を食べさせるな!」って言って怒り、保食神を斬り殺してしまいました。
この一件を知ったアマテラスは「なにも殺す事はないじゃない! ツキヨミの邪神!」と激怒し、二神は喧嘩して、昼と夜が分かれたと言われています。
さて、殺されてしまった保食神ですが、その亡骸から蚕や稲などの穀物が生まれ、全国に広がりました。
この事からツキヨミは五穀豊穣を司る神様と言われています。
うーん、やっぱりツキヨミは、記述が少ないので書くことがあまりありません……
ツキヨミの神話はこちらで楽しく書いてるので是非読んでください↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891983864/episodes/1177354054893118516
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