もしも二人でデートして 7月5-2.loveとIikeの間に

水着を買い揃えたボクらは再び手を繋いでモール内を散策した。


普通のデートだが問題はない。

彼女は嬉しそうだし。


それよりまだ手には弾力が残っていた。


あのボリュームだからな。


バッ言うなって!

「どした?忘れらんないか?」

当てられてドキリだな。


うるさいよ。

「ごはんどーしよっか?」

別に何もなかったみたいに晩ごはんの話を始める彼女。

しかも腕は、腕は!


どうした?しっかり説明しろ?

腕はどうした?


ぐッ


腕は柔らかい感触に包まれていた。


その表現は却ってやらしくないか?

やはり好きなのだな?

そうしたことが。

あ、や、そんにゃ、、

「もぅ、ウチ帰ってする?」

いや、そこまでは、、


ハッキリしろよ?


ステレオで言うな!

大体ボクは何のことだか、、


「まだ言うか?」


くにゃん



何でボクが誘惑されてるんだ!


何度も言わせるな。

彼女はお前のことが、、

「おぃどうした?」

「余計なこと言いそうだったから黙らせといた」


ニッ


もうダメだ。

誰か、、っていないのか。


いないワケではない。

しかし、少し動きが霞む。

あとは頼んだ。


他人の意識に干渉できるって彼女何なの!?

「大丈夫?」

「可愛い」


ボッ


何か燃えた?

「うぅん?萌えた」

あぁそっち。じゃない!ボクの何に?

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ハート→レス 両片想いその果てに、、 アキヅキ @aki-2ki

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