「消える発想」

アパートの一室。僕は絶望していた。


 小説のアイデアが全く出ないのだ。半年後に始まる公募。


 そのアイデアが浮かばない。


 普段,発想が出る飲酒、散歩、睡眠もアイデアが出る事をとことんやった。


 しかし、全く出ない。脳みその丸ごと取り除かれてたような気分だ。


「くそ」 

 小さな部屋に僕の嘆きが流れる。


「あっ、この状況、アイデアだ」

 僕は再び、ペンを取った。


 

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