「1ヶ月後に待つ先人達へ」
あなた達が愛おしい。それでいて憎たらしい。私達はほぼ一生をかけて,あなた達に時間を捧げる。私達、人間の世界で最も力を持っているのは貴方達。
この世界の衣食住も娯楽もあなた達に支配される。貴方達は凄い力を持っている。人を幸福にもできるし、同時に不幸にもできる。
でもあなた達も不幸だ。力はあるのに自分でその力を行使することは出来ないのだ。あなた達がいれば、子孫が繁栄。あなた達がいなければ衰退。それがこの世界の理になりつつある。
多くの人があなた達を求めて、あなた達のために死んでいくこともある。そんな時も表情一つ変えない。冷酷無比とはこのことだろう。
そんな戯言を吐いている私自身も結局、あなた達のために今日も勤勉に働くのだ。
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