第2話 ただの幼なじみでしょ?
○○○とは年齢も同じ、誕生日も14日違いで名前も漢字一文字違い(読み方は違ったけど)
私は当時彼をあだ名で読んでいた。
特別思い出す記憶に特別なものなんてない。
ただ思い出すのはありふれた日常の延長線の出来事---
でも、あれは○○○の事が好きだったからかなと思う出来事が一つある。
---小学2年生の時、女の子2人が近所に引っ越してきた。
姉の方は明るく人懐っこい、妹の方は控えめ。
真逆な双子姉妹だった。
同い年で家が近かった事もあり、よく遊んだ。
特に私と性格の似ている妹と良く遊んだ記憶がある。
ある日、○○○と○○○の妹、私と3人で私の家の前で遊んでいると双子姉妹がやってきた。
自然に皆で遊んだが、双子の姉の方は○○○に好意を抱いているようだと幼ながらに感じていた。
実はそれ以前の行動にもそう感じ取れる場面を度々目撃していたから...
明るく積極的な姉に対し満更でもなさそうな○○○...
私はその時2人の姿を見ると胸が苦しくなっていたのを今でも鮮明に覚えている...
当時はこれが嫉妬だったなんて知る由もなく、ただ出来るだけ視界に入れないようにしていたと思う。
今思えばこれが私の初恋の始まり...
恋に気づいた日 @himimimi
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