幽閉された元皇帝が住む黄金の鳥籠に押し込められた皇帝の妾との恋物語

元皇帝が幽閉されている黄金の鳥籠に、人攫いに遭い4年の妃教育を経て入宮した初日、田舎の知己の陰謀で押し込まれたヒロインが、初見で元皇帝から暗殺の疑いを掛けられ、暗器所持確認の為、秘部にまで検められる屈辱にあいながらも、お互いに惹かれ合うも、元皇帝の思惑の為別れざる前夜、2人は初めて1つに交わる事となった。別れている間も、思い続ける一途さに感動しました。
舞台設定が鳥籠と言われる後宮ではなく、皇帝以外の皇位継承を持つ皇子を隔離する、別名、黄金の鳥籠に、一介の妾と元皇帝との波瀾万丈物語に、興味が湧き、性描写も事細かく、読んでいて飽きが来ないことが嬉しかったです。
強いて申せば、ヒロインに意地悪な元側室への、ざまぁがなかった事が残念です。

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鳥籠遊戯