そういう酷い名前の付け方……そういえば卑弥呼も、本当は「姫子」で、いい名前のところを、(大陸から見ると)外国の島国なんで、こういう名前で記録したと言われていたような。
名前が霊的な何かを持っていると信じられている時代だからこそ、こういう風になったのでは、と中学時代の歴史の先生が言っていたような。
……とすると、マルの真名にも、何かしらあるんでしょうね。
単に妖人を下に見ているだけかもしれませんが。
それはさておき、ヒサリ先生にマル→シャールーンの好意が見えていて、先生への好意があるマル的には「先生そりゃないよ」と言いたくなるのでは(笑)
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
卑弥呼の名前、そういう説があるんですね!
知りませんでした。私はなんっなく、こんな名前の方がパワーが宿ってそうだからかな……と思ってました!
(侍で悪がつく名前の人がいたような……)
マルのヒサリ先生への好意は、ヒサリ先生も感じているもののシャットアウトしているような所がありますね。ヒサリ先生は「師弟たるもの、けじめが大切!」と考えていますから。
ヒサリ先生の、皆が何を読みたがるのかをあらかじめ予想して本を用意する気遣いが素晴らしいですね。特にマルの性格と能力を見越しているところなんか、まさに優れた教師という感じです。
無口なシャールーンが読み書きを覚え、世界を広げてくれたらいいなと思っています。
作者からの返信
天上杏様、ありがとうございます!
そうです! ヒサリ先生は一人一人の性格や能力に配慮しながら教える優れた教師です。
昔、山田真知子コーチの言葉を何がで読んだのですが、「伊藤みどりは厳しく指導したけど浅田真央はほとんど怒らなかった」というような事を言っていて、「なるほど~、教えるって『こうあらねばならない』と画一的にするのではなく、一人一人の性格を考えて教える事が大事なんだな!」と目から鱗で、その事にも影響を受けていますね!
もしかして、いまヒサリ先生の生徒たちは11人揃っているのでは……?そしてサブタイトルの子、カッシが12人目かな……?(違っていたらすみません💦)
そして、ダビ~!マルにやさしくなってる~!
ヒサリ先生は、すぐマルがシャールーンを好きだと言うことに気付いたのですね!
それぞれの名前の持つ意味……。奴隷と妖人ではどちらが身分が上か下かという判断はむずかしい。奴隷の子たちの名前の持つ意味は、一見綺麗で美しく聞こえても、誰かの所有物という現実が、なんとも言えない気持ちになります……。好意を寄せられていても、シャールーン的には迷惑なのかなぁと。
作者からの返信
朝倉様、ありがとうございます!
なかなか登場しないんですが、仰る通りカッシが12人目です!
カッシは山岳少数民族という設定で、妖人や奴隷とはまた違った意味で差別される立場です。
ダビは結構キツい所があるけど、人の努力や才能を素直に認めるタイプですね!
シャールーンは、もともと高貴な生まれだったけど親の罪によって奴隷に落とされただけに、周りの好意を受け入れるどころじゃない……。でもその気持ちにもだんだん変化が生じます!