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2021年9月22日 06:09
豊かな国のような印象だったカサンにも、差別の影。人がいるところ、自分より下の存在がいないと不安だと言わんばかりに、常に人は下を作ろうとするところがありますが…。 今でこそ女性の人権が認められてはいますけども、ほんの一昔前までは、日本でも女の子は学校にいけないとか、仕事で役職がつかないなんて普通にありましたもんね…。 そんな中、ヒサリ先生に強い情熱を感じます。マイナスに見える環境にあっても物事の利点に目を向けられる視野の広さも。 携えた一冊の本が今後どのように物語に影響するのか楽しみです。
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!アジェンナ国の宗主国カサンは豊かで発展していてアジェンナの子ども達の憧れの的ですが、様々な矛盾もあり、そして女性の地位は低い……この辺りは戦前の日本のイメージに近いですね。多分かつては日本人の多くが発展途上国をなんとなく下に見ていて、でもその中でもそんな国々が好きで情熱を持って飛び込んで行った人もいる。そんな人のイメージをヒサリ先生に投影させてみました。
2021年6月24日 19:31
また遊びにきます
2021年6月24日 08:23
アン・シャーリーのような、旺盛な知識欲や、敎育への野心が伝わってくるようです。……まあ、恋人からすると、もう不安しかないというわけですが。ギルバート・ブライスのような、理解のある彼氏だといいんですけど^^;面白かったです。ではではノシ
四谷軒様、ありがとうございます!ヒサリは今、恋愛よりも自分のミッションに情熱が傾いています。そして子ども達との出会いによってますます……。恋人は、ずーっと後の方で登場しますが、かなりギクシャクしたものになってしまいます。
2021年3月6日 00:12
幼い頃、ヒサリの心を強くとらえた一冊の本ですか。ヒサリ先生が子供心に純粋に憧れたであろう情景を想像すると、読者の立場である僕まで心がわくわくさせられます。素敵なエピソードですね😊
憮然野郎様、ありがとうございます。教師と生徒の関係を一方的な物にするのではなく、ヒサリ先生も生徒のバックグラウンドに興味や憧れがある、というように風にしたいと思いました。
豊かな国のような印象だったカサンにも、差別の影。人がいるところ、自分より下の存在がいないと不安だと言わんばかりに、常に人は下を作ろうとするところがありますが…。
今でこそ女性の人権が認められてはいますけども、ほんの一昔前までは、日本でも女の子は学校にいけないとか、仕事で役職がつかないなんて普通にありましたもんね…。
そんな中、ヒサリ先生に強い情熱を感じます。マイナスに見える環境にあっても物事の利点に目を向けられる視野の広さも。
携えた一冊の本が今後どのように物語に影響するのか楽しみです。
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!
アジェンナ国の宗主国カサンは豊かで発展していてアジェンナの子ども達の憧れの的ですが、様々な矛盾もあり、そして女性の地位は低い……この辺りは戦前の日本のイメージに近いですね。
多分かつては日本人の多くが発展途上国をなんとなく下に見ていて、でもその中でもそんな国々が好きで情熱を持って飛び込んで行った人もいる。そんな人のイメージをヒサリ先生に投影させてみました。