空と海が繋がるとき
綿貫 シュウ
プロローグ
見渡す限りの青い青い海。魅せられているようにも、飲み込まれてしまいそうにも感じるこの青さ。
その青色が、僕は怖いと感じてしまう。
この青色の先に続くのは永遠の青で、そこに変化はないのだろうと考えてしまう。
その青さに怯えながら、グッと手のひらに力を込めて、空を見上げる。
あぁ…、ほらここにはこんなにも鮮やかな蒼色があるではないか。
ちっぽけな僕を見守り、包んでくれるかのこの蒼色。
それを見上げながら、今日も僕は涙を流す。
空と海が繋がるとき 綿貫 シュウ @l-macqueen
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